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ども、こんばんは。

妻の爆乳を智秀くんに独り占めされ、遠くから指をくわえて羨ましがっている男です。(←アラフォーになっても、いまだ乳離れできておりません)


さて、2011年も残すところあと数日。

そういうことでございまして、数年前の年末にやっていた企画を唐突に引っ張り出しましてお送りしてみたいと思います。

題しまして、

ヾ(≧▽≦)ノ 「輝け! 第3回 黒斎が勝手に選ぶ、僕が好きな本大賞~!」

僕が日々お話しているあれこれが、もっと分かりやすく書かれている、ぜひともご一読いただきたい書籍をご紹介するこの企画…

今年は大手書店さんにて「阿雲の呼吸フェア」なる催しもしていただきましたものですから、その際にピックアップしたものを中心にご紹介してみたいと思います。(以前ご紹介したものも重複しておりますがご了承を)


ではっ!


【その1】『さとりの授業(ソフトバンク・クリエイティブ)』阿部敏郎著

初めに断言しておきます。あなたは既にさとっています。
阿部さんの人気ブログ「いまここ」で日々発信されるメッセージを凝縮した本書。
実はこの本、僕、黒斎が編集を担当しました。
「阿雲」のタッグで作り上げたこの本は二人の想像を遥かに超え、仏教界にまで影響を与えることに。なんと!天台宗の総本山・比叡山延暦寺の大僧正、堀澤祖門先生主催による勉強会「釈の会」にテキストとして採用されました。(ちなみに、韓国仏教教会へ向けた論文でも、阿部さんと僕が紹介されたそうです。WAO!)


【その2】『一瞬で幸せになる方法(サンマーク出版)』阿部敏郎著

保証します。あなたはいまここで、100%幸せになれます。
2005年11月、沖縄でスタートした阿部敏郎さんの「いまここ塾」。
本書は、その「いまここ塾」の第1回から第6回目までをまとめた講話集です。
いまや日本全国で講演をする阿部さんの原点がここに。
この本の編集も、実は僕です。(← ※ここが大事なとこです)


【その3】『ニュー・アース(サンマーク出版)』エックハルト・トール著

エゴの構造とメカニズム、またそれを乗り越えるために理解すべきこと。
多くの宗教でも古くから語られてきた、苦しみの根源と、そこからの救済。
難解な言葉で語られがちになるその仕組みを、「エゴ(幻の自己)」という切り口で明快に説いてくれます。
古くから語られた来た、目覚めへの導きである「汝自身を知れ」という言葉の本当の意味を、順序立てて説明してくれる良書。


【その4】『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(徳間書店)』エックハルト・トール著

「さとり」をロジカルに示してくれるアセンデッド・マスター、エックハルト・トール氏による「さとり指南」。
精神世界を学ぶ途中で出会うであろう数々の疑問にトール氏が答えるという本書。原題は「The Power of Now」。
原題と邦題、その2つのタイトルが表す通り「いま」というキーワードを通して「さとり」を説明してくれます。
明快で分かりやすい返答の数々は、きっとアナタの混乱した思考も解いてくれることでしょう。


【その5】『奇跡の脳 My Stroke of Insight(新潮社)』ジル・ボルト・テイラー著

「脳科学者が悟りをひらいたら、その世界をどのように語ってくれるだろうか」
まさに、そんな疑問に答えてくれているのが本書です。
ある日突然、脳科学者である著者に訪れた脳卒中と、その後8年に渡るリハビリの日々。
左脳が崩壊することで遭遇した「神秘的・形而上学的体験」とは――。
ちなみに、邦訳をつとめたのが『99.9%は仮説』の著者、竹内薫氏ってとこも注目です。


【その6】『14歳からの哲学 ~考えるための教科書~(トランスビュー)』池田晶子著

ついつい「わかったつもり」になりがちな僕たちに喝を入れてくれる、ありがたい一冊。
副題に付けられた言葉の通り「考えるための教科書」です。
僕たちは日々何かと「考えている」つもりでいますが、実のところそのほとんどは「混乱」でしかありません。
常識や思いこみ、固定観念に囚われることなく、ありのままの世界を洞察してゆくその術を、「そもそも考えるとは何なのか」から始まる数々の問いかけで示してくれます。


【その7】『残酷人生論 ~あるいは新世紀オラクル~(情報センター出版局)』池田晶子著

生粋の哲学者が示したオラクル(神託)。それは、真実を知るという残酷な道のり。
あまっちょろい言葉を並べただけのスピリチュアル本を読んだところで、人生を根底から変える気づきなど起こりはしません。
本当のスピリチュアル・宗教性は、エゴにとっては不都合なことばかり。つまり、決して一般ウケするような代物ではないのです。
本気で本当のことを知りたいのなら、残酷な道のりを目を背けずに進む勇気が必要です。
その道へ進む覚悟ができた人たちへ、スピリチュアル・精神世界を学ぶ前に是非一読して欲しい一冊。


【その8】『ブッダ ~大人になる道~(ちくまプリマー新書)』アルボムッレ・スマナサーラ著

原始仏教の長老による「14歳からの仏教」。
スリランカ上座仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラ氏が埼玉の中学・高校で行った授業内容をまとめた本書。
「仏教の話は難しそう・つまらなそう」「葬式の時にワケの分からないお経を上げることでしょ?」など、仏教を偏った固定概念でしか知らない子供達へ「お釈迦さまが残してくれたのは、本当はこういうことなんですよ」と優しく語りかけてくれます。


【その9】『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』(ともに文春文庫)奥田英朗著

エゴの滑稽さを引きずり出す名医(迷医)、Dr.伊良部一郎シリーズ。
「人の振り見て我が振り直せ」じゃないけれど、自分ではなかなか気づけない自分のクセ(エゴの特性)を顧みる切っ掛けが満載。
是非、エックハルト・トール氏のエゴ解説と合わせて読んで欲しいと思います。
自分で自分の首を絞めているという滑稽さへの気づきは、まさに、さとりへの入り口です。


【その10】『99.9%は仮説 ~思いこみで判断しないための考え方~(光文社新書)』竹内薫著

常識も習慣も定説も、ぜんぶ仮説にすぎないのです。
精神世界と対で語られることの多い「科学的根拠」という言葉。
科学的に……と語られると、ついつい納得してしまいがちですがちょっと待った!
もしその「常識」や「当たり前」が、仮説だったとしたら?
思いこみに縛られて身動きが取れなくなってしまったアナタにオススメです。


【その11】『体外離脱するサラリーマン ~ヘミシンクで“誰でもできる”不思議体験~(ハート出版)』とみなが夢駆著

僕と同じガイドがついていると噂される夢駆さんによるヘミシンク紹介。
人為的に脳を変性意識状態へ持っていくことで、体外離脱や死者の意識との交信などを可能にすると言われる音響技術「ヘミシンク」。
それを使って過去世やガイドとコンタクトが可能になったサラリーマン、とみなが夢駆さんの経験談です。
ヘミシンク関連の書籍も多々ありますが、本書の「読みやすさ・とっつきやすさ」はトップレベル。


【その12】『奇跡のコース A Couse in Miracles(ナチュラルスピリット)』ヘレン・シャックマン記 ウイリアム・セットフォード、ケネス・ワプニック編

「これは奇跡の講座です。ノートに取りなさい」イエスが示してくれた奇跡への道。
1965年、アメリカ。心理学者ヘレン・シャックマンのもとへ突如訪れたイエス・キリストのインスピレーション。
エゴは人類が共有する心が患った根源的精神疾患。これを「赦し」というアプローチで治癒する道を説く。
この一冊を読破するのは、ある意味「苦行」かもしれません(笑)。
しかし、この中で語られる言葉が理解できたとしたら、確かに救われることでしょう。
※挫折しそうなアナタにはこちら、『ゆるすということ(サンマーク文庫)』ジェラルド・G・ジャンポルスキー著


【その13】『生物と無生物のあいだ』『世界は分けてもわからない』(ともに講談社現代新書)福岡伸一著

生命とは、生物とはなんだ!?
生命を「部分」として切り取ることは人工的な妄想にすぎない――。
僕たちが普段漠然としか捉えていない「命」の定義を、改めて考え直す切っ掛けとなりうる、分子生物学者の目線による珠玉の科学エッセイ。
「ワンネス」を知る手がかりのひとつとして。


【その14】『悟り系で行こう(明窓出版)』那智タケシ著

クリシュナムルティを扉に覚醒した著者が語る悟り論。
表紙だけ見るとなんだかライノベみたいなんですけど、いざ読んで見ると表紙と中身のギャップがすごいです(笑)。
「『私』が終わるとき、初めて本当の『世界』が現れる」という切り口で、著者の悟り論が縦横無尽に語られます。
「さとり」とは何か。「エゴ」とは何か。「鳥居みゆき」とは何か(笑)。
クリシュナムルティの教えを学び、36歳にして覚醒体験を迎えたフリーライターが表現する世界をお楽しみあれ!


【その15】
『超人生のススメ(ナチュラルスピリット)』ボブ・フィックス著

瞑想の大家が示す「量子物理学」ならぬ、「量子悟り学」
かつてマハリシ・マヘーシュ・ユーギーの高弟としてTM瞑想の普及にも貢献した瞑想の大家、ボブ・フィックスさん。
瞑想を知り尽くしたボブさんが、量子学に基づいて「さとり」や「空(くう)」を示してくれます。
フルフィルメント瞑想の伝授を受けた方は勿論、「瞑想ってなに?」「悟りって、空ってなに?」という方にもオススメです。



【DVD編】

『ザ・シフト(アウルズ・エージェンシー)』

人生の意味とは? 人々がその答えを知ろうとするにいたる様子を描いたヒューマンドラマ。
シフトのタイミングやエピソードは人によって違いますが、多くの場合それは苦悩や困難の中で始まります。
人が「なぜ生きるのか」という意味を求めだすのは、人生がうまくいかないときや、絶え間ない葛藤の中。
このドラマはその表現が非常にうまく、登場人物の自我の側面も、気づきのプロセスも、思い当たることばかりです。
ベストセラー作家の心理学者ウェイン・W・ダイアーが本人役として出演し、映像の中で真実を語ってくれます。


『ウエイン・W・ダイアーとの対話 ~ザ・シフト~(アウルズ・エージェンシー)』

先日発売されたばかりの、インタービュー映像
上記の映画『ザ・シフト』が製作される出発点となった、ウエイン・W・ダイアー博士のロング・インタビュー。
「多くの人が“生きる目的”を模索するが、答えを見つけられずに行き詰まりを感じている。皆、必死に“なにか”を求めているんだ。だが、私からするとそのアプローチは間違っている」
ただ身を委ねることで、人生に劇的な転換<シフト>が訪れる。ウエイン・W・ダイアー博士が、自らの体験をふまえて「人生の劇的な転換(シフト)」を丁寧に解説してくれます。


『神との対話 DVD BOX(アウルズ・エージェンシー)』

全世界で多くの人々の人生を変え、精神的な解放を導いてきた『神との対話』が映像作品に。
ニール・ドナルド・ウォルシュが体験した奇跡的な救済と魂の解放の物語を描いた感動的な映画。
さらに本人自らが神が語った言葉の真実や彼自身の人生観などを隠すことなく語るドキュメンタリー。
この二つの映像はあなたに大いなる感動と人生への深い洞察、さらに原著「神との対話」へのさらに深い理解をもたらすでしょう。



さあ、数日後にはいよいよ2012年!

それでは皆様、どうぞ良いお年を!!!






←今年も1年、応援ありがとうございました!
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メリークリスマス!

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智秀くんに黄疸が出てしまいましてね。

高ビリルビン血症がどうとかこうとか言われまして、3日前から光線療法を受けておりました。

あれってなんか、日サロっぽいですね。(※イメージ)


で、予定の退院日を過ぎ、「大丈夫だよねぇ、イブには帰れるよねぇ…」と意気消沈していた黒妻さんとともに、智秀くんが先ほど我が家に戻ってきました。

( ̄Д ̄)ゞ 長い入院&日サロ、お疲れ様でした。

なんでしょうね。なんだかんだ言っても、やっぱり僕も肩に力が入っていたんだなぁ、ってなことを痛感。

こうして二人が無事に帰ってくるとホッとします。

二人の退院は、僕と竹彩にとって何よりのクリスマスプレゼントとなりました。


数年前の地獄のど真ん中、離婚騒動のころには全く持って想像もつかなかった幸せな時間。

人生って、ホントにわからないものですね。



そんなこんなで、今日は北海道から駆けつけたジィジ&バァバたちと一緒に、賑やかな夜を過ごします。

このところ、なんやかんやで更新が遅くなっておりますが、色々と落ち着きましたら、また性欲的に、もとい、精力的に進めてまいりますので、しばしお待ちを。





We have appreciated good business opportunities given to us in the past.

Best wishes for your spending a very happy Christmas altogether and your coming year being fruitful and profitable.

(今年頂いたご縁に感謝します。皆さんが素敵なクリスマスを過ごされますよう、心よりお祈りしております)



【トークライブのお知らせ】

今回は『月イチ☆』や『月刊アレ!』にて連載中の、最新ネタを中心にお話いたします。
◎2月11日(祝・土) 福岡ソロライブ

受付を開始しました!
◎2月21日(火) 平日のお話会「月イチ☆」
 ※携帯からお申し込みの方は【こちら】


【既に終了した「月イチ☆」のチケットをお持ちの皆様へ】

これまで開催した「月イチ☆」のチケットをご購入いただき、何らかの都合で参加できなかった方がいらっしゃいましたら、次回のチケットをご購入いただかなくとも、お手持ちのチケットで受付をさせていただきます。

日付が違っていても構いませんので、次回以降の会にお越しください。(対象ライブは「月イチ☆」に限らせていただきます。)



←クリスチャンじゃないアナタも。Happy Holidays!
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張本人

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コメント欄でね、何度かこんな感じの書き込みをいただいたことがあるんです。


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神は何だって自我なんてものを作ったんだ!

自我が「他と自分が区別されているという思いこみ」だと言うのなら、プラグを抜くのは「目覚めた者」がしてくれりゃいいじゃないか。

僕はもう、このシステムも浄化行為も嫌だって言ってんだから、俺じゃなくて、出来るヤツがやってくれりゃいいじゃん。

神がこのシステムを用意したというのなら、神がホントにいるというのなら、俺をこのままにしておくな!

救わなくてもいいから、とにかく今すぐこのシステムから解放しろ!!

*****


これ、気持ちはわからないでもないです。いや、むしろ、とてもよくわかります。

で、確かに一部は仰るとおりなんです。

自我の力で、マトリックスに繋がっているプラグを抜くことはできません。

それが出来るのは「俺(自我)」以外の力ですから。


なんだけどね、逆に、こうも言えるんです。

アナタに代わってプラグを抜いてくれる「神」はいません。

そのプラグを抜くことができるのは、アナタだけです。



自我はまるで、何者かが用意した罠に嵌められたかの如く振る舞いますが、実はそういうことではありません。

何度も申し上げているとおり、僕たちは元々「ひとつの同じ存在」です。「分離」は幻想でしかありません。

だから、「罠を仕掛けた者(創造主)」と「罠に嵌められた者(私)」がいるという、この捉え方自体が間違っているのです。

「本当は一つの同じもの」ですから、つまり、「罠を仕掛けた者(創造主)」=「罠に嵌められた者(私)」なのです。

アナタを苦しめる罠を用意した張本人は、「自分自身」です。

ですから、その罠を解く方法を知っているのは「アナタだけ」です。


僕は僕のかかった罠を解くことは出来ても、残念ながらアナタの罠を解くことはできません。




ということを、ゴッド(姉ちゃん)のあの名曲に乗せてみましょう。





君は今~~~♪ 眠りの中~~~♪

その罠を~~~♪ 仕掛けたのは、あな~た~♪

人は皆~~~♪ 悩みの中~~~♪

その罠を~~~♪ 仕掛けたのは~♪

あ~~な~~た~~♪





……年末ですね。(←結局コレが言いたかったらしい)




【トークライブのお知らせ】

残り席わずかです。
◎1月27日(金) 平日のお話会「月イチ☆」
 ※携帯からお申し込みの方は【こちら】

今回は『月イチ☆』や『月刊アレ!』にて連載中の、最新ネタを中心にお話いたします。
◎2月11日(祝・土) 福岡ソロライブ

受付を開始しました!
◎2月21日(火) 平日のお話会「月イチ☆」
 ※携帯からお申し込みの方は【こちら】


【既に終了した「月イチ☆」のチケットをお持ちの皆様へ】

これまで開催した「月イチ☆」のチケットをご購入いただき、何らかの都合で参加できなかった方がいらっしゃいましたら、次回のチケットをご購入いただかなくとも、お手持ちのチケットで受付をさせていただきます。

日付が違っていても構いませんので、次回以降の会にお越しください。(対象ライブは「月イチ☆」に限らせていただきます。)



←このボタンをクリックするのはあなた
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命名

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先日のツイートに、沢山のお祝いメッセージをいただき、ありがとうございました!

お陰様で母子ともに無事出産を終えました。


多くの方から「で、第二子のハンドルネームは?」というメッセージを頂戴しておりましたゆえ、早速上記の通り命名してみました。

オヤジの悪ふざけに強制的に付き合わされる子供らが、不憫でなりません。(←おまえが言うな)


さて、竹彩さんの出産時が帝王切開だったため、今回も子宮の破裂を避けるためということで、予定日より2週ほど早くお腹を開くことになっていたのですが…

手術当日は、小柄な黒妻さんのお腹は、もうはち切れんばかりにパンパン。

でんすけスイカもビックリ!ってな具合に実っておりました。

で、担当医曰く、お腹にメスを入れたものの、なかなか思うように取り出せず、最終的にはお腹の上からグイグイ押して無理矢理ひねり出した、とのこと。

「帝王切開なのに難産」なんていう、あまり聞いたことのない激しいお産となりました。

で、子宮が思いっきり広がってたせいでしょうか、後陣痛もハンパなく辛いらしく…

かといって、僕には何をしてあげれるわけでもなく。

あれだね、いつもより増して、こういう時は男の不甲斐なさを痛感するね。


m(TДT)m 黒妻さん、ホントにホントにお疲れ様です。


と、まぁ、そんな感じではありますが、二人とも元気で何よりです。


黒斎・黒妻・竹彩・智秀というフレグランス一家。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



【トークライブのお知らせ】

来年に入ってからのお話なのですが、福岡の常冨さんから、ソロライブのお誘いをいただきました。

いつもありがとうございます!

雲黒斎講演会 in 福岡

【日時】 2012年2月11日(祝・土)14:00(開場 13:30)

【会場】 春日クローバープラザ 508研修室AB
   福岡県春日市原町3丁目1-7(JR春日駅すぐ)

【参加費】 お一人様3,000円

【お申込み方法】
氏名、希望枚数、連絡先電話番号をお書きの上、下記メールアドレスへお申し込み下さい。

un.kokusai.fukuoka@gmail.com

【主催】 雲黒斎講演会 in 福岡実行委員会


今回は、東京で開催中の「月イチ☆」や「月刊アレ!」の連載でお話している事などを中心にお話してみたいと思っています。

初めての方もお一人様も、どうぞお気軽にご参加ください。



←お祝い受付中です
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自灯明

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かつて、マーケティングの勉強をしていた頃に出会ったイソップ物語です。



『行商とロバ』


むかしむかしある国に、父と小さな息子の二人で荷を担ぎ、ロバをひきながら行商している親子がおりました。

親子がある村に着くと、彼らを見た村人がヒソヒソと話をしているのが聞こえました。

「ほらほら見てごらんよ、あの親子。バカだねぇ」

「ホントだ、せっかくロバをひいているというのに、自分たちで荷を背負ってるよ」

「なんでロバに荷を乗せないんだろうね。そうすれば楽なものを」

それを聞いた親子は思いました。

「なるほど、村人の言う通りだ。よし、さっそく荷物をロバに乗せることにしよう」

そして親子は担いでいた荷をロバに乗せ、次の村へと向いました。


次の村に着くと、道沿いに建つ家の中から声が聞こえました。

「あの親子を見てごらんよ。まったく知恵がないねぇ」

「あらら、本当だ。あんなに重そうな荷物をロバに乗せているよ」

「あれじゃあロバがもたないね。荷物が多いうちは、小さな子供を乗せればいいものを」

それを聞いた親子は考えました。

「うんうん、なるほどそれは一理ある。これはまた良いことを聞いた。彼らの言う通り、このままではロバも長くはもつまい。よし息子よ、しばらくはお前がロバに乗りなさい」

その村での仕事が終わると、父は息子をロバに乗せて旅立ちました。


そして次の村に着くと、村人たちがこぞって言いました。

「あの子供を見てみろ、なんて親不孝者だろう!」

「本当だ。まともな子なら、年老いた父をロバに乗せ、若くて元気な自分が歩くだろうに!」

「まったく。近頃の若いもんには、優しさってのが感じられないね」

その言葉を聞いた息子は深く反省し、慌ててロバから降り、父を乗せました。


少年が自慢げにロバを引きながら次の村へ入ると、川で洗濯をしていたご婦人たちが、すれ違いざまにこう言いました。

「まぁ、なんてこと!こんな暑い日に、小さな子供にロバを引かせて、自分は悠々とロバに乗っているよ!」

「やっぱり男親には、母性ってものが足りないんでしょうね」

「あの小さな足を見てごらん、可哀想に。ああ、あんな親の元に生まれるだなんて、なんて不憫な」

それを聞いた父は恥ずかしくなり、ロバを降りました。

「息子よ、すまないことをしたな。しかし……どうしたものだろう……」

すると息子が言いました。

「大丈夫だよ父さん。最後の市場まではあとちょっと。商品もだいぶ売れて身軽になったから、僕と父さんが一緒に乗ればいいのさ」


そして次の村に入ると、親子は村人からさんざん言われてしまいました。

「なんて酷い親子だ! ロバを見てみろ、ヨロヨロじゃないか!」

「あーあ。いっぺんに二人も乗るから、こんなに弱ってしまって」

「こんなに弱り切ったロバじゃ、どんなに安くても売れやしないぞ」

親子は困り果ててしまいました。この先の旅路を、どのようにすればよいものか……。

「はぁ……、あれもダメ、これもダメ。次の市場まで、一体どう行けばいいと言うんだ」

すると村人の一人が言いました。

「ロバの体力が戻るまで、お前さんたちが担いでいってやればいいのさ」


なるほどと思った親子は、ロバの足を綱で縛り、棒を使って担ぎあげました。


次の村に着くとさぁ大変。

「なんだなんだ、あの親子は!? ロバを担いでるぞ!」

「頭がおかしいんじゃないのか?」

そう言われながらも、「大丈夫、市場はもうすぐだ」と親子は歩き続けました。


が、市場が目前となった橋の上で、吊されたロバが苦しがり、大暴れしだしたのです。

すると、ロバの足をくくっていた綱がほつれ、見る間にロバは川の方へ跳ねていき、そのまま逃げてしまいました。


「ああ。私たちはすべての人を満足させようと頑張ったのに、結局誰一人として満足させることができなかった。それどころか、ロバさえ私たちに不満だったなんて」


行商の親子は呆然と立ち尽くし、ただただロバが遠ざかるのを眺めるだけでした。




←みんなを満足させることはできないけど、満足できた人はお願いします。
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