大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

筋肉疲労のメカニズム 乳酸の働き

2018年06月12日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



乳酸が疲労に関与しているメカニズムの説明

では、筋肉疲労の原因は、筋肉の運動で乳酸が

多くつくられることで乳酸の生成過程で発生

する水素イオンの影響により、身体が若干

酸性に傾くこと、またエネルギー源である

筋グリコーゲン(糖)の蓄えが少なくなることが

筋肉疲労の原因と言われている。

運動では、筋肉に蓄えられている糖質の一種で

ある筋グリコーゲンが分解され、ATP(アデノ

シン三リン酸)が作り出されることでエネル

ギーが産みだされる。

また、筋グリコーゲン(糖)の分解時には乳酸も

同時に造り出される。

乳酸は酸素の供給される活動や運動(日常生活

動作やジョギングなど)よりも無酸素性の激しい

運動(短距離走など)でより多くつくられる。

身体には乳酸を一旦中和させてから、ミト

コンドリアで酸化してエネルギー源として

再利用する働きを備えている。

乳酸はエネルギー源として再利用されるが、

乳酸の生成が消費を上回ると乳酸が蓄積される。

乳酸は筋肉からカリウムが漏れ出して筋収縮を

阻害することを防ぐ働きを備えるとされている。

筋収縮の阻害を防ぐということは、乳酸が

疲労を起こすのではなく疲労を防ぐ物質で

あることもいえる。

また、血管新生や傷の修復促進、ミトコン

ドリア(酸素を利用してATPを産生する)新生、

遺伝子発現調節などの働きも備えているとされ、

乳酸にプラスの効果があることも判って来た。

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日本海側の大地震から35年目と25年目に

2018年06月11日 | Weblog
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今年は、日本海中部地震(M7・7)から35年目、

また、北海道南西沖地震(M7・8)から25年目の

節目の年に当たるので、専門家は決して忘れ

ないように、また油断をしないようにと注意を

呼び掛けている。

日本海中部地震(M7・7)は、1983年5月26日に

秋田県能代の西方沖約100kmを震源として

M7・7の大地震が発生した。

青森県深浦で、震度5の強震、八戸で震度4を

観測し、東北地方の日本海側で発生した地震

では過去最大の規模だった。

この地震で、104人の死者が出たが、内100人は

津波によるものであった。

日本海側では、津波は起こらないとする思い

込みがあったことや、地震発生後、6~8分で

数mの津波が到達した地域もあり、油断が

多くの犠牲者を出した原因だとされた。

10年後の1993年(平成5年)7月12日に、北海道

奥尻町北方沖の日本海海底を震源とする北海道

南西沖地震(M7・8)が発生した。

北海道の日本海側で発生した地震としては

近代以降では最大規模だった。

震源に近い奥尻島では、火災や津波で175人が

死亡し、全体で202人の死者が出るなど、大きな

被害を出した。

奥尻町では、地震発生数分後に津波が到達。

日本海中部地震の際は、津波は17分後に到達

していた経験から、避難するまで時間的に

余裕があると、油断をしていた人が少なく

なかったとされる。

この2つの大地震は共に、日本海の東縁に

あるユーラシアプレートと北米プレートの

境界で起きる海溝型の地震。

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「汚いデイーゼル車」 EUに3000万台

2018年06月08日 | Weblog
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2015年にフォルクスワーゲン(VW)の排ガス

不正問題をきっかけに、ドイツ国内でもディー

ゼル車の販売シェアは5割を割り込み、2017年

には38・8%まで落ち込んだ。

各自動車メーカーは、排ガス削減に備え

切り札として、排ガス浄化性能の高い「クリーン

ディーゼル車」を登場させたが、これもドイツ

連邦環境庁(UBA)の調査で適合性を備え

いないことが判明し、ディーゼル車離れが

加速しており、メーカーを慌てさせている。

最近の調査では、欧州連合(EU)の制限値を

大きく上回るNOxを排出している「汚いディー

ゼル車」は、EU圏内で3000万台に達する。

「汚い」とは、制限値の3倍以上のNOxを排出して

いることを指している。

調査結果で、2010年から2014年に販売された

「EURO5」対応ディーゼル車の5分の4、2015年

から販売されている「EURO6」対応車の3分の2が

基準値を大きく超える「汚い」車と判明した。

大気汚染が問題化しているEU諸国にとって、

基準値を超えた排ガスを吐き出し続けるデイー

ゼル車に対する風当たりは強まっており、

デイーゼル車離れ、EV化が加速する流れに。

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中國で住宅価格の暴騰続く 西安市7割急騰

2018年06月07日 | Weblog
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中国では、不動産価格、特に住宅価格の上昇は

住まいを求める一般庶民の夢を打ち砕くことに

繋がるため、中央政府は繰返し価格上昇の

抑制に備えた規制を打ち出してきた。

しかし、地方政府は財政の半分、所によっては

6割を超える部分を住宅用の土地利用権の譲渡

収益に依存しているため、より多く、より高く

売りつけることが至上命令となっている。

調査会社の報告では、2016年9月から今年

5月18日まで、全国各地方政府が打ち出した

住宅抑制措置は累計125回にも上るが効果はない。

国家統計局が5月に発表した4月の全国の70大

中都市住宅販売価格動向によると、70都市の

うち、58都市の新築住宅価格が前月比で上昇。

特に、西安市では4月に住宅価格が7割も暴騰。

暴騰率2位の四川省の成都市でも56・4%の上昇。

また、主要都市の1m2当たり新築住宅物件販売

価格では、トップの北京市が約94万5013円、

次いで、深圳の約88万円、上海が約86万円超。

最近では、価格抑制に備えた規制措置令の度に

逆に、価格が上昇するのが通例化している。

当局が新築物件の上限価格を設定すれば、抑制

措置が厳しくなるにつれて、中古物件に資金が

集中し、容易に新築の上限価格を超える。

このため、投棄を狙う資金は新築物件に殺到

する事態となり、購入後転売して利ザヤを得る。

最近では、各地で新築住宅の購入に備えて、

市民が資金をかき集めて分譲地に殺到する

現象が顕著にみられるようになっている。

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乳酸は疲労物質ではない 回復物質だった

2018年06月06日 | Weblog
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えっ、本当? という記事に出会った。

運動や労働をすると筋肉内に乳酸が溜まり、

疲労を覚える。

乳酸こそが筋肉を疲労させる働きを備え

疲労物質であるはずであった。

ところが、1990年代に乳酸の効果を調べる

ために、一方のマウスには乳酸を投与し、

他方には何も与えずに運動させる実験を行った

結果、乳酸を与えた方がより元気に運動を

継続できた結果がでたという。

つまり「乳酸は疲労回復物質」だった。

その後の研究で、筋肉疲労や痛みの原因は、

運動によって傷ついた筋線維や周りの組織を

修復しようとするときに「筋肉をこれ以上使わ

ないで…」と、筋肉が痛みの形で訴えていて、

その修復に乳酸が関わっているという説が

有力になり、乳酸は疲労を回復させる働きを

備えていることが認められるようになった。

今までは、乳酸が蓄積すると筋肉の疲労が

起こると捉えられており、「乳酸=疲労物質」と

いう認識が一般的でした。

しかし、乳酸が多くつくられるダッシュなどの

無酸性の運動でも、ジョギングなどの有酸素

性の運動でもどちらでも筋肉疲労は起こる。

エネルギー源の糖が足りなくなるマラソン

などの長時間運動では筋肉の疲労が関連して

いると考えられている。

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ドイツでデイーゼル車走行禁止措置

2018年06月05日 | Weblog
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ディーゼルエンジンは、ドイツ人のルドルフ

・ディーゼルが発明したエンジンで、ドイツが

誇る革新性を備えた発明品である。

ドイツ国内では、ディーゼル車の販売シェアは

ガソリン車を上回り、5割を超えていた。

だが、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正

問題で、ディーゼル車の路上での実際のNOx

排出量が制限値を大きく超えていることが判明。

このため、2016年にはディーゼル車はシェアは

45・8%に、更に2017年には38・8%にまで低下。

自動車メーカーは、より高い排ガス浄化性能を

備えた「クリーンディーゼル車」を登場させた。

親等上の、最新型のディーゼル車はEUの現行

排ガス規制「EURO6」適合性能を備えているはず

だったが、ドイツ連邦環境庁(UBA)の新たな

調査で、このクリーンディーゼル車も走行距離

1km当たりで平均507mgのNOxを排出しており、

制限値(80mg)超過が証明された。

ハンブルグ市は、5月31日からディーゼル車の

市内での走行禁止の措置に踏み切った。

今後、ドイツ国内の各都市で、走行禁止措置が

拡大すると予測されている。

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文在寅 失敗したか所得主導成長

2018年06月04日 | Weblog
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韓国では、今年初めから低所得者層の生活

改善に備え、最低賃金が6470ウオン(約650

円)から7530ウオン(約750円)に引上げられた。

だが、今年1-3月期の所得者層を上下5段階に

分けて比較した調査結果では、高所得層の

所得だけが増えて、低所得層の所得はむしろ

急減したという調査結果が出た。

専門家の間では、「所得主導成長政策の失敗」と

いう評価が出ている。

最も所得が少ない階層(所得下位20%)の家計の

名目所得は月平均128万6700ウォン(約13万円)と、

前年同期比で8%減少している。 

他方、最も所得が多い階層(所得上位20%)の

月平均所得は1015万1700ウォンと、前年同期

比で9・3%と大きく上昇した。

最低層に対する最高層の倍率では、5・95倍と

2003年以降の最高倍率となり格差が広がった。

低所得層の所得減少の理由として、韓国社会が

備える構造的な問題である、高齢化加速による

低所得高齢者の増加、卸・小売業および飲食・

宿泊業などサービス業の雇用不振を挙げている。

この2つの業種は最低賃金引上げで、所得増の

影響を直接受ける代表的な業種だった。

しかし、コスト増回避に備えた雇用側の雇用者

削減や単純作業の機械化などで雇用者数は

減少しており、雇用機会が大きく失われた。

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北極海の氷にもプラスチック粒子

2018年06月02日 | Weblog
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2017年春先に、日本海の山陰海岸を中心に

数千個のポリタンクが漂着し問題化した。

韓国沿岸のノリ生産業者が、使用が禁止されて

いる塩酸などが入っていたポリタンクを海に

投棄したものが日本海沿岸に漂着したもの。

日本政府は、再発防止、環境改善に備えて韓国

側に規制強化を再三申し入れをしたが、貸す

耳を持たぬ韓国、今年も大量の漂着が続く。

中国大陸や朝鮮半島の住民は、汚物の河川への

投棄や垂れ流しは、自分らの生活環境を心地

良い状態に維持するためには当然の行為だと

考えており、最近でも昌原市100万市民の

水源となっている洛東江からの取水場のすぐ

横の川に、人糞や生活排水が混ざった汚物や

廃水がそのまま流されていることが判明。

腐敗したり、分解しないプラスチック類の

ゴミは小さな粒子にはなっても、海水中に

混入して世界の海を巡る。

特に、マイクロプラスチックは増加し続けて

海洋生物に打撃を与えており、魚類に取り

込まれ、人体にも蓄積されることにつながる。

最近の北極海のフラム海峡での海氷や海水の

検査報告では、海水1ℓ中に最大1万2千個も

検出され、これまで韓国やデンマークの沖

などで報告された世界最悪レベルに匹敵する。

塩酸だけでなくプラ粒子や汚物で汚染された

沿岸で養殖されている韓国ノリは安全性を

備えた食品なのだろうか。

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行き場がない廃プラスチック類

2018年06月01日 | Weblog
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今年1月、中国は国内の環境改善に備え

規制強化で、海外からのゴミの輸入を禁止。

このため、日本国内でも集められた古紙の

量が国内で再生可能な能力を遥かに超えるため

行き場がなくなっている。

同様に、廃プラスチックも中国向けだった

枠を、他の東南アジア諸国にはめ込むために

大きな努力を強いられている。

欧州では、やはり中国向けに送っていた廃

プラスチックの行き場がなくなったために、

集積所から港に至るまで、さまざまな場所に

新たなリサイクル市場の開発に備えて積み

上げられて待っているという。

日本以上に、新たな市場開発が進まない欧州

では、埋め立てか焼却以外の選択肢ない。

人口密度が高く、他地域に比べて埋め立ての

制約もはるかに厳しい欧州大陸においては、

行き場のない数十万トンの廃棄物を焼却に

より、電力や熱源を得るのが最善策だ。

だが、ここにも厳しい排ガス規制の壁が存在。

そこで、まじめに議論されているのが、将来

画期的な廃プラのリサイクル技法が開発される

時に備えて、地中に埋めて保存するという案。

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