大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

日本海側の大地震から35年目と25年目に

2018年06月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



         



今年は、日本海中部地震(M7・7)から35年目、

また、北海道南西沖地震(M7・8)から25年目の

節目の年に当たるので、専門家は決して忘れ

ないように、また油断をしないようにと注意を

呼び掛けている。

日本海中部地震(M7・7)は、1983年5月26日に

秋田県能代の西方沖約100kmを震源として

M7・7の大地震が発生した。

青森県深浦で、震度5の強震、八戸で震度4を

観測し、東北地方の日本海側で発生した地震

では過去最大の規模だった。

この地震で、104人の死者が出たが、内100人は

津波によるものであった。

日本海側では、津波は起こらないとする思い

込みがあったことや、地震発生後、6~8分で

数mの津波が到達した地域もあり、油断が

多くの犠牲者を出した原因だとされた。

10年後の1993年(平成5年)7月12日に、北海道

奥尻町北方沖の日本海海底を震源とする北海道

南西沖地震(M7・8)が発生した。

北海道の日本海側で発生した地震としては

近代以降では最大規模だった。

震源に近い奥尻島では、火災や津波で175人が

死亡し、全体で202人の死者が出るなど、大きな

被害を出した。

奥尻町では、地震発生数分後に津波が到達。

日本海中部地震の際は、津波は17分後に到達

していた経験から、避難するまで時間的に

余裕があると、油断をしていた人が少なく

なかったとされる。

この2つの大地震は共に、日本海の東縁に

あるユーラシアプレートと北米プレートの

境界で起きる海溝型の地震。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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