大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

行き場がない廃プラスチック類

2018年06月01日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



          



今年1月、中国は国内の環境改善に備え

規制強化で、海外からのゴミの輸入を禁止。

このため、日本国内でも集められた古紙の

量が国内で再生可能な能力を遥かに超えるため

行き場がなくなっている。

同様に、廃プラスチックも中国向けだった

枠を、他の東南アジア諸国にはめ込むために

大きな努力を強いられている。

欧州では、やはり中国向けに送っていた廃

プラスチックの行き場がなくなったために、

集積所から港に至るまで、さまざまな場所に

新たなリサイクル市場の開発に備えて積み

上げられて待っているという。

日本以上に、新たな市場開発が進まない欧州

では、埋め立てか焼却以外の選択肢ない。

人口密度が高く、他地域に比べて埋め立ての

制約もはるかに厳しい欧州大陸においては、

行き場のない数十万トンの廃棄物を焼却に

より、電力や熱源を得るのが最善策だ。

だが、ここにも厳しい排ガス規制の壁が存在。

そこで、まじめに議論されているのが、将来

画期的な廃プラのリサイクル技法が開発される

時に備えて、地中に埋めて保存するという案。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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