いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

10代力。 great activity of teen-agers

2017-06-26 20:10:41 | 日記
 (1)将棋の藤井四段(14)がプロ将棋界(四段以上資格)に現在2人しかいないもうひとりの10代の増田四段(19)とプロデビュー後公式対局29連勝を目指して現在対局中だ。
 ともに2人しかいない10代のプロ棋士とあってこのクラスでは実力の高い対局が期待される。

 (2)スポーツでは18才のサニブラウン・ハキーム選手が男子100メートルで桐生、ケンブリッジ飛鳥、山県選手など日本人初の9秒台を狙う実力者を抑えて10秒05の大会タイ記録で優勝した。
 180センチの長身に手足の長い走りのフォームで他の選手とは異次元の圧巻の走りだった。

 卓球界でも平野美宇選手(17)が絶対王者の中国の選手を倒してアジア卓球選手権で優勝した。

 (3)10代の実力者が活躍する、輝く社会は未来があかるく輝いて、力強いダイナミズム(dynamism)が伝わってくる。少子化時代といわれて社会保障制度維持の負担も比較大きく、その分自らの世代の将来展望が決してあかるくない若い世代ではあるが、世界に向けての大いなる可能性、潜在能力(potentiality)が感じられる昨今の10代の活躍(great activity of teen-agers)だ。

 (4)選挙でも昨年から投票権が18才に引き下げられて、少子高年令化社会の中で若い世代の意思、考えを比較比率相応に反映する選挙制度も始まっている。
 これまでの選挙では投票権18才引き下げ効果があまりみられないが、現在進行中の東京都議選では本日の世論調査の投票行動分析で小池都知事の都民ファーストの会(27%)と自民党(26%)がきっ抗しており、世界的な既成政治、政党批判の流れのなかで10代の有権者の動向がどう影響力を示すのかも関心はある。

 (5)投票権は18才に引き下げられたが立候補の年令は衆院選で25才以上制限のままだ。たとえば大学を卒業して社会人として働き出す最長年令の自己生活責任スタイルから25才ということにでもなっているのかよくわからないが、近年は投票権が18才に引き下げられたこともあり若い世代にも政治への関心度が高くなる傾向はあり、若者の組織的な政治行動も目につくようになっている。

 (6)立候補年令制限(衆院選)25才の意味、意義はよくわからないだけに、18才で投票行動による政治への意思表示に参加できるが立候補により直接有権者に意思を伝える行動には応えるものにはなっていなので、経済力などの問題は残るが立候補年令の引き下げも投票権18才に合わせて検討してもらいたい。

 (7)冒頭の10代の実力、能力、活躍はそれが不自然でない、無責任でないことを実証している。少子高年令化社会で若者の意思、考えを比較比率相応に反映することは時代、社会の要請、比較平等の原則でもある。

 (8)今、14才の藤井四段が公式対局29連勝の新記録を達成した。30年ぶりの偉業新記録だ。

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