大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

大地震の引き金になる「スロースリップ」

2018年06月22日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




6月11日に開かれた地震調査委員会が、千葉県

沖で、プレートの境界近くでゆっくり滑る

「スロースリップ」が発生しているため、地震が

発生する可能性が高いと注意を呼び掛けた。

翌12日午前5日過ぎ、千葉県東方沖を震源と

するM4・9の地震が発生した。

この地域は、陸地側の北米プレートの下に

東から太平洋プレートが沈み込み、更にその

下に南からフィリピン海プレートが沈み込んで

来る非常に複雑なプレートの境界に当る。

千葉県東方沖では、過去にもしばしば、スロー

スリップが起きた後に地震が発生している。

スロースリップが発生すると、発生場所では

歪は解放されるが、逆に周辺では歪が大きく

蓄積されて、地震が発生しやすくなる。

発生後、短時間のうちに地震が誘発されて

発生する場合や、数年後に発生する場合もある。

2011年3月の東北地方太平洋沖地震発生の

1ヶ月ほど前から、震源地の北部地域でM1

程度の小さな地震が1400回ほど観測されていた。

これらの小地震の震源地が、前震とされる

3月9日のM7・3の地震の震源地から南へ移動

していたことも確認されている。

東京大学地震研究所の研究グループは、小さな

地震はスロースリップによるものとしている。

南海トラフ地震の引き金となるとされる日向灘

では、スロースリップが多発して日向灘を震源と

する地震の引き金となっているとされる。

千葉県東方沖地震の発生した時間の15分ほど

前に、大隅半島東方沖を震源としてM5・5の

地震が発生しており、宮崎市で震度4を観測。

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