うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

完全無敵巨神兵

2008年04月14日 | 格闘技ログ

 

○シュルトの強さに谷川氏お手上げ、次戦はDREAM?=K-1一夜明け

 

         『    さすがの谷川氏も、マーク・ハントを1R悶絶KOで下した絶対王者セーム・シュルトの強さにはお手上げ状態だ。
 「誰もが認める相手がいればまた6月大会でもタイトル戦になると思いますが、K-1ではもう相手がいないんじゃないでしょうか? 

   ‥  とりあえずは6月29日の福岡大会出場のオファーを出す見込みだが、「K-1では相手がいないし、DREAMにも出てほしいと思いますね」と、総合参戦の可能性も示唆した。

   ‥ 谷川氏が手放しで絶賛したのが、レイ・セフォーを1RKOで撃破し圧倒的な強さをアピールした初代ヘビー級王者のバダ・ハリ。「セフォーがあんなに簡単に負けてしまったのがショック。それくらい今のバダ・ハリは強い。

   ‥ 視聴率は平均が12.8パーセントで、瞬間最高視聴率が武蔵vs.澤屋敷の16.4パーセントであったことを発表。この数字について、「ホッとひと安心ですね。他局が強い番組の中、この数字は悪い方向には向かっていないと思います」と胸をなでおろしていた。    』 ・・

 

 

 オランダの大怪物、セーム・シュルトは強いですねえ。90年代のピーター・アーツくらいの無敵の強さです。アーツの最強時代には、アーネスト・ホーストがぐんぐん実力を着けて追い上げて来てたし、アンディ・フグも勝負にムラがあったが実力を上げて来た。レ・バンナもマイク・ベルナルドも強かった。何よりも、90年代のあのK-1第一次ヒートアップの時代の強豪は、まだ人間の最強ファイターという範疇だった。だが、今のK-1のセーム・シュルトやチェ・ホンマンなどは、もう人間離れした超怪物の領域のファイターだ。アーツ、レ・バンナ、セフォー、それから今回のマーク・ハントあたりまでの強豪たちは、まだ人間の域のファイターだと思う。それでも相当大きな格闘者だけど、シュルトなんかは桁違いの巨人だ。

 シュルトは、巨大格闘ロボとも呼ばれるだけに、身体が人間離れした大きさで、無駄な肉の無い、巨骨と筋肉の塊りという感じだ。ベースが空手だけに、パンチも蹴りも良い。立ち技では弱点がない難攻不落の人間巨城、という感じかな。

 73年生まれというと、現在35歳くらいなのかな。元々は、極真空手から枝分かれした、東孝創始の大道塾で投げ技有りの空手をやり、それからパンクラスで総合格闘技をやっている。グランドの経験もある訳だが、やっぱり光るのは立ち技の破壊力ですね。PRIDE等のプロ総合格闘技では頂点クラスまでは行けなかったですね。K-1では無敵のチャンピオンですけど。

 今回の大会には、フランシスコ・フィリオ、グラウベ・フェイトーザに続く、極真ブラジル第三の怪物、エヴェルトン・テイシェイラがK-1に登場しました。極真世界大会で、フィリオに次いで、史上二人目の世界王者になったテイシェイラですが、K-1初戦の今回の試合では、ちょっと硬くなり過ぎてた感じです。緊張し過ぎで上体がカチカチの感じでファイトしてた。多分、60パーセントくらいの実力しか発揮出来なかったんじゃないかなあ。

 フランシスコ・フィリオのK-1デビュー時は、空手に先手無し、の空手の戦い方で、受けて返すカウンターで勝負を着けていて、またそれが成功していた。カウンターで空手の一撃必殺をまざまざと見せ付けていた。しかし今の世界キックボクシングでは、いろいろと研究されてるから、相手の仕掛けを待って返す戦法だけでは勝てないよね。待ってるだけだと、レフェリーの指導を受けることにもなるし。

 テイシェイラは、あのガチガチ態勢で、日本のK-1界では実力者のぶんぶん丸、藤本祐介を延長まで掛かったとはいえKOしたのは、キックボクシングの試合に慣れれば、かなりの強さを発揮しそうな期待が持たれる。先ず、しっかりとボクシングのパンチを覚えないとね。

 フランシスコ・フィリオの全盛期に、巨神兵セーム・シュルトに当たって欲しかったなあ。フィリオは身体の何処かを故障したんだろうね。フィリオはかなりの、世界最高域レベルの実力者と見てたんだけど、リアルファイトの格闘技者は一度何処かを故障すると、もうどうしようもないもんね。

 大山倍達総裁が生前、日本が獲れなければ腹を切る、とまで言い切っていた、極真世界大会だが、二代目松井章圭館長になってからは、第6回にフィリオ、第8回にテイシェイラが王座に着いている(第8回は3位。第9回で優勝)。それに第8回はベスト4全員が外人勢だ(第9回。第8回では優勝は日本人選手)。時代は変わったんだなあ。

 

 

 アップした後で寝てて思って、書き足そうとして機会がすぐに来なかったんで、今なんだけど(4/15 21:30)、エヴェルトン・テイシェイラは、まだ、キックボクシングの間合いが解ってなかったね。ローキックを織り交ぜた、ボディーへのど突き合いが基本の、フルコンタクト空手の組手の間合いと、ヒットアンドアウェイが基本のキックボクシングでは、間合いが全然違う。キックボクシングの間合いが解らないから、テイシェイラの蹴りなんて全然当たらなかったね。まだまだテイシェイラはボクシング技術を身に付けてキックボクシングに慣れないと駄目だね。同じ極真空手世界一でも、フランシスコ・フィリオの方が、天性の格闘家センスは数段上だったような気がする。

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倖田來未復活の第1歩

2008年04月14日 | 芸能ログ

 

○倖田來未、全国ツアー初日で涙の謝罪! ファンからの激励に再起を誓う

 

         ラジオ番組で「35歳を過ぎると羊水は腐る」と発言し、活動を自粛していた歌手の倖田來未が12日(土)、静岡県・袋井市の静岡エコパアリーナで全国全国ツアー「koda kumi TOUR2008」をスタートさせた。72日ぶりに公の場に登場した倖田は「多くの皆さんにご心配、ご迷惑をおかけしたしたことをお詫びします。本当に申し訳ございませんでした」とファンに謝罪。客席からの激励に涙を流しながら「倖田來未、頑張ります!」と再起を誓った。 ・・

 

 

 週刊プレイボーイの連載で松本人志さんが、この件で悪かったのは、編集段階で、アブナイ言葉はちゃんとカットしたり、きちんと編集をしなかった、ラジオ局側の編集スタッフなのだ、と語っていました。

 ラジオの収録番組で喋るタレントは、聴取者が聞いて面白い話を喋らねばならないし、タレントが勢いに乗って喋る、というのがあり、つい思わず知らぬ間に禁句などを口に出すことも中にはある。ラジオのトークは、タレントは、局側の編集に基本的には口出し出来ないような慣習なんだそうです。だから一番の責任はラジオ局スタッフなのだ、ということです。

 そういえば、TV番組のどれかで誰か出演者が、倖田來未の失言で傷ついた人が大勢居る、といってるが、その後のこの件の報道で、マスコミはTVに雑誌に、いったいこの「羊水腐る」というフレーズを何十回繰り返し使っているのか、と話していた。つまり、傷つく人が居るんなら、その人はその言葉がマスコミで何十回と使われる度に、傷つき続けているだろう、ということだ。

 倖田來未さんも、再開CMもまだ1本もないし、TV出演はまだまだだが、全国ツアーが始まって、先ずは復活の第1歩の踏み出しは、成功したようで良かったね。

 人気タレントが隙を作れば、加護亜衣ちゃんのパパラッチ写真のように、何でも金儲けのタネにしようとする者や、単に面白がりでネットで祭りを起こして楽しむ者などで、足元を簡単に掬われてしまう。

 僕は特別ファンじゃないけど、倖田來未さんは歌手としての実力もあるみたいだし、彼女の歌う歌の熱狂的ファンも多いみたいだし、この復活の踏み出し第1歩の成功を機会に、ツアー成功させて行って、完全復活して欲しいものですね。

 後は、カゴちゃんとゴマキの復活か。流行り廃りの激しい厳しい世界だしな。

 でもこの倖田來未さんの失言騒動は、何でこんなに日本中で大騒ぎのような大変な事態になったんでしょう?よく考えたらあんまりたいしたことでもないみたいだけど。何かの記事に羊水は腐らないが卵子は劣化する、と書いてたな。

 

 

    

 

コメント (4)
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