(1)ここにきて国会が検事長の定年を特例的に延長する法案に反対運動が高まりをみせているのは、政府が新型ウイルス感染流行拡大に緊急事態宣言を発令して国民、社会、企業に外出、休業自粛を要請している中で法案採決を急ぐ政府の不謹慎(imprudence)がある。
これに休校、休業中のオンライン、ウェブ、TV会議活用のどこからでもいつでも自由に反対表明が可能な社会環境の加速変化がある。
(2)これに力を得たか野党も同法案反対に強硬姿勢に出て、担当大臣の不信任案を提出して抵抗して、政府与党もひとまず採決を先送りした(本日政府、与党は今国会での同法案採決を見送り、継続審議とした)。
政府、政治、社会、国民は新型ウイルス感染拡大を受けて毎日対策、対応に追われているときに、5月の緊急性もない検事長の定年延長問題で採決を急ぐなどとは理不尽(unreasonableness)で突出した政略、政局以外のものではありえない。
(3)元検事総長らからも定年延長への反対表明が出て、集団的自衛権の行使容認での憲法学者から違憲との表明が相次いだ展開と同じ様相だ。今回は新型ウイルス感染流行拡大で国家危機状況でもあり、さすがに政府、与党も今国会での同法案成立を見送る決定をした。
しかし政府、与党は継続審議で秋の臨時国会での成立を目指しており、新型ウイルス対策での外出自粛生活で忍従、忍耐を強いられた国民がこの時期の政府の不謹慎で理不尽なカオス(chaos)をどう判断、理解するのかだ。安倍内閣支持率は37%に降下して不支持率は47%に上昇した。
(4)企業主要111社アンケートで、休業、業績低下を受けての来年新卒採用を「減らす」26%、前年度並み36%、未定25%となった。アンケートは5月上旬にかけてのもので、現在企業決算時期で東証1部上場企業で75%の大幅営業利益減少が伝えられてこれからの判断では「前年度並み」36%、「未定」の25%も「減らす」に代わることも考えられて、来年新卒者の就職には厳しい第2氷河期が待ち受ける心配、懸念もある。
(5)世界的な同時経済危機であり、IT, IoT, AI活用がさらに促進する企業改革が考えられて、新型ウイルス感染収束の先もまだ見通せない中で1年先の就職状況は見通せないカオスだ。
経済界は産業再編、本当の企業主体の働き方改革が求められてこのコロナショックのカオスから抜け出さなければならない。
これに休校、休業中のオンライン、ウェブ、TV会議活用のどこからでもいつでも自由に反対表明が可能な社会環境の加速変化がある。
(2)これに力を得たか野党も同法案反対に強硬姿勢に出て、担当大臣の不信任案を提出して抵抗して、政府与党もひとまず採決を先送りした(本日政府、与党は今国会での同法案採決を見送り、継続審議とした)。
政府、政治、社会、国民は新型ウイルス感染拡大を受けて毎日対策、対応に追われているときに、5月の緊急性もない検事長の定年延長問題で採決を急ぐなどとは理不尽(unreasonableness)で突出した政略、政局以外のものではありえない。
(3)元検事総長らからも定年延長への反対表明が出て、集団的自衛権の行使容認での憲法学者から違憲との表明が相次いだ展開と同じ様相だ。今回は新型ウイルス感染流行拡大で国家危機状況でもあり、さすがに政府、与党も今国会での同法案成立を見送る決定をした。
しかし政府、与党は継続審議で秋の臨時国会での成立を目指しており、新型ウイルス対策での外出自粛生活で忍従、忍耐を強いられた国民がこの時期の政府の不謹慎で理不尽なカオス(chaos)をどう判断、理解するのかだ。安倍内閣支持率は37%に降下して不支持率は47%に上昇した。
(4)企業主要111社アンケートで、休業、業績低下を受けての来年新卒採用を「減らす」26%、前年度並み36%、未定25%となった。アンケートは5月上旬にかけてのもので、現在企業決算時期で東証1部上場企業で75%の大幅営業利益減少が伝えられてこれからの判断では「前年度並み」36%、「未定」の25%も「減らす」に代わることも考えられて、来年新卒者の就職には厳しい第2氷河期が待ち受ける心配、懸念もある。
(5)世界的な同時経済危機であり、IT, IoT, AI活用がさらに促進する企業改革が考えられて、新型ウイルス感染収束の先もまだ見通せない中で1年先の就職状況は見通せないカオスだ。
経済界は産業再編、本当の企業主体の働き方改革が求められてこのコロナショックのカオスから抜け出さなければならない。