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ひとつ

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さて、先日コメント欄にてこんな質問を頂戴いたしましたので、今日はそのお話を。


希望さんより頂戴したコメント

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質問です
以前全ては一つとありましたが、物体も(例えばテレビとかパソコンとか)一つなのですか…?


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はい。その通りです。

『すべてはひとつ』というのは、文字通り『すべてはひとつ』です。

ですから、「人間だけ」、「動植物に限って」という話じゃありません。

「無生物」とくくられているものや、人間の能力において観測不能なものも含めた「存在するすべて」です。

そういう意味での『すべてはひとつ』です。


本の中でも書かせていただいた通り、僕がその体験を通じて知ったのは、「生命」に関しての大きな誤解です。

それ以前、僕は「生命」が分断されて存在するものだと思っていました。

佐藤さんの命、鈴木さんの命、犬の命、猫の命、虫の命、植物の命…

そのように、命は沢山あるものなんだと思っていました。

また、「命のあるもの」と「命のないもの」があると思っていました。

多くの方々がそう思うように、鉱物や金属、水や空気など、そういうものは「無生物」として、動物・植物・微生物などを「生物」として捉えていました。

でも、そうじゃなかったんです。

存在するすべては、「たった一つの生命を共有する存在」であることに気づいたんです。


そのことを、僕の本の中では雲さんのセリフとしてこのように書きました。


*****

「世界には、たくさんの命がある」という勘違い・思い込みは、人間が長きにわたりはまっている呪縛だ。

多くの人間は、鈴木さんの命、佐藤さんの命、犬の命、虫の命、植物の命……そうやって、無数の命が存在していると思っている。

でも本当はそうじゃない。おまえの体の細胞が、日々変化しつづけているのと同じことだよ。

伸びた爪を切っても、命はなくならない。髪を切っても、「あぁ、自分が死んだ!」とはならないだろ。

髪を切っても、おまえはおまえとして生きつづけている。

髪の命、爪の命、内臓の命、心臓の命、脳の命、と分かれて存在しているわけじゃない。

爪を生かしているのも、髪を生かしているのも、内臓を生かしているのも、心臓を生かしているのも、脳を生かしているのも、たった一つの同じ命だ。

それと同じように、おまえを動かしているのも、佐藤さんを動かしているのも、鈴木さんを動かしているのも、動植物を動かしているのも、地球を動かしているのも、太陽を動かしているのも、壮大な宇宙全体を動かしているのも、同じ命だ!

命はたった一つしかないんだよ。そして、その命、生命そのものが、おまえの本来の姿なんだ。

自分が、自分の命を所有しているわけじゃない。命が自分なんだよ。

だから、おまえを生きている命と、私を生きている命は、一つの同じもの。

私が「私はおまえだよ」だとか、「すべてがおまえだよ」って言うのは、そういうことなんだ。


(「あの世に聞いた、この世の仕組み」第3章より)

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あらゆる存在は、いま、ここで、常に変化し続けています。

存在を分離・分割・区別することなく、その「すべて」を捉えたとき、それは生じもしなければ消滅することもありません。

ただ、その状態を変化させているだけで、それは在り続けます。

その変化そのものが、唯一の生命活動です。

変化するものすべてが、生命体です。

そして、僕たちが存在するすべての次元において「変化しないもの・動かないもの」は何一つ存在しません。


「性質・状態(be)」の「現在進行形(ing)」、それが「実在(being)」です。



う~ん。ちょっと難しくなっちゃったかな…


←通じた方も、通じなかった方も。
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