9月3日に台風9号(メイサーク)が釜山に上陸し
北上、続いて9月7日台風10号(ハイシェン)が、
釜山東部沿いに北上し、蔚山に上陸した。
この2つの台風が、韓国の東海岸に並ぶ原発
地帯を直撃し、原発6基が故障し稼働を停止。
韓国水力原子力は、原因を台風による高波と
強風の影響による「塩分」が原因と発表。
高潮などによる海水が敷地内に流入したため
電力設備に故障が発生たと説明している。
日本のみならず、韓国の原発も海辺に建造
されているのに、海水の流入に備えた対応は
してなかったということ。
10月6日に韓国の国内紙は、韓国の原子力
発電所で手抜き工事の発覚を報じている。
韓国水力・原子力発電会社の資料を分析した
結果、ハンビッ原発、古里原発、新古里原発
更にハンウル原発の9原発の原子炉建屋から
37ヶ所の隙間が追加で見つかり、既に発見
されて分と合わせて合計332ヶ所となった。
2016年に竣工して営業運転を始めた新古里
3号機では、49・5cmもの隙間が発見された。
韓国では、原子炉を覆うドーム型の格納建屋は、
爆発などの事故に備えて、1次防護の役割を
果たせるよう、厚さ168cmのコンクリート
防護壁と厚さ6mmの炭素鋼鉄板が覆っている。
このコンクリートの中に、手抜きによる
50㎝の空洞が存在していたのだ。
これらは、今回の調査結果だが、2019年には
全羅南道霊光のハンビッ原発では、基準では
167・6㎝の厚さを備えているべきなのに、
長さ157cm㎝隙間(穴)が発見されているほか、
防護鉄板の腐食が467ヶ所も見つかっている。
不良個所の数の問題ではなく、それ以前に
韓国民の安全性に対する意識の欠如が問題。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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