大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 全国の水資源の4割が汚染で飲用不適水

2024年08月28日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし





        





水を治める者は国を治めると、古来水資源

管理が重要である筈の中国。

[緑の水と青い山こそは、金山であり銀山だ]と

常々口にして、環境保護を説く習近平。

一人当たりの水資源量が世界の4分の1と

される中国だが、生活排水や工場排水の垂れ

流し、政府の水質汚染管理へのルーズさが、

深刻な飲用水不足を招いている。

政府の水質管理の重点監視対象になっている

湖やダム62ヶ所に内、4割近い24ヶ所が

飲用水に適さない汚染状態にある。

また、全国の河川や湖沼の75%が飲用には

適さない汚染状態にある。

日本でも知られる、長江流域に在る太湖や

巣湖、雲南省の名勝デン池がアオコ発生に

悩まされ、資源水が少ない北部地域の黄河を

はじめ淮河、海河、遼河の水質汚染では改善が

進んでいるものの汚染が深刻な状態にある。

深刻な水不足で頼るのは地下水、だが過剰な

汲上で地下水源も枯渇化が進んでおり、加えて

都市部の地下水の90%は汚染されていて

直接飲用はできない。

豊富な水がめである長江でも、1割が飲用に

適さない汚染状態にある、黄河に至っては

4割が飲用に適さない汚染状態である。

最近、長江流域で起こった事件では、工場から

流れ出た化学物質で、多くの川魚などが死んだ。

悪臭などに耐え兼ねた流域住民の訴えに、

生態環境当局の局長は、茅台酒を飲んで人が

死んだからと言って茅台酒を毒性分析を

しないのだから、川魚が死んだからと言って

河の水の水質分析をする必要はないと一蹴。

汚染原因を調査することで、汚染のひどさが

中央政府の環境保護政策への批判が及ぶ

ことを避けるために住民の訴えを無視。

下(民)からの訴えは無視し、上(習近平)からの

指示は唯々諾々と従う[寝そべり族]が増加。

皇帝の威光は、末端まで届いているようだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?











最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。