6月18日07時58分 大阪府北部を震源とする
M6・1、最大震度6弱の地震が発生した。
震源地は、大阪府北部を東西に走る有馬ー
高槻断層帯の東南端付近と推定されている。
この付近は、太平洋プレートの沈み込みの
圧力により東側から推されており、大きな
歪が溜まっている歪集中帯とされている。
有馬-高槻断層帯の西端は、1995年(平成7年)の
兵庫県南部地震の震源断層となった六甲・
淡路島断層帯に連なっているとされており、
慶長伏見地震(1596年、M7・5)の際は、有馬
ー高槻断層帯と共に動いたとされる。
今回の大阪北部地震は、この地震の際に
歪が解放されていなかった部分が動いたのでは
ないかとする専門家もいる。
今回の震源地付近から南へは、大阪市の
中心部を縦断している上町断層と交わって
いるとする専門家もいて、熊本地震の際と
同様に、この断層への影響の懸念を表明。
慶長伏見地震では、伏見城の天守閣が崩壊し
600人ほどの死者が出たとされるほか、京都
市内の多く神社仏閣に大きな被害が出たほか、
堺市や淡路島、四国の高松市でも被害が及んだ。
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