骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

目黒・大鳥神社を骨で聴く

2013-07-24 11:25:41 | 骨で聴く巡礼旅
ゲリラ豪雨の激しかった東京の目黒区で、最古の神社が大鳥神社です。

11月に行われる酉の市が有名で、「目黒のお酉さん」と呼ばれ親しまれています。これは、日本武尊を祭神とする鳥明神の特殊神事で、熊襲や蝦夷を平定した戦勝記念や、日本武尊が火難を防いだことに由来する火難除けの神事であったと伝えられるものです。

日本武尊というと、以前に骨伝導機器とともに参拝した横須賀の走水神社を思い出します。隠れたパワースポットといわれるだけあって、とても気持ちのよい神社でした。何より海と山とが癒合した素晴らしい環境だったのが印象的でした。

     ⇒ 横須賀・走水神社を骨で聴く

一方、大鳥神社は目黒通りと山手通りが交差する地点にあります。
環境は全く異なります。クルマで移動する人には目印にもなる場所です。その分、境内にまで騒音が響いてしまうのは、致し方ない環境と言えます。

神社の由来としては、日本武尊が東征の途中に立ち寄ったことによるもので、走水神社と共通します。景行天皇の時代にこの地には、国常立尊を祀った社があったようです。
日本武尊が東夷平定と、部下の眼病平癒を祈願しました。
霊験が現れ、日本武尊は感謝し、十握剣を社に奉納したといいます。

また、その後、日本武尊の霊が白鳥としてこの地に舞い降り、鳥明神として祀られたともいわれます。
大同元年(806年)には社殿が完成したという言い伝えがあります。ちなみに現在の社殿は昭和37年に完成したものです。

神社の名になっている「大鳥」の由来については、「日本書紀」で、「尊みことの亡骸を、伊勢国の能褒野のぼのに葬しましたところ、尊みことの御霊は白鳥となり陵みささぎより出て、倭国を指して飛ばれ……」という白鳥伝説が語られていますので、白鳥が「大鳥」と呼ばれるいわれかもしれません。

江戸時代には、江戸九社のひとつとして知られていたようです。江戸名所図会では「大鳥大明神社」として描かれてもいます。

騒音激しい都会の神社ですが、骨伝導ヘッドセットを使えば雑音だけでなく古代からの「音声」を骨で聴くことができるのかもしれません。
米軍採用の特許技術を誇る骨伝導スピーカーだからこそ実現できるのかもしれません。

     ⇒ 骨伝導機器・特許製品

骨伝導ヘッドセットともに参拝を続ける旅も、7回目の夏を迎えています。なんだか今年はシェルショッカーのnewバージョンが出たり、きくテルの生産中止が決まったり、激動の夏の気がします。


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