骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

下井草駅を骨で聴く

2015-12-17 12:24:34 | 骨で聴く鉄道駅
東京都新宿区から練馬区を経由して埼玉県新座市に至る主要地方道で、本天沼二丁目から東大泉田無線(通称:保谷街道)の交差点までの東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線は、旧早稲田通りといわれています。
住宅街を貫き、南北に走る環状八号線部分や、東西に走る新青梅街道を斜めに交差していく道路です。西武新宿線の踏切も斜めに横切るようになります。

その踏切のすぐ横にあるのが下井草駅です。
急行も準急も停車しない駅ですが、バス路線は比較的充実していて、JR中央線の荻窪駅、阿佐ヶ谷駅、西武池袋線の石神井公園駅などへ行けるようになっています。

この駅で特筆すべきことは、2007年2月3日より使用を開始している太陽光発電システムです。
東日本大震災以前に西武鉄道の駅で初めて設置されました。

駅名は地名からきていますが、この下井草は江戸時代の多摩郡下井草村になります。
現在でも井草の地名は下井草・上井草と別れていますが、江戸時代初期にすでに井草村が上井草・下井草に分かれることで成立したようです。ただ、江戸時代の下井草村は、現在の「下井草」の地名の範囲より広範な地域で、逆に現在の下井草1丁目は、江戸時代では天沼村の一部だったとのことです。

かなり落ち着いた印象の駅周辺で、新宿までの距離を考えれば居住する街として魅力があるように思えます。
ただ、南北が踏切で分断されている印象もあり、東京の私鉄路線らしい特徴もあります。特に駅のすぐ横の旧早稲田通りは、時間帯によっては不便なものです。

通過する電車も多いため、ここで完全に渋滞する要素があります。
もともとこの通りは主要道路にしては狭く、交通量もそれなりに多いですから、何とも残念な気がします。

この踏切で電車の通過する音をバックに携帯電話で通話してみます。
やはり騒音で通話相手の声がよく聞き取れません。
そこで登場するのが骨伝導ヘッドセットです。

しかし、今回はあえて骨伝導イヤーマイクを使ってみました。
相手の声の問題というより、通話先の相手に自分の発する声だけでなく、騒音まで届けないことで聴きやすくするという実験です。
さすがは米軍採用・特許技術です。

骨伝導を使わないイヤーマイクも世には出ていますが、周囲の騒音をシャットアウトするには限界があります。
それが骨伝導マイクであれば、自分が発した声が骨を震わせた部分で通話相手に届けることになります。騒音までキャッチすることはない、あるいは極端に少ないので明瞭に伝えることができます。
恐るべし、骨伝導イヤーマイク!

というわけで、下井草駅の踏切で骨伝導イヤーマイクの宣伝になりました。
今なら送料無料の9周年記念キャンペーン実施中です。

骨伝導9周年!

下井草駅を骨で聴く、というより今回は骨で言う、ということになりました。



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