水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

解説員として(60)-2

2010-11-04 12:01:47 | 解説員日記
 昨日の記事の続き。

 昨日の記事の書き方はちょっときつすぎたかもしれぬ。
しかし、あのむちゃくちゃな回し方を見たとき、直感的に、なにか裏がある、と感じたもので。
姑息な取り繕いではないかと、心底心配しています。

 
 なんにでもつきものの、初期トラブルのひとつ、と考えれば、落ち着いて対処できる。

 以下に素人考えの対応策を記す。

① 電気で回していることを見学者に、正直に話す。なるべく回転速度は遅く(個人的趣味の範疇かもしれぬが、島村さんが発見なさった、水受け42枚、くもで14本、の意味する凄さ、をここで説明したい)。
② その際、「ねずみなどの侵入を防ぐために、新たに設けた金柵の目が細かすぎることが影響し、水輪にかかる流速が得られなくなってしまいました。今対策を考えているところです。こんなことで回らなくなってしまうほど、よく考え抜かれた装置なのです。」とか、説明する。
③ 対策(素人の直感にすぎないが~~~、次のふたつのどちらか、だろう)

イ 金柵をはずす。サブタを昔のように機能させれば、所定の流速が出、水輪は必ず水で回る(余水吐がない、なんてサブタを使わない理由にはならない)。
水を流さない時、金柵をはずしたところに蓋(新設、素人大工で作れるようなもので十分)をすれば、ねずみなどの進入を防ぐことはできる。落ち葉トラップはサブタの上流側に設けねばならない。とにかく、サブタの下流側に流速を減じるような工作物を設けてはいけない。

ロ 水路に水を吐き出すパイプの口にバルブをつける。これは苦肉のチカラワザ。バルブ操作によって、水輪を回す流速を生み出すから、サブタは必要なくなる。下流側に金柵などの工作物を設けることは可能。
ただし、サブタをあきらめこれでいいかどうか、は議論すべき問題となろう。 


 予算がなければ役所は動けない、のはよくわかる。そこのところを、知恵を絞って、突破してほしい。

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