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えっ、本当? という記事に出会った。
運動や労働をすると筋肉内に乳酸が溜まり、
疲労を覚える。
乳酸こそが筋肉を疲労させる働きを備えた
疲労物質であるはずであった。
ところが、1990年代に乳酸の効果を調べる
ために、一方のマウスには乳酸を投与し、
他方には何も与えずに運動させる実験を行った
結果、乳酸を与えた方がより元気に運動を
継続できた結果がでたという。
つまり「乳酸は疲労回復物質」だった。
その後の研究で、筋肉疲労や痛みの原因は、
運動によって傷ついた筋線維や周りの組織を
修復しようとするときに「筋肉をこれ以上使わ
ないで…」と、筋肉が痛みの形で訴えていて、
その修復に乳酸が関わっているという説が
有力になり、乳酸は疲労を回復させる働きを
備えていることが認められるようになった。
今までは、乳酸が蓄積すると筋肉の疲労が
起こると捉えられており、「乳酸=疲労物質」と
いう認識が一般的でした。
しかし、乳酸が多くつくられるダッシュなどの
無酸性の運動でも、ジョギングなどの有酸素
性の運動でもどちらでも筋肉疲労は起こる。
エネルギー源の糖が足りなくなるマラソン
などの長時間運動では筋肉の疲労が関連して
いると考えられている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?