いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

レトリック。 rhetoric

2020-05-04 20:19:54 | 日記
 (1)政府、西村大臣(新型ウイルス担当)、専門家会議が「新しい生活様式の定着が必要」と語っている。9月入学、テレワーク、オンライン、TV会議、時差出勤、通学、分散授業などが対策としてあげられ実施されているが、「新しい生活様式」の方向性まで国、政府から押し付けられ、決められたくはない。

 国民ひとりひとりが考え、判断、選択して自由、自主、自立して新型ウイルス感染流行拡大の社会的危機を受けて「新しい生活様式」の必要性を決めるべきだ。

 ②安倍政権になって自由、自主、自立の経済活動に政府、政治が介入、関与して、賃上げには有効な側面もあったが大企業、富裕層優先、優遇政策で、大部分の労働者が占める中小企業、国民には恩恵は及んでいない。

 新型ウイルス感染流行拡大を受けて国民の「新しい生活様式」まで政府、専門家会議主導で決められたくはない。政治、政治家のレトリック(rhetoric)だ。国民ひとりひとりの責任、考え、判断で決めることだ。

 (2)補正予算が成立して国民一人当たり10万円給付手続きが開始する。自民党二階幹事長、公明党が強く推して10万円給付が実現して国民には恩恵のようにみえるが、国民の「財布」から出ていった(国への税投資)カネがただ国民の「財布」に戻るだけの話で、「±0」、「差し引き0」のことであり恩恵でも何でもないただのことだと理解すべきだ。

 ②細かく言えば赤ちゃんも同額給付されるが、だから世帯主に一括振り込まれることになるのであり、家族構成としての税投資、負担の対価で政治、政治家のレトリック(rhetoric)だ。

 (3)先端的医学、科学技術研究開発時代に生きてきたつもりだが、新型ウイルス感染流行拡大に対しては外出、移動、行動自粛で締め切った空間に大勢が集まらずに接触しないという原始的な対応が唯一の対策であり、「先端的」な対策がみえてこない。

 ②新型ウイルスの「実像」はわかっているのに打つ手がまだない先端的医学、科学技術時代だ。ようやく感染オーバーシュートの米国で効果があるという治療薬を日本でも緊急に製造して普通1年以上はかかる臨床試験を法的措置にもとづいて短縮してすぐにでも使用するという緊急事態での試みが始まる。

 ③先端的医学、科学技術研究開発はiPS細胞開発などで疑いようもないが、月の裏側にように「幻想」も隠れていた。社会のレトリックだ。

 

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