いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

のり面事故。 a traffic accident by a surface of slope

2017-06-11 20:04:14 | 日記
 (1)衝撃的な映像だった。高速道路を走る観光バスに向かって何やら黒い物体が吹っ飛んでくる。昨日の東名高速道路で起きた交通事故は観光バスのドライブレコーダーに克明に映しだされて衝撃を与えた。

 62才の医師が運転する乗用車が反対車線に飛びあがって飛びだし、走行中の観光バスの前面に乗り上げ双方大破する衝撃的な事故だ。

 (2)62才の医師にその車に何が起きたのか、事故早々ということありまた本人も事故死しているので原因はわからないが、東名高速道路の中央分離帯が「のり面」(a surface of slope)で補強されていることも事故を大きくした原因なのではないのか。

 高速道路走行中の乗用車がその高速スピードのまま「のり面」に乗っかって車体が上昇し、中央分離帯を乗り越え反対車線に吹っ飛んだと考えられる。

 (3)丁度スケードボードでわい曲スロープの壁を飛び上がる原理と似ている。高速道路でかなりのスピードが出ていたことが予想されて事故を大きくした。
 医者ということで健康管理に特別の意識、注意もあったと思われるが、医者が持病を隠して運転していて意識を失い遮断機の下りた踏切に突入して事故を起こした事例もあり、必ずしも医者だからという安心安全感というのもなりたたない。

 (4)高速道路での安全運転走行をどう確保するのかは、近年高年令ドライバーの増加で社会問題となっており、逆走による衝突事故も目につく。最近高速道路を走っていて路面に大きく矢印で走行方向を示す標示を目にするが、走行方向を誤らない確認のためのものだろう。

 逆走の高年令ドライバーにそれがどれだけの効果があるのかはそんな余裕がそもそもあるのかわからないが、高速道路も整備された時代は走りやすさもあるが景観主体で安全走行に十分な対策が取られていたのか、高年令者ドライバーが増えた現在に点検が必要だ。

 (5)ガードレールが途切れていたり、また昨日の事故では中央分離帯の「のり面」は高速スピードで乗り上げれば宙に舞って反対車線に吹っ飛び乗り越える可能性が高い構造で対策が必要だ。

 自動車の音声付位置情報システムは運転者にいろいろと注意を喚起する安全情報システムとして有効で、運転機能として義務付けてはどうか。逆走をすればすぐ間違いを指摘、注意する。

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