海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込み
部分的に断層面が強くくっ付いている固着部分
(アスペリテイ)に歪みが溜り、引っ掛かりが外れた
際に地震が発生するが、深海では断層面が固着
せずに滑り込んでいる。
この中間的な滑り込みが、ゆっくり滑りと呼ばれ
「スロースリップ」とも呼ばれている。
2014年1月、千葉県の房総沖の相模トラフから
フィリピン海プレートが滑り込む場所でゆっくり
滑りの発生が観測された。
過去の記録では、この場所では5~7年間隔で
7回発生しているが、今回は3年後の発生だった。
これは前回の大地震時の影響が原因としている。
ゆっくり滑りでは、1秒間に数回の小さな振動が
震源域より深い30Km付近の場所で連動して
発生する「深部低周波微動」が確認されている。
微振動に連動するゆっくり滑りには、数日から
10日ほどの短期だけでなく、半年以上かけて
滑る長期的なものも存在する。
更に発生する場所、深さ、早さなどが異なるのは
プレートの形成年代や状況などの差異による。
だが、微振動やゆっくり滑りのデーターの集積と
解析が地震発生の予知に繋がる可能性を備えて
いるとして研究に期待が掛っている。
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