骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

池上駅を骨で聴く

2014-06-03 12:20:32 | 骨で聴く鉄道駅
東急池上線は多摩川線と共通の3両編成の電車で運行され、ワンマン運転で、五反田駅から蒲田駅間を走行しています。
五反田を出て最初は中原街道と、雪が谷大塚からは環八通りと並行している路線で、同じ東急の目黒線・多摩川線と近距離で平行している区間もあります。実際、池上線の千鳥町駅と多摩川線の下丸子駅は約500mほどしか離れていません。

そんな池上線は東急の路線の中では地味な存在といえますが、五反田・蒲田のターミナル駅を除いて沿線最大の乗降客数を誇る池上駅は一日平均乗降人員は33,862人という数字を出しています。しかし駅としてはローカルな雰囲気に満ちていて、相対式ホーム2面2線で、改札口から五反田方面ホームへ行くには構内踏切を経由するという構造です。

日蓮宗の本山である「池上本門寺」にちなんで付けられた駅らしく、池上本門寺お会式の際には自動販売機が移動され臨時改札が設けられるほどです。しかも大規模交通規制も行われるため、池上駅周辺が車両通行禁止になります。そのため路線バスも駅前には入れず、規制境界近くのバス停で折返し運行となるほどです。

     ⇒ 骨伝導巡礼(日蓮聖人・池上本門寺)

目の前には池上通りが走っています。
ただこの道路は、道路法第7条第1項によるものではなく、都知事が路線指定を行い、主要地方道以外のものとされる特例都道(道路法第89条)に相当します。でも実質的機能は一般都道と同じといっても良いかもしれません。正式名称は「東京都道421号東品川下丸子線」だそうです。全長はわずかに約6.4kmです。

メガトン級の雑踏が発生する池上本門寺お会式のときには、おそらく喧騒で携帯電話の通話もしにくい状態だと想像できます。そんなときには骨伝導ヘッドセットでハンズフリーで通話するのがベストです。

     ⇒ 最先端の骨伝導機器

米軍採用の特許技術を駆使した骨伝導製品でなければ、喧騒に性能が追いつかないかもしれません。
池上駅に降り立ち、そんなことを思いながら周囲を散策しました。


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