水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(110)

2011-09-21 09:58:59 | 論語
吾未見能、見其過而内自訟者也(公冶長第五の27)

吾、未だ見ること能わず、其の過ちを見て内に自らを訟(セ)むる者を。


孔子の嘆き節。

自分の非を自覚し、そこから正しく反省するような人を、私はみたことがない。

この語の前段で、已矣乎(ヤンヌルカ=もうどうしようもないぞ)、と言っているので、さすがの孔子もカンカンに怒ったにちがいない。


いつの世にも、カエルのツラにナントカ、という輩が大手を振って闊歩しているわけだが、さてそれを、遠くから「已矣乎」とワメイテいるだけでよいのであろうか?ジクジたる今日この頃である。

フクシマの事故、原因究明があやしくなってきた、と感じるのは吾だけか?


JR北海道のようにヒトリに責任を押し付けてはいけない。システム上のウミをなんとかきれいにしないと、とんでもないことになる。