骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

如法山長善寺を骨で聴く

2016-02-21 10:51:59 | 骨で聴く巡礼旅
杉並区の高円寺は、人口に占める20代・30代の若者の比率が多いとされる街です。
もともと杉並区自体が若者比率が高い傾向にある中で、高円寺周辺の、高円寺南二丁目が1位、高円寺北三丁目が3位と、杉並区内でも際立っているといえます。

そんな高円寺ですが、実は寺院の数も多く集まっています。
今回は如法山長善寺を訪れました。



寺伝によると、天正18年(1590年)に円立院日義によって江戸府内の谷中(現台東区谷中)に開創され、最初は実蔵坊と称していたようです。その後、2世長善院日行の時に現在の寺号になったと伝えられています。

5世日成の時代。谷中本村(現荒川区東日暮里)の地に移転しますが、国鉄線路拡張のために再び移転することになりました。

現在地には大正15年に移転しました。この周囲は高円寺の寺町の一角で、各宗派の寺院が団地のように並んでいます。



昭和20年末に火災で堂宇を焼失してしまいます。現在の本堂は昭和34年再建されたものです。

何といってもこの長善寺は境内にある石像です。
金太郎、アリスと七人の小人、ライオン、その他、様々な小動物もあります。



なかなかインパクトの強い寺院です。
この衝撃度は、米軍採用・特許技術を誇る骨伝導ヘッドセットのメーカーが日本にあることを知ったとき以来かもしれません。
しかもそれが手軽に購入できるというのも凄いことです。
さらに、今なら送料無料というから、寺院の境内に金太郎やライオンが現れるのと同じ衝撃といえるでしょう。

米軍採用・特許技術の骨伝導世界へ