いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

社会の空気を変える。 change the social atmosphere

2020-05-06 19:56:21 | 日記
 (1)何事も始めることは簡単だが、終える、収めることはむずかしいといわれる。安倍政権になって大胆な金融緩和策でそれまでのカネの2倍を市場に流通させて景気浮揚を促した。日銀は大量の国債を買い続け、国の借金は途方もなく増え続けて累積赤字は1千兆円を超えて財政健全化の金融緩和策「出口」(収束)が見えない世界有数の借金大国だ。

 (2)新型ウイルス感染流行拡大を受けて、政府は4月7日に東京都などからの強い要請に応える形で緊急事態宣言を発令した。当初は5月6日GW終了までと区切っていたが、感染事態は改善傾向はみせているが収束見込みとまではいかずに5月末まで緊急事態宣言の延長を決めた。

 1か月程度の延長論もあったが国民の外出、移動、行動自粛、休校、休業要請による過重負担も考慮しての期間短縮となった。

 (3)特定警戒都道府県を除く地域では感染防止対策を徹底しての商店、レストラン、パチンコ店、小規模イベントなどの経済活動の再開を容認した。専門家からは新型ウイルス感染対策は1年の長期に及ぶとの見方もあり油断はできない。

 何時をもって、どこをもって収束とみなすのかはむずかしく、たとえば「ひとり」でも感染者がいればそれが起爆剤となっていつまた感染拡大が及ぶかわからないところが、感染症の怖いところであり、新型ウイルス有効治療薬、ワクチンの開発、使用が急務だ。

 (4)緊急事態宣言の発令で社会、経済、文化、生活の多方面にわたって被害影響は拡大しているが、そこに目をやってもまずは感染拡大阻止が優先されるものであり、いろいろな声は聞かなければならないが、判断、考察、対策、対応を誤ってはさらに回復を困難、長引かせるだけだ。

 テレワーク、オンライン、TV会議などIT技術を活用しての社会、経済、文化、生活活動を継続して今は新型ウイルスに対抗するしかない。

 (5)それでも小中高の授業再開に向けては、構成者、関係者が「特定」できることもありオンライン、分散授業など感染対策を考慮、徹底しての授業再開は考えられると書いた。
 学校授業が再会されれば、社会の空気は変わる(change the social atmosphere)。

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