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今年も一年ありがとうございました!

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※「極楽飯店」の第一話はこちらから。

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こんにちは!

ライブではいいだけしゃべるのに、ブログになるととたんに寡黙になる男です。(更新がないだけです)

年の瀬を迎え、クリスマスもぶっちぎりで音沙汰なしだったので、いよいよ死亡説が流れ始めました。w


今年はどんな年でしたか?

僕はというと、「ほんとに厄年ってあるのかも?」ってぐらい厄年的な事があれこれ訪れる一年でした。

まぁ、そのせいもあって、出来るだけ静かめに過ごした感じだったんですけども、ソレも今日で終わり。

いよいよ厄年も終え、待望の2015年ですよ。

大晦日と元旦の一日違いで何が変わるのかは微妙ですが、とりあえず明日以降は何が起きても厄年のせいにはできませんね。

後厄のせいですね。(おい)


まぁ、あれこれ言っておりますが、2015年はもう少し活動的な年にしていこうと思っております。

ブログのマメな更新は勿論、しばらく止まっていた、書籍の執筆なんかも再開していこうかと。

とりあえず、1月には「阿雲の呼吸」の再始動からスタートいたします。

ぜひ、新春に向けて気持ちを入れ替えた僕を見に来て頂ければと思います。

何をどう入れ替えるのか、僕自身にとってもいまだ未知ですが、とにもかくにも、お伝えできることは話づらいことも含めて100%お話しする勢いでございます。

お申し込み・詳細は下記リンク先をご確認ください。


再始動!『阿雲の呼吸』〜新春の陣〜

◎1月12日(月・祝)大阪

◎1月17日(土)名古屋

◎1月18日(日)博多



今年も一年お世話になりました。

たくさんの応援、ご助言、ありがとうございました!

また、何かとご迷惑・ご心配をお掛けした方々には、この場を借りて改めてお詫び申し上げます。

それでは、どうぞよいお年をお迎えください!



←今年も一年ありがとうございました!
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心の中を覗いてみよう(後編)

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自分を苦しめるとわかっていても、感情が抑えられない。

頭を休めてたくても、思考が止まらず眠れもしない。

こうした心の葛藤は、狂犬と化してしまったパートナー、バディの暴走です。

主人とバディのパートナーシップが崩れ、主従関係が逆転したまま、あちこちで解決策を模索してもあまり上手くいきません。

「引き寄せの法則」や「成功哲学」などで紹介されている様々なメソッドは、このパートナーシップが健全な状態で初めて有効になるものがほとんどだからです。


では、このパートナーシップを取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか。

それにはもちろん、このバディを躾けなければならないのですが、いきなり躾を始めようと思っても、これもなかなか上手くいきません。

バディがどこまで機嫌を損ねてしまっているか、その度合いが、その後の躾けやすさと比例します。

しかし、どんなにバディが機嫌を損ねていても、躾ができないわけではありません。

なぜなら、バディも主人との健全な関係を、どこかで望んでいるからです。


バディの悪戯がエスカレートしてきた原因はただ一つ。

主人にかまってもらいたかったから。

自分に関心を向けてもらいたいがゆえに悪さをし、必死に気を引こうとしてきたのです。


「怒らないように」や「悲しまないように」という様な『感情の抑制』は、大声で吠えまくっているバディを無理矢理押さえつけ、「吠えるな!」と叱りつけているのと同じ状態。

それで素直におとなしい良い子になるはずはありません。むしろ余計にストレスを溜めてしまいます。

また、「心に静寂を」と、目を閉じ深呼吸を繰り返すのは、バディを怒らせないよう刺激しないよう、物音を立てず静かにコソコソ暮らすことに似ています。

その時は良くても、また主人が活動を始めようとすれば、その気配に気づいたバディが暴れ出してしまいます。

「毎日瞑想していても、気持ちが落ち着いているのはその時だけで、日常生活に戻ると、結局思考も感情もコントロールできなんです」という経験をされている方も多いのではないでしょうか。

宗教や精神世界、成功哲学や処世術などに答えを求め、情報集めをしている人は、『はじめてでもよくわかる!正しい犬のしつけ方』という教本を探し回っているのと同じです。

バディのしつけは、「子犬のうちからではなく、すっかり成犬に成長しきっている狂犬を躾ける難しさ」に似ています。

教本どおりにやってみても、なかなかその通りになんてなってくれません。

「ああ、この本に書かれていた方法でもうまくいかなかった。よし、もっといい教本を探しにいこう…」

それを繰り返すうちに、部屋には無数の「しつけ本」が山積みになってしまいます。

「ああ、どこをどんなに探しても真理も法則も見つかりゃしない…」

でも、問題はそこではありません。

バディが必死に「僕を見て!」と吠えまくっているのに、主人はそれを無視して読書に夢中。

そう。本当に目を向けなければならないのは、「教本」ではなく「バディ」の方です。


昨今目にすることの多くなった「ありのままを受け入れる」という言葉の意味は、「僕を見て!もっとかまって!」と叫んでいるバディを受け入れることです。

「こんな心の中が乱雑になったわたしは、本当の私じゃない。もっと健全な心の状態になったわたしが、ありのままのわたしのはずなのよ!」と、現状否定しているうちは、「ありのまま」にかすりもしていません。


以前からお話している「現状を否定しないこと」「感情を味わい尽くすこと」の大切さは、「おかんむりのバディと真摯に向き合い、彼の怒りや哀しみをしっかり受け止めること」を指しています。

自分を振り回している思考や感情を否定したり、目を背けたりしても、なにも解決しません。むしろバディはますます主人に刃向かう様になってしまいます。


躾に入るその前に、まずはちゃんとバディと向かい合うことが大切です。

「僕を見て!もっとかまって!」と叫んでいるのですから、もっと見て、もっとかまってあげれば、徐々にバディは納得してくれます。

「ああ、よかった。ようやくバディが少しおとなしくなってくれた…」と思っても、躾に入るのはまだ早いです。

なんせ、もう何年、何十年分もの鬱積を、バディは抱えてきたのですから。

ここでまた「ご主人風」を吹かせて「よし、じゃ、僕の言う通りにしてごらん」なんて言われたら、バディもまた「なんだとこの野郎!」とへそを曲げてしまいます。

じゃ、どうすればいいのか。

それは、『バディに土下座』です。

これまでの人生で、どれだけバディに振り回されて嫌な思いをしてきたとしても、ここは誠心誠意、バディに謝りきるしかありません。




ごめんなさい。

許してください。

愛しています。

ありがとう。



Σ( ̄Д ̄;) 「あ、これどっかの教本に書いてあったヤツだ! なのに、全然見当違いのとこに、この言葉向けてた! …ってか、ただ闇雲に唱えてた! そりゃ、バディの怒りも哀しみも薄らぐわきゃねーよなぁ!」

それに気づいたら、あとは本気でバディに「ごめんなさい・許してください・愛しています・ありがとう」を伝えなければなりません。

同じ心の中で育ったバディには、主人のウソも演技も一切通用しません。大和田常務の様な「イヤイヤな土下座」では、ちっとも納得してくれないんです。

バディが本当に許してくれるまで、真摯に、真剣に、「ごめんなさい・許してください・愛しています・ありがとう」。

主人の誠意が伝われば、徐々にバディにも「もういいよ。わかったよ」という気持ちが生まれるハズです。

それでもまだ、長年裏切り続けられてきたバディは、時々「その気持ち、本当?」と、主人を試すように悪戯をしたりします。

そんなバディの悪戯にも、「僕の事、試してるんだよね。だいじょうぶだよ、バディ」と、ドッグランで思いっきり走らせてあげて、たまったモノを発散させてあげましょう。




こうして少しずつ、二人のパートナーシップは健全さを取り戻していきます。

ここまできて、ようやく躾の時です。

いきなり、あの憧れのドッグトレーナーのように高度な技(奇跡)を望んでも、上手くはいきません。

「お手」「伏せ」。まずは「動いて欲しい時に動く、止まって欲しい時に止まる」といった基本的なところから。



そしてまた、態度も「主人とペット(主従関係)」ではなく、「かけがえのない、対等なパートナー」として。


その絆が深まるごとに、自己矛盾のない、健全な流れが人生に現れていきます。




そして、主人の愛が届き、バディもまた主人を本気で愛し出したとき。

バディが持つその「鋭い嗅覚(直感・シンクロニシティ)」を主人のために発揮するでしょう。




「ここ掘れ ワンワン!」



Special Thanks /Keisuke Oda(イラスト提供)


【トークライブ・インフォメーション】

平日のお話会「月イチ☆」、各会場ともに12月開催分の受付を開始しました。


平日のお話会「月イチ☆」(東京開催)

12月17日(水)19:30スタート [詳細・お申し込み]


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雲黒斎×木内鶴彦「多次元ディープワープ・トークセッション」

2015年1月23日(金)18:30スタート [詳細・お申し込み] お陰様でご予約満席となりました。只今キャンセル待ち受付となっております。
※主催/ヒカルランドさま


←ここ押せ ワンワン!
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心の中を覗いてみよう

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ウンコの家にワンコが来たよ!

ということで、我が家にモフモフさんをお迎えしてから早4ヶ月。

相変わらずデレデレの黒斎くんです。

だってさ、だってさ、毎朝起きてリビングに向かうと、待ってましたとばかりにこんな感じで「パパ!おはよーーーっ!」って跳んで来るんだぜ。



そりゃどれだけ雲黒斎邸がワンコクサイ邸になったって、このめんこさは、たまんねーべや。


んでもって先日、久々に雲さんのピロートークが炸裂しましてね。

(  ̄Д ̄) 『せっかく犬を飼うという新たな経験を元に、おまえのアウトプットネタがが増えたんだから、最近伝えようとしている「思考は現実化する」って話をワンコネタでやってみよーや』

ってことになったんですね。

雲さんにはさっさとお帰りいただきまして、早速進めて参りましょう。


まず、今回の例え話においては、これまでお話してきた様々な例え話、特に「悟り系」のお話は一旦忘れてください。

「時間は幻想である」とか「すべてはひとつである」とか「未来はすべて決まっている」とか、そういった類の話と今回の話をごっちゃにすると、わけわかんなくなっちゃいますんで。

できるだけ日常感覚に近い、シンプルなカタチで『心の中を覗いてみよう』というお話したいと思います。


「心の中を覗く」と言っても、人様の心の中ではございません。自分の心の中です。

その心の中に、「現実認識を担当する自分(主人)」と「思考と感情を司る、忠犬バディ」が住んでいます。



ふたりは切っても切れないパートナー。物心ついたときから常に一緒です。



互いに幼いころはルール無用。無邪気にじゃれ合い、楽しく、仲良く暮らしていました。

泣きたいときに泣く。動きたいときに動く。怒りたいときに怒る。笑いたいときに笑う。休みたいときに休む。

どんな感情が起こっても、「わっ」とじゃれ合うことで、感情や思考を後に引きずることなく、しっかり発散しきっていました。

互いの無垢さ、無邪気さゆえの、良好な関係でした。


そしてそのまま時は流れ、二人が成長し、徐々に社会との関係を構築していく頃。

主人とバディの良好だった関係が徐々に崩れだしていきます。

幼少期、二人はとても無邪気に遊んでいましたが、そこはやはり、じゃれ合っていただけ。バディのお世話をしなければならない主人自身も幼かったため、バディを「躾ける」ということが全くできていませんでした。

そう。この心の中、住んでいるのは主人とバディの二人きりのため、自分以外にバディのお世話をしてくれる誰かはいないのです。

社会性が求められる環境に身を置きながらも、バディの躾けが適応できていないため、現実認識を担当している心の中の自分に「あれ?なんか上手くいかない。思い通りにならないぞ?」という感覚が生まれてきます。

その後も徐々にバディ(思考と感情)の行動が、主人の思惑を離れて一人歩きしだしますが、「バディには躾けが必要だ」ということを知らない主人は、訳の分からぬまま、社会システムと自分の間に違和感を感じます。

その違和感を解決しようと、主人の意識はますます、心の中(精神性・スピリチュアリティ)よりも外界に向いていきます。(バディとの付き合いは社会との関わり以前からあったため、成長過程で拡大した違和感は、成長過程で接触が増した外界側にあるのではないかと思ってしまうんです。)

それに輪をかけ、興味や関心をひく魅力が、外界には溢れています。

バディが主人に「あそぼっ!」と近寄ってきても、主人は「ゴメン、いまそれどころじゃないんだ」って感じで取り合ってくれません。



そしてバディはストレスをため、懐かず、やりたい放題の狂犬へと変貌していきます。


人に好かれるように。

人に嫌われないように。

競争に勝てるように。

せめて負けないように。

成功できるように。

失敗しないように。

安全でいられるように。

危機を回避できるように。

社会との関わりが密接になるほど、様々な思考や感情が渦巻きはじめますが、相変わらずその思考と感情を司っているバディの躾ができていないままなので、主人はバディに振り回される人生になっていきます。




もう、心の中は、すっかり言うことを聞いてくれなくなったバディのやりたい放題。しっちゃかめっちゃか。



この心の中にすむ主人は、このしっちゃかめっちゃかの状況を「現実」として捉えます。

そしてその部屋を荒れ放題にした主犯は、主人ではなくバディ。

こうして「思考(バディ)が現実(受け入れたくない荒れた部屋)をつくりだした」わけです。


主人はその状況をみて、このままではいけないと思い、部屋を片付けます。

しかし、片付けても片付けても、またバディが荒らしてしまうのです。


「バディ!どうして僕の言うことをきいてくれないんだ!」

躾を怠った自分を棚に上げてバディを叱りつける主人。

それに腹を立てたバディは、主人に噛みつきます。



ジクジクといつまでも止まない痛みが心の中に…。


それだけにとどまらず、バディの暴走はいたるところで現れます。

外を歩けば他者に吠えまくり、



主人がモチベーションを発揮したい時に動かなくなり、



夜の遠吠えがうるさくて眠れもしない。




バディのやりたい放題に、すっかり主人も疲労困憊。

やりたいことをやろうとか、人生を謳歌しようとか、夢と希望を胸に抱いてとか、そんなことに意識を向けられるほどのエネルギーは、もうなくなってしまいました。

部屋の掃除で精一杯。それすらも徐々にどうでもよくなってしまうほどに疲れてしまいました。

「思考は現実化する」と言われても、その思考が自分の言うことを聞いてくれないのですからお手上げです。




さてこの後、主人の運命やいかに。

後半へ続く。



Special Thanks /Keisuke Oda(イラスト提供)


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思い通りの人生

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「思考は現実化する」も「引き寄せの法則」も「ありがとう」も「ツイテルツイテル」も「断捨離や片付け」も、『願いを叶える魔法・万能ツール』ではありません。

これらは、創造の可能性を拡大する一要素であるとともに、本質的な幸せを見いだすきっかけにはなりますが、「願い通りの人生」を手に入れることとは別のことです。

上記のメソッドの本質を深く理解することができたとしても、また、悟りを感得したとしても、人生からハプニングがなくなることはありません。

勿論、現実認識のあり方が変容したことで、「ハプニングを問題として捉えなくなる」という状態はあり得ますが、「ことの流れ」は思惑通りにはなりません。

以前「ゲームの例え」でお話したとおり、この現象界自体が「なかなか思い通り(願い通り)にならない」という前提で成り立っている以上、どこに『願いを叶える魔法・万能ツール』を探しても、それは徒労に終わります。

しかし。

人生に起こることは思い通りにはなりませんが、その状況下で思い通りに生きることは可能です。


緑色の本の中にあった「三位一体」のお話を思いだしてみてください。

そこでは、「父と子と聖霊」を「クリエイターとキャラクターとプレイヤー」に置き換えて説明しました。



「自我」と呼ばれる「キャラクター」は、ゲームの世界・モニター(現象界)の中に存在します。

僕たち人間の通常の意識状態は、自分のことを、このキャラクターであると疑いなく信じている自意識です。


キャラクターは、その才能・性格・人徳に関わらず、苦悩とあらゆる制限に囲まれた「ゲームの世界(現象界)」に投げ込まれています。

しかし、「実際の自分」は、このモニターの中にいるキャラクターではありません。

高次元(モニターの外)に存在するプレイヤーです。

ゲームに熱中しすぎたあまり、モニター内のキャラクターに成り切りすぎてしまっているのが、通常僕たちが認識している自意識です。


さて、ここでです。

キャラクターは、プレイヤーに影響を与えることは可能でしょうか?

残念ながら、それはできません。

プレイヤーが右に進みたいと思えば右に、左に進みたいと思えば左に。

キャラクター(自我)が、どれほど不満を投げかけても、プレイヤー(高次の自分)の思惑から逃れることはできません。


僕たちが日常生活の中で、苦悩を見いだしている時。思い通りにならないと感じている時。

それは、キャラクターの意識とプレイヤーの意識が乖離している時に起こります。

キャラクター(自我)が右に行こうとしているのに、プレイヤー(高次の自分)が左のボタンを押している。

それが、キャラクターの意識には「思い通りにならない」という感覚として露われます。


逆に、なにかとついていると感じる時、思い通りにスムーズに展開すると感じる時。

それは、キャラクターの意識とプレイヤーの意識が一致している時に起こります。

キャラクター(自我)が右に行こうとしている時、プレイヤー(高次の自分)も右のボタンを押している。

キャラクターの感覚で「自分がしている」と感じられたとしても、それはたまたまプレイヤーの意識と選択が一致したから。

実際に主導権を握っているのは、やっぱりプレイヤーです。


そしてもう一つ、思い通りに展開する時があります。

それが、キャラクターの意識(自我)が消失した時、です。

これは、「画面からキャラクターが消える」わけではありません。

キャラクターとしての意識が抜け落ちるだけで、相変わらずモニター内にキャラクターは存在します。

そして、自我の意識が抜けた分、プレイヤーとしての自覚がむき出しになります。

プレイヤーなので、「思い通り」にゲームをプレイします。

右に行きたければ右のボタンを、左に行きたければ左のボタンを。

「なんで左に行きたいのに右に行かざるを得ないのか」とか、「なんだってこんな強敵の前に立たされなければならないのか」等といった不平不満と無縁の状態です。


なので、

「南無(全てを委ねます)阿弥陀仏(プレイヤーに)」

「神(プレイヤー)の思し召すままに」

なんですね。


冒頭の

人生に起こることは思い通りにはなりませんが、その状況下で思い通りに生きることは可能です。

というのは、そういうことでして、

悟ったところで(プレイヤーとしての自覚が現れたところで)、相変わらずゲームはゲーム。

残念ながら困難も障害もなくなりはしません。


キャラクターが「思い通り」と感じていようがいまいが、プレイヤーにとってはすべてが思い通りなんだよね。



さて。

次回は、こういった視点とちょっと違ったお話。

「悟り」とは少し離れた日常的な感覚の中から、心の中を覗いていきたいと思っています。

ただいま久々に、ぼんじょるさんにカットイラストを発注中。

表現がまとまるまで、いま暫くお待ちください。

まぁ、こんなこと言わずとも、お待ち頂くのは慣れっこだよね(自爆)



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今年9月に開催された木内鶴彦さんとのコラボイベントのご好評を受けまして、来年早々に第2弾が開催されることとなりました。
前回以上に深く切り込み、色々な角度から木内さんの見解をお伺いしたいと思います。


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もうスピなんてしない

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『もうスピなんてしない』


グルがいないと何にも
できないわけじゃないと
坐禅し まぶた閉じたけど
真我のありかがわからない
ほら「引き寄せ」も学んだもんね
だけど欲しいのこれじゃない
グルの教えなのなら文句も
思い切り言えたのに

高額掲載に
「ヤバイ!?」と思えたけど
あの白紙の英断に
僕はもっと淋しくなった

「いまここ」と言った君の
ホンネはわからないけど
いつもより歯切れのいい
語りに少し とまどってるよ

もし君に一つだけ
強がりを言えるのなら
「もうスピなんてしない!」なんて
言わないよ 絶対


動画見られる 登録無料
1本見られず仕舞い
知井の趣味で買った石も
この際だから捨ててしまおう
“男らしく いさぎよく”と
ゴミ箱かかえる僕は
他のだれから見ても一番
スピリチュアル・ジプシー

こんなに いっぱいの
神の書籍集めて
付箋たくさん貼ったけど
これまでと変わらぬと 知った

僕あての詫び文が
メールで届いてるうちは
どこかの寺で座っている
向を思って 心配だけど
二人で出せなかった
企画は 今度出会える
今度はお金をかけないで
広めてくれるかな

本当に 本当に
君が大好きなのだから
「もう阿部なんて嫌い!」なんて
言わないよ 絶対


※本家はコチラ



( ̄д ̄;) 「あ、珍しく時事ネタを使おうとしたばっかりに地雷踏んだかしら…」




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今年9月に開催された木内鶴彦さんとのコラボイベントのご好評を受けまして、来年早々に第2弾が開催されることとなりました。
前回以上に深く切り込み、色々な角度から木内さんの見解をお伺いしたいと思います。


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12月の「月イチ☆」は、

17日(水)東京・18日(木)神戸・19日(金)名古屋で開催予定です。

こちらも受付の準備が整い次第改めて告知させていただきます。



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