大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 食糧不足問題 餓死者発生も想定

2020年10月10日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



 
8月17日に発表された中国社会科学院農村

発展研究所による中国農村発展報告では、

[第14次5カ年計画([十四五計画])期間](2021~

2025)の終わりまでに、中国は約1億3000万

トンの食糧不足に陥るかもしれないとした。

だが、多くの学者がこの報告に対して[国内

では食糧危機はすでに現れており、実際の

状況はもっと深刻かも知れない]と分析。

中国政府は、中国が備えている穀物自給率は

95%であり、世界の食糧安全保障基準である

90%よりも高いとして来た。

これに対して、ある著名な農業研究者は最近、

[データから見る中国の食糧安全保障]という

分析記事を発表し、[データを見ると、現在の

中国の食糧生産では国民の需要を満たすことが

できない事を示している。国家統計局の2018年

12月データでは、2018年中国の食糧自給率は

約82・3%に低下しており、食糧不足は17・7%と

なり、国連食糧農業機関規定の食糧安全保障

基準自給率は90%を満たしていない]と指摘。

食糧不足量の約1億3000万トンは、2億5200

万人が必要とする食糧に相当する。

都市部では、食料不足問題は封印され、充足

していることが宣伝されるだろうが、地方の

貧困地帯や僻地では、飢餓者の発生は避け

られず、日本人のほぼ2倍の人が、近い将来に

飢餓に苦しめられ、命を落とすことになる。

過度なインフラ開発と農耕地収用による耕作

地の減少に加え、農村部の殆どの若者が農業を

放棄し都市部へ出稼ぎに出た結果、農村部の

労働力が大幅に失われた。

耕作放棄地や耕作用地の10%が重金属汚染で

耕作条件を備えぬ不毛の地と化している。

習近平の食料大増産の号令も空しく聞こえる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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