・車を交換後、5分の距離にある「タウンスクエア」内の「ベロシティ・eスポーツ(Velocity eSports)」に向かう。オープンは2022年10月と新しい施設だが、ここは2021年末まではその経営にセガもかかわっていた「ゲームワークス(Game Works)」だった。
eスポーツを謳うほか、未成年は立ち入ることができないバーを併設するなど、昨日行った「デイブ・アンド・バスターズ」や「ラウンドワン」よりは高い年齢層の集客を意識しているように見える。
①~③店内の様子。ゲームエリアは類似する他店とあまり変わらない。④景品交換エリアは入り口受付の背後にあり、なんとなく冷やかしで入りにくい。
eスポーツエリアの入り口(①)と中(②)。時間制の課金でPCでの通信ゲームができる。飲食スペースも確保されている。
①ボウリング施設(8レーン)はラウンドワン同様レジャーボウラー向け。②ピンボールも4台あった。③21歳未満立ち入り禁止のバーエリア。カジノのバーとは違い、ビデオポーカーは無い。④イベント会場にも使われるパーティールームの入り口。
・次はストリップを少しだけ北上して、いよいよ念願の新Pinball Hall of Fame(PHoF)へ。
①ストリップに向けて建てられたPHoFのマーキー。向こうに見える金色の建物はマンダレイベイ。 ②建物の前面の巨大な「PINBALL」の文字。 ③中に入ってすぐに目にする光景。
およそ2500平方メートルの場内に置かれている機械の数は以前の5倍、1000台とも言われている。場内は奥に向かう通路が5つあり、その左右に機械が置かれている。
画像右から左へ順に、入り口に背を向けた状態で見る場内奥に向かう通路。右から2番目と3番目の通路の間に、いくらかの物販も行っているサービスカウンターのようなものがある。最も左の壁沿いの通路は殆ど倉庫状態。
ただ、見たところ1/3くらいの機械は電源が切られていて、場内の随所には「NO MONEY IN DARK MACHINES(暗い機械にはお金を入れないで)」の注意書きが掲示されている。NPOのボランティアで運営されているこの施設では十分にメンテナンスができるほどの人員がなかなか都合できないであろうことは想像がつくが、事態が改善されることはあるのだろうか。
今回の新PHoFでは「BAZAAR (Bally, 1966)」と「KING TUT (Bally, 1969)」の2機種と感動の再会を果たした。どちらもワタシが1970年前後に目黒駅ビルの屋上で遊んでおり(関連記事:商業施設の屋上の記憶(2) 目黒近辺)、これはワタシが機種名やメーカーまで特定できる最も古い記憶になる。
BAZAAR (Bally, 1966)の全体とプレイフィールド。フリッパーが閉じる「Zipper Flipper」を初めて搭載した機種。
画像:BAZAARのバックグラス。剣を呑む大道芸人の姿が当時小学生のワタシに強い印象を残した。
KING TUT (Bally, 1969)の全体とプレイフィールド。3インチフリッパーと、起動すると点灯するポストが出始めたころの機械で、ピンボールの新世紀の到来を感じたものだった。ゲーム内容はほとんど覚えていなかったが、今回の出会いで明らかになった。
KING TUTのバックグラス。当時から「ツタンカーメン」の名前は知っていたが、「TUT」がツタンカーメンを指す言葉だと知ったのはそれから20年以上も後の事だった。
・PHoFの次は、ラクサー、エクスカリバー、NYNYのゲームアーケードを回るつもりだったが、車のトラブルで3時間ほども行動時間をロスしていたため、予定を変更して本日最後の予定地だったサーカスサーカスのミッドウェイと屋内遊園地に移動する。
サーカスサーカスではアニメショップ「VEGAS MANGA」、ミッドウェイ、お約束の無料サーカスショウを見た後で、たぶん以前はバフェだったが現在はフードコートになっているところで夕食。
①VEGAS MANGAの入り口。マーベル系もあるが、日本産のマンガやゲーム関連のコンテンツの方が圧倒的に多い。 ②VEGAS MANGAでは一番くじも扱っている。 ③無料サーカスショウのステージ。向こう側にはミッドウェイ(本来はカーニバルや移動サーカスなどで軒を並べる露店街のこと)が見える。 ④今日の夕食。フードコートのPOPEYEでチキンサンドイッチ(ドリンク込みで15ドルくらいだったか)。
夕食後、せっかくなので少し遊んでいこうということになり、一旦散開する。ワタシはサーカスサーカスのプレイヤーズカードを持っていなかったが、ちょうど見つけたInterblockの新しいETGクラップスに「この機械はプレイヤーズカードを受け付けていません」との表示があったので、ここで遊ぶことにする。オッズベットはダブルまでとケチだがミニマムベットが3ドルと安い。従来のETGクラップスと違って1席に一つ抽選機構が付いているので、自分のペースで遊べる。20ドルでバイインして殆どミニマムで遊んでいたが、めっぽうツイており、最終的には320ドルをキャッシュアウトして終了。
Interblock社のETGクラップス。3席あり、それぞれに抽選機構が付いているので、自分のペースで遊べる。
ワタシはPASSへミニマム3ドル+ダブルオッズに、6と8へのPLACEベットに6~12ドルをベットするというケチな遊び方をしていたが、この画像の時点でバイインした20ドルが160.61ドルに増えていて(画面左上と右上に、小さくて見づらいが表示されている)、最終的には320ドルにまで伸びた。欲張って大きく張らないのがよかったのだろうか。
(DAY 3に続く)
私もベガスではシングルオッズ~ダブルオッズでPlaceの6,8が初手になりますが、バンクロールの面でもハウスエッジの面でもこれが一番遊びやすいと思います。
資金に余裕があるなら、Insideから手を出すということも考えたいですが、それはチップが少し増えてから、ですね。
戦術はリスクを押さえて小さな当たりを拾いやすく行く戦略と一点集中で取ったら一撃離脱に近い戦略の両方があり、その中間的なバランスを狙ったものも多く、結構考えることがあると調べながらに思いが変わるという感じです。アミュカジノのメイン担当ディーラーは「投下ベットの回収が早いほうが好きです」と言っていますが、自分はまだ数種類を織り交ぜつつやる方向で、勉強は当分終わらなさそうです。
これが故にCOMEでのポイントが2か所立ったら一旦COMEを止めるという「スリーポイント・モーリー」というストラテジーが知られています。
他にも調べていてビックリしたのは、カムアウトロールの時にLAY6/LAY8に突っ込むという戦術(7でWinnerになるから白い目で見られない、ポイント立ったらすぐに撤収する、仕組み上1ロールで全損しない)です。