備えよ常に! 備えあれば憂いなし
既に中国では、躺平主義(タンピンしゅぎ)と
いう言葉が良く使われているが、日本では
[寝そべり主義]という言葉で知られている。
具体的には、[住宅を買わない(不買房)、
車を買わない(不買車)、恋愛しない(不談恋愛)、
結婚しない(不結婚)、子供を作らない(不生娃)、
消費は低水準に(低水平消費)]と、カネまみれの
世の中に背負向けて生活をする主義。
習近平の経済政策の失敗で、経済環境は
悪化するばかりで、2023年6月の国家統計局の
報告では若年層の失業率が21・3%と発表され、
その後発表を取りやめてしまった。
北京大学が発表した調査報告では、3月の
若年層の失業率は46・5%となっている。
習近平が推し進めて来た不動産開発を軸と
した経済政策が行き詰まり、多くの不夜城が
各地に残され、3000万戸とされる住宅が
未だ引き渡されずに残る。
こうした状況を爛尾楼、[未完成の建物]と
呼ぶが、これに倣って爛尾娃、[未完成の
赤ちゃん]という言葉がSNSで飛び交っている。
卒業した多くの大卒者が、親から期待され、
支援してもらった大学で身に着けた学歴を
生かした仕事ができる職種に就職出来ない。
就職先が見つからないので、大学院に進んで
就職環境の改善とより高度な学歴による就職の
実現を期待したが、大学院卒の高学歴者でも
状況は変わらず仕事を見つけられない。
卒業後から希望する職種への就職活動を
数年続けても、希望する就職先が見つからない。
迫られる決断は、肉体労働や単純労働の仕事に
就くか、あるいは就職をあきらめて、実家で
老人たちのお世話をするかの選択。
就職先が見つかるまでの失業中を、老父母の
年金に頼って生活している高学歴の若者を
[爛尾娃]と呼び、SNSでこの言葉が飛び交う。
[爛尾]とは腐った尾を意味し,最後までやり
遂げられない有様を形容した言葉だという。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?