goo

バーチャル

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今、あなたがご覧になっているものは何でしょう?

そう聞かれたら、多分あなたは「あの世に聞いた、この世の仕組みを見ています。」と、答えるでしょう。

では、そのあなたの見ている「あの世に聞いた、この世の仕組み」は、どこに「存在」しているのでしょうか?

こんな問いを投げかけると、また「(ーдー)ハァ?」ってことになりますかね。

「おいおい、どこに存在してるかって、今、目の前で見ているよ。」ってことになりますかね。

それとも、ちょっとひねって、「gooのサーバーだろう。」ってことになりますかね。

それとも「やれやれ、また哲学の知識をひけらかしてるよ。」ってことになりますかね。w


さぁ、「あの世に聞いた、この世の仕組み」は、ホントはどこに存在しているのでしょう?

もっと疑って、そもそも「存在」しているんでしょうか?

と、言いますのも、このblog、「ある」と言えばあるし、「ない」と言えばないんです。


「今、目の前で見ているよ。」というアナタ。

よ~く、見てみましょうよ。

あなたが今ご覧になっているのは、「モニター」でしょ?(または、「携帯電話の画面」でしょ?)

それに映っている、「文字の羅列」でしょ?


「gooのサーバーだろう。」というアナタ。

よ~く考えてみましょうよ。

残念ながら、そこにあるのは「ログ」と呼ばれるプログラムでしょ?

そこに格納されている「文字と記号の羅列」でしょ?

もっと言うと、その文字と記号の羅列もサーバーを直接覗いても見あたりません。


仮に、遙か遠い国から、PCの存在も、携帯電話の存在も、日本語の存在も知らない方を連れてきて、この画面を見せたとしたら、どうなるんでしょう。

その人は「あの世に聞いた、この世の仕組み」の「存在」を知ることができるのでしょうか?

そう。「理解」出来ないはずです。

だから、その人にとっては、「あの世に聞いた、この世の仕組み」は「存在しない」んです。

「ないもの」なんです。

そして…

今回の一連の流れ、コメント欄をご覧いただければ一目瞭然。

まさに、人それぞれ、このblogの「捉え方」が「てんでバラバラ」です。

「理解」の仕方によって、このblogは「善」にも「悪」にもなってしまう。


さて、「あの世に聞いた、この世の仕組み」の「実体」は、どこにあるんでしょう?

そうなんです。残念ながら、このblogには、その実体がありません。

仮に、このblogに記載されている内容をそのまま書籍化し、出版したとしたら、実体を得ることが出来るでしょうか。

これも残念ながら、同じ事。

そこに存在するのは、「紙」と「インク」、そして「文字の羅列」です。

「文字」を「文字」として認識出来なければ、「文字」は「文字」として機能しません。

文字という概念を持ち合わせない人が見たら「けったいな絵本」かもしれません。

また、ちょっと別な目線から見てみましょう。

「目に見える物、科学で検証出来るモノしか認めません。」と仰る方も大勢いらっしゃいますが…

では、その実体を伴わないこのblogは、存在を否定され、「ない」ということになるのでしょうか?






分かりますでしょうか?

このblogは、その「実体」を伴わず、皆さんの「概念」の中にだけ「存在」しています。

あなたはこのblogを「現実」と捉えているかもしれませんが、残念ながら「REAL(リアル)」ではありません。

「実体」を伴わない存在、あなたの概念の中でしか存在できないので「VIRTUAL(バーチャル)」なんです。


では、ここ数週間、荒れていたのは、このblogでしょうか、それとも、皆さんの心でしょうか。


※以下参考資料(Yahoo!辞書より)

じったい【実体】
そのものの本当の姿。実質。正体。

バーチャル【virtual】
実体を伴わないさま。
仮想的。擬似的。

かそう【仮想】
実際にはない事物を仮にあるものとして考えみること。

ぎじ【疑似】
本物によく似ていてまぎらわしいこと。
そっくり真似をすること。


※今日の記事の意味が分かると、映画「マトリックス」の本当の意味が分かります。

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本音

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僕が凹んだ理由はね、指摘や反論を受けたからとか、誹謗中傷を浴びせられたからとか、話を信じてもらえないからとか、ランキングが下がったからとか、読者が減ったからとか…、そういう事よりも、今まで僕が書いてきたことが、あらゆる面で「理解されていなかった」という事実にショックを受けたからなんです。

自分でこう言うのもなんだけど、出来るだけ多くの人が理解しやすいようにと、色々表現を検討し、これなら伝わるだろうか、これなら理解できるだろうかと、日々考えてきたんですよ。

それがね、この様だもの。

それを見たら、なんだか虚しくなちゃってね、このまま続けても、無駄なんじゃないかと思ったわけです。

実は、こういった思いは今に始まった事じゃなく、これまでも何度かあったんです。

余りの空しさに、なんとレスして良いのか、分からなくなるコメントは、いくつもありました。

ええ。勿論そういったコメントにレスを返せないのは僕の至らなさです。

で、その人にレス出来ないから、他の人へのレスもしなかったの。

だって、その人だけレスを付けずにおいて、他の人へのレスをしていたら、それはそれで「なんで私のコメントを無視するのさ!」ってことになっちゃうでしょ。(実際、つい最近もあったでしょ。そういうこと。)

だからね、そういうときは、レスしなかったんです。(勿論、それだけではなく、ホントに忙しくてレス出来ないことも多々ありますが…。)

でも、それでも何とかレスに替わる方法でお答え出来ればと思ってね、本文欄の内容を本筋からずらしてお話してみたりとかね、していたんですよ。

まぁ、それで伝わったかどうかも分かりませんがね。


今回、僕が雲さんに「傲慢だ」と叱られた理由は、上記のような僕の気持ちに対してのものだったんです。

僕が、「これだけ分かりやすく書いてあげているのに、なんで理解できないんだ?」なんて思ってたもんだからさ、

(# ゜Д゜) 『このバカチンがぁっ!!』 って叱られたワケですよ。


あっ、ちなみに、これ、なんで叱られてるか、分かります?


「理解」ってのはね、どこまでいっても「本人」の問題なんですよ。(この前提が理解出来ていない人には、チンプンカンプンだろうけど。)

だから、相手に「理解しろ。」という事自体が、そもそもナンセンスな話なんだよね。(他人が誰かに「理解」を「与える」事はできないんです。どんなに頑張っても、ひっくり返っても「理解」を「促す」ことしかできない。って、これ、言ってること分かります?)

それがどんなに難しく複雑な話であろうと、分かる人には分かるし、どんなに易しい話をしても、分からない人には分からない。

もっと言えば、間違った事を伝えても、その間違いを通じて本当の事を「理解」出来る人もいるわけです。

そういうことに対して、僕が「書いてあげているのに」なんて理不尽な事を考えているもんだから、

ゴ━━━━(# ゜Д゜)━━━━ルァ!! ってことになったんですね。





って、今日のお話は、どうやってまとめればいいんですかね?

※こういう事書くと、また「じゃ、blog書くの止めればいーじゃん。」ってな理解出来ていない書き込みがあるんだろうなぁ。

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ナイフ

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えー。

レスの途中ではありますが…

コメント数が多くなってきた為、携帯でご覧いただくことが出来なくなってきました。

また、このままでは、なかなかお返事が追いつきそうにありません。

ですので、再度本文欄でお返事させていただくことにしました。

今日は、今回の流れの中、コメント欄で多く見受けられた、「管理」という問題についてご返答させていただきたいと思います。


コメント欄をご覧の皆様にはお分かりかとは思いますが、僕のことを「管理人」と表現する方や「この状況になったのは、雲 黒斎の『管理問題』である。」「なぜこの状況において、何も行動を起こさないのか。管理意識を疑う。」等のご意見を多くいただきました。

こういった表現をなされた方々には大変申し訳ありませんが、僕自身、「管理人」としての意識は、それほど持ち合わせてはおりません。

そもそものスタンスが違うのです。

僕のスタンスは、あくまでこのblogを「ご自由にお使いください。」というものです。(金品の要求も、無理強いも一切行っておりません。)

また、皆さんのコメントの扱いについては、原則的に消去は行っておりません。(消してくださいと頼まれても、消さないことがあるぐらいです。)

消去しているのは、スパムや2重投稿。(これに関しては、僕が忙しい時は、信頼をしている友人数名にメンテナンスを代行していただいています。)


「ご自由にお使いください。」というスタンスですから、責任はご覧になっている皆さんに委ねております。


つまり、このblogに記載されている内容を、どう解釈し、どう活用するかは、皆さん次第だということです。

※『解釈』は「受け取る側」の問題であり、そもそも僕がコントロールできるものではありません。


このお話をどのようにご説明すればよいものかと考え、あるたとえ話をしてみることにしました。



『ナイフ』


ある日、ある国に住む一人の彫刻家がナイフを見つけました。

そのナイフを見てみると、「望みが叶うナイフ」と書いてあります。

男は「わははは。そんな馬鹿な。望みが叶うナイフだって?」と笑っていましたが、使ってみると、そのナイフの切れ味は素晴らしく、望みが叶うかどうかは分かりませんが、「万能」というにふさわしいものでした。

そのナイフを使うことで、いつもより、料理が美味しくなりました。

そのナイフを使うことで、今までの中で一番美しい彫刻を作ることも出来ました。

彼は、このナイフの素晴らしさを知り、自分だけが使うのはもったいないという思いから、

「ご自由にお使いください。」とだけ書いた看板を立て、そのナイフを誰もが使えるようにしました。


ある人が、その看板を見つけ、そのナイフを使い料理をしてみました。

「ふむ。確かにこれは切れ味がよい。」

またある人は、そのナイフを使い、狩りをしました。

「おお!これは使いやすい。」

またある人は、そのナイフを使い、大道芸をはじめました。

「どうだ。すごいだろう!」

またある人は、そのナイフを使い、撒きを割りました。

「なるほど、これは楽だ。」

それ見た記者は、その様子を報道しました。

「おもしろいナイフがあります。」

それを見たある人が、どれどれ、では私もひとつ…と、料理を始めました。

ですが…

「なんだこのナイフは、切れ味がよかったのは最初だけで、すぐに切れなくなったぞ。騙された!」

そう言って去っていきました。

またある人は、自分では使いませんでしたが、ナイフを必要としている人へ手渡しました。

またある人は、彫刻家が見つけたナイフと同じ物を、別な場所で発見しました。

「やった!これであのナイフに頼らず、自分のナイフで生活できるぞ!」

またある人は、そのナイフを使い、殺人を犯しました。

またある人は、そのナイフを使い、ダーツゲームを始めました。

またある人は、そのナイフの刃を柄とを勘違いし、怪我をしてしまいました。

またある人は、そのナイフをヒントに、新しいナイフを作り出しました。

またある人は、そのナイフを使い、自殺を図りました。

それを見たある人は、彫刻家へ抗議しました。

「なぜ、あんなナイフを提供するようなことをしたんだ!」

その抗議を見ていた、ある人が言いました。

「私が料理をしたときも、そのナイフで指を切ったんだぞ!どうしてくれる!」

それを見て、またある人が言いました。

「看板には、『ご自由にお使いください。』としか書いていないじゃないか。『使わなければならない。』なんて書いていない。上手く使えないのなら、初めから使わなきゃいいのに。」

「そんなことは知ったこっちゃない!治療費を払え!」

「あのナイフが無くなっては困る!反対運動を阻止しろ!」

それを見ていたある人が言いました。

「いや、面白いナイフがあるなどと報道した記者を訴えればいいんだ!」

その様子を見ていた誰かが言いました。

「彫刻家はどこに行った!この状況で黙っているとは何事だ!」





彫刻家は困っていました。

なぜなら彼は、『自分の意見を通そうと思うと、通らない。』という不思議な現象を、その騒ぎの中に見ていたからです。

また、「自分がナイフの使い方を知らない・ナイフそのものの存在を知らない」ということに気づいていない人に、何と説明すれば、「気づいていない」ということに気づいてもらえるのかを、ずっと模索している中だったからです。

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お返事.2

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えー。


何をどう書けば良いものかと、しばらく考えてみたのですが、うまいこと妙案も浮かばないので、とりあえず、記事の更新はお休みして、コメントレスをすることにしました。


とはいっても、過去レス出来ていないもの全部にするのはしんどいので、2007年08月03日更新の「自分.4」から。


で、さすがにコメント数も多いので、一気には書き上げられません。


ゆっくり、分割しながら書きますのでご了承くださいませ。


ではでは( ̄¬ ̄)ノ”


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休暇明け

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(つ ̄▽ ̄)つ□ <ただいまっ! お土産は「白い恋人」だよっ! ※生粋の蝦夷ッ子です。


えー。

1週間ぶりに出社したところ、354通のスパムメールと、大量の原稿修正依頼(締切は本日)で迎えられ、引きつり気味の黒斎でつ。


ごめん(TωT)

一週間も待たせといて、なんだけど… ゴメン(TωT)


お父さん、仕事しないと…_| ̄|○ シクシクシクシクシクシクシクシク




←ランキングが上がると、いい気になって仕事そっちのけでブログを書くかもしれません。
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