大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

乳酸は疲労物質ではない 回復物質だった

2018年06月06日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



えっ、本当? という記事に出会った。

運動や労働をすると筋肉内に乳酸が溜まり、

疲労を覚える。

乳酸こそが筋肉を疲労させる働きを備え

疲労物質であるはずであった。

ところが、1990年代に乳酸の効果を調べる

ために、一方のマウスには乳酸を投与し、

他方には何も与えずに運動させる実験を行った

結果、乳酸を与えた方がより元気に運動を

継続できた結果がでたという。

つまり「乳酸は疲労回復物質」だった。

その後の研究で、筋肉疲労や痛みの原因は、

運動によって傷ついた筋線維や周りの組織を

修復しようとするときに「筋肉をこれ以上使わ

ないで…」と、筋肉が痛みの形で訴えていて、

その修復に乳酸が関わっているという説が

有力になり、乳酸は疲労を回復させる働きを

備えていることが認められるようになった。

今までは、乳酸が蓄積すると筋肉の疲労が

起こると捉えられており、「乳酸=疲労物質」と

いう認識が一般的でした。

しかし、乳酸が多くつくられるダッシュなどの

無酸性の運動でも、ジョギングなどの有酸素

性の運動でもどちらでも筋肉疲労は起こる。

エネルギー源の糖が足りなくなるマラソン

などの長時間運動では筋肉の疲労が関連して

いると考えられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?