6月12日、世界の野生生物専門家が組織する
国際自然保護連合(IUCN)は、東アジア全域で
評価して、この地域に生息するニホンウナギが
減少し、「近い将来絶滅する危険性が高い」と
して、種の保存に備えて絶滅危惧種に指定した。
ニホンウナギは北太平洋のN15度、E140度
辺りで産卵し、稚魚が日本を含む東アジアへ
黒潮に乗って北上し、沿岸部で捕獲されるのが
シラスウナギで、各地で養殖されている。
このシラスウナギが、2010年から2013年まで
4年連続で不漁が続き、取引価格が1Kg当たり
38万円程度であったのが、300万円を超える
価格まで高騰し、[金]並の値段になった。
幸い今年は漁獲量が少し増えて、80万円程度
まで下がっており、土用のうなぎを我々でも口に
できそうな価格に下がると予測されている。
安定供給に備えた完全養殖への取組みも進め
られているが、孵化からシラスまで育てるのが
難しく、やっと目途がついた段階だが、コスト
ダウンには、相当の時間と努力が必要だという。
現在、最も懸念されているのはワシントン条約に
よる取引規制対象に指定されることだ。
環境省はニホンウナギの生息環境の整備などに
取組むほか、水産庁も減少阻止に備えた漁獲
抑制策の強化を進めている。
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