胃の中に棲みつく悪魔的存在のピロリ菌。
正式には「ヘリコバクター・ピロリ菌」と呼ばれ
胃の出口に当る幽門部に居着く細菌だが、PH
1~2と高い酸性度を備えた胃酸が存在する中で
生きて、悪さをする厄介者だ。
この強酸の胃酸に耐えて活動をするため、胃の
粘液の下に潜り込んでウレアーゼと呼ばれる
酵素を分泌し、この酵素が胃粘液成分の尿素を
アンモニアと二酸化炭素に分解し、高アルカリ度の
アンモニアで中和して身を守る術を備えている。
分泌したウレアーゼを含む毒素成分が、胃粘膜を
傷付けて、慢性胃炎を起し、更に胃潰瘍や十二
指腸潰瘍を引き起させることになる。
最近の研究では、ここから胃がん、或いは大腸
がんを併発させる可能性を備えていることが
明らかにされてきている。
統計では50歳以上の日本人の8割はピロリ菌に
感染しているが、この内の5%程の人に潰瘍を
発症する危険性を備えていることが判っていた。
ピロリ菌が原因で胃炎などで苦しんでいても、
潰瘍が無ければ駆除の治療は自費だった。
がん撲滅対策を叫びながら国はピロリ菌駆除
費用を長らく健康保険対象と認めてこなかったが
2013年2月から保険が適用されるようになった。
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