水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(96)

2011-08-12 06:09:26 | 論語
夫子之文章、可得而聞也(公冶長第五の13)

夫子=先生=孔子
文章=思想(道徳、政治、社会などの)

可得而聞也=①傾聴に値する、②聞く機会が多い

①と②、どちらの意味合いに解釈すべきかわからない。
というのは、次の後段があるからだ。

夫子之言性與天道、不可得而聞也己矣

夫子の性(ウマレツキ)と天道を言うは、得て聞くべからざるなり。

性=人間の本質
天道=自然の理

まあとにかく、

・孔子は人間としての自分の考え方についてはよく話したが、ものごとの本質についてはあまり言及しなかった。

と解釈するか、

・孔子の人間としての自分の考え方についての話は傾聴に値するが、ものごとの本質についての言及はあまりためにならない。


やっぱり、上の解釈が妥当でしょうか。孔子を宗教家とみてはいけないかもしれない。


今朝も、とんでもない暑さだ!

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