大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 [老人の日]が来ても心休まらぬ高齢者

2024年08月30日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





今年の敬老の日は9月16日、[多年にわたり

社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を

祝う]日と定められ、国民の祝日だ。

お隣、韓国の敬老の日は10月2日で、[老人の

日]と定められている。

だが、韓国内では、[老人の日]の意識づけが

低く、余り浸透していないという。

その最たる理由は、韓国社会は、儒教の

教えが深く浸透しているため、特別に敬老の

日として特定の日を設けなくても、韓国民は

日常的に老人に感謝と敬愛の気持ちを持って

過ごしているからだという。

しかし、伝わって来る実情は、これとは

程遠く、大きく異なっているようだ。

韓国では7月に、65歳以上の高齢者数が

1000万人を超え、総人口の19・5%に達する。

平均寿命は、男性が86・7才、女性が90・7才。

この高齢者が、社会生活では蔑ろにされ、

悲哀を味わっているのが韓国の現実の姿だ。

韓国保健福祉部が発表した[23年度高齢者

虐待現況報告書]では、虐待件数は2万2000件で

昨年より12・2%も増加している。

殆どが身内からの虐待で、高齢や認知症などで

家族に負担をかけるストレスからくる虐待。

また、金銭がらみで高齢の親を告訴する

ケースもあるなど、親より金、家族より金だ。

特に、問題なのが社会保険制度の不備から

貧困老人が増えていることが指摘されて久しい。

電車内や公共施設の場では、若者がわが物顔で

振舞い、老人に席を譲らず、威嚇すらする。

政府は、虐待件数の増加に対して、例によって

虐待通報の専用アプリを開発するという。

儒教の国には程遠い対応で、老人の生活の

安定化を図り、若者への他人への思いやりの

気持ちを持たせる情操教育の観点がない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?










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