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「誕生」という幻想

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\( ̄▽ ̄)/ ひゃっほーい!

皆様、沢山のコメントありがとうございます!

久々の更新だったのにも関わらず、こんなに沢山の反応をいただけるとは!

あざーっす!!

さて、先ほど現段階の集計を行ってみました。

皆様から頂いたリクエストは面白いように分かれてしまったのですが、それでも若干の違いが表れました。

と、言うわけで…

本日は、現段階で一番人気だった「8.黒斎的AVレビュー」をテーマにお送りしようと思います!!



だめ?

いや、一人ぐらいはそういったコメントを残す方がいらっしゃるんじゃないかと予想していたのですが…

皆さん真面目よね。(TωT)


えー…。

気を取り直しまして。

集計した結果、1番人気は「3.誕生という幻想」でした。

と、言うことで、今日はぶっ飛んでいきましょう。


まずはこのお話の前提をお話するところから始めさせてください。

「誕生」という言葉の意味を「子が母親の胎内から出る」という意味で捉えるのであれば、勿論私たちは生まれています。

「誕生日」は、まさにこのことに繋がっていますよね。

子が母親の胎内から出たその時を「誕生」として定義しているわけです。

そういう意味では私たちは間違いなく「誕生」したわけですが、今回お話したいのはそのことではありません。

今回お話したいのは「生命の誕生」についてです。

「お母さんのお腹から出てくること」と「生命の誕生」はイコールではないんです。

「お母さんのお腹から出てくること」は現実ですが、「生命の誕生」は幻想です。


通じてますか?


私たちは普段、例えばお友達や親戚が身ごもった時、「新しい命を授かったね」という会話をしたりしますが、本当は「新しい命」というもの自体がないんです。

「子が母親の胎内から出る」=「新しい命の誕生」ではありません。


さて、ここで「いや、新しい命の誕生は幻想だといわれてもやはり納得できない。」とお考えの皆さんに一度じっくり考えていただきたい事があります。


Q.「誕生日」や「受精」などのような人為的定義を使わずに、「生命の誕生」を証明することはできますか?



←「新しいブログ」の誕生はあり得ますが「新しい命の誕生」はありません。

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アンケート

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会社|д ̄)ノ” やぁ!お久しブリーフ!!

いやはや、ここんとこ何だか忙しくて、すっかり更新がトド氷っておりました。(トドを氷らせてどうする。)


さて…。何書こう。

お話したいことは山ほどあるんですけどね、どうにも言葉にならないんですよ。最近。

う~ん。どうしましょう?


うん。こうしましょう。突然ですがアンケートをさせてください。


このあと、どんな話が見たいですか?

是非みなさんの声をコメント欄でお聞かせください。

ちなみに、書こうと思ってはいるけど、まだ形に出来ていない話題は下記の通り。


1.左脳的自縛
脳関連のお話。脳とエゴの関係について。

2.言葉の限界
真理を言葉で伝える事ができない、もう一つの理由。

3.「誕生」という幻想
なかなか通じないぶっ飛んだお話。実は僕たち、生まれていません。

4.2012
東京トークライブ(夜の部)でお話した、アセンションについてのお話。

5.男の女のコミュニケーション
男性と女性ではコミュニケーションの取り方が根本的に異なります。
男女間にある「歪み」を知っておくと、コミュニケーションが円滑になるっていう、そんなお話。

6.「正義の味方」という悪
正義の味方って、実はちっとも正義じゃありません。

7.教育について
黒斎的教育論。


上記は、前々からお話したくてウズウズしてることなんです。

なのですが、ブログという媒体でお伝えするのがとても難しい。

面と向かってお話できれば簡単な話なんですけどね。

文字にしてしまうとニュアンスが上手く伝わらなそうで、なかなか書けずにいる内容なんです。


これに限らず、皆さんの関心のあるテーマを教えてください。

勿論その全てにお答えできるわけではないですが、今後の参考にさせていただきたいと思います。

よろしくお願いいたしまっす!


←こちらもよろしくお願いいたしまっす!

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変人

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Σ( ̄д ̄; )エェッ!? スザンヌって、日本人だったの!?


あ、ども。今更な一言と共にこんばんは。黒斎です。


出勤オフィスが遠くなってからというもの、移動時間がなんだか手持ちぶさたになっちゃいました。

僕、変に貧乏性なとこがあって、移動中何もしないでいるのがもったいなく感じちゃうんですね。

で、電車の中でプチ瞑想してみたり、ケータイに入れた「ALARM CLOCK」の音源を繰り返し聞いてみたり、本を読んでみたりしているのです。

そいでもって先日も、仕事帰りに会社近くのブックオフに立ち寄りまして、移動中に読める本を物色しておりました。

ちょっとした移動時間でも気軽に読めるものが望ましかったので、長編小説の様なものではなくて、短篇をオムニバス構成で編集したような、そんなモノを探してたんですね。

で、目に留まったのが奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」

前から気になっていた小説だったのですが、映画になり、ドラマになり、続編の「空中ブランコ」は直木賞を受賞し舞台になり…と一巡してしまった今となっては、「なんだかいまさらな感じもするよなぁ~」なんて感じで手が伸びずにいたんです。

が、2日前に結局買っちゃいました。

読んでみたらさぁ、いやぁ、やっぱ面白いわ。映画にドラマに舞台にと、次々発展していったのも納得です。

なんて言ったらいいんですかね、この小説に登場する患者達の姿を見ると、「ニュー・アース」の中でエックハルト・トールさんが話してた「人間が抱える機能不全」の、まさに典型だよなぁって。

現代人の泥酔ぶりが、ものすごくリアルかつコミカルに描かれてて、「エゴ」が人間を狂わせるって、こういうことだよなぁって、しみじみ感じさせられるお話ばかりなんです。

「本人は酔ってる自覚がない」また「自覚はあれども依存から抜けられず」という滑稽さと恐ろしさ。


そして、主人公の精神科医、伊良部一郎の「変人ぶり」も最高です。


以前、阿部さんがブログでこんな事を書かれていました。

*****

人はすでに、目覚めや悟りに対して先入観を持っています。

悟った人は、こんな雰囲気になって、何をして、何をしないというリストを持っているのです。

そして、長年かけてそういう人になろうとしますが、やめておいたほうがいいです。

何故なら、そのリストそのものが間違っているからです。

(中略)

もし悟った人に共通する部分があるとしたら、それは「変な人」くらいだと思います(笑)

人の評価にあまり関心がなくなり、自分の心のままに生き出すので、多くの場合変人に見られます。


*****


伊良部先生の破天荒ぶりを見ていると、上記の阿部さんの言葉を思い出してしまいます。

やはり伊良部先生は、人智を超えた名医なのかも…

イン・ザ・プール。まだ読んだことのない方は是非。いまさらながら、オススメです。


え?

なんで急にそんな話をしてるのって?

うん。ついさっき、「空中ブランコ」を買って来ちゃったの。(ああ。これも何かの依存でしょうか…)


←いらっしゃーい(長島監督みたいな甲高い声で。)

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おさらい

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さて。

このタイミングで、みなさんに是非読み返していただきたい過去記事があります。

時期尚早で伝わらなかったアレコレも、今ならご理解いただけるんじゃないかという思いもありまして。

きっと、以前読んだときの印象とは、違った意味のモノとして捉えられるんじゃないかと思います。

同じ記事に対しての「受け取り方」が変わってしまっているという、「自分の変化」を感じていただけると幸いです。


2006年11月08日投稿「3人の僕.3」
2006年11月09日投稿「ブロック」
2006年11月17日投稿「右脳と左脳」

上記3つは、「選り抜きINDEX」にも入れていない記事なので、もしかしたら「初めて見ました」という方もいらっしゃるかも知れないですね。

これらは、先日ご紹介させていただいたジル・ボルト・テイラー博士のお話とリンクする内容なので、例のドキュメンタリー番組や「奇跡の脳」をご覧になった方々には、わかりやすい内容かと思います。


2006年10月10日投稿「境界線」
2007年07月31日投稿「自分」
2007年08月01日投稿「自分.2」
2007年08月02日投稿「自分.3」
2007年11月19日投稿「境界線」
2007年11月20日投稿「境界線.2」
2007年11月21日投稿「境界線.3」
2007年11月29日投稿「境界線.4」

これらは、最近お話ししている「全てはひとつ」という真実を感じていただきたくて提示した記事でした。

このことに対する答えは、誰かから受けることは決してできません。

自分自身の力で、その答えに触れるほか方法がないんです。

ですので、その答えに触れることができるように、その道しるべの一つとして、「これ」という答えのない「問いかけ」という形でのメッセージを提示してみました。

ですが、僕がこの時提示した「問い」は、考えて答えに辿り着けるたぐいのものではありません。

「考える」のではなく、「感じた」時に、その答えがわかるんです。


こういう事をお話しても、もしかしたら、まだ「“感じる”とはどういうことか?どうしたら感じられるのか?」と「考えて」しまって方がいるかもしれませんね。

その「左脳的な思考」こそが、あなたを真実から遠ざけるエージェントスミス(自我)ですよ。^^


←Don't think! Push!(←コレも前にどこかで書いたことがあるような…)

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MISS.BRAIN

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スピ系のあれこれでは、「波動が低い」やらなんやらかんやらと、何かと嫌われ者扱いさてしまう「テレビ」ですが、僕は結構好きだったりします。

そんな僕が今注目しているのは、5月23日(土)から放送開始予定のドラマ、「MR.BRAIN」です。

主演の木村拓哉さんが演じるのは、科警研の脳科学者、九十九龍介。

うだつのあがらなかったホストが、ある事故により、脳の一部を損傷してしまいます。

が。

その後、回復と同時に脳の一部が急激に発達。それによって、驚異的な発想力や思考力を手にすることに。

そして脳科学の研究を始め、その後、龍介は警察庁科学警察研究所(通称:科警研)に引き抜かれ、テロや誘拐などの様々な難事件を解決していく…

というお話だそうです。

あー、楽しみ♪


と、言いますのもね、沖縄・東京でのトークライブにお越しいただいた方々には、若干お話させていただいたのですが、僕の目覚めの切っ掛けになったのは「記憶喪失」なんです。(阿部さんとのコラボCD、「ALARM CLOCK」の冒頭でも、さわりだけお話ししています。)

なかなか大きな声では話せない、ある要因で、一度脳が壊れてしまいました。

脳に問題が起こるというそのこと自体は、日常生活に支障をきたしてしまうほどの一大事ではあったのですが、そのおかげでいわゆる「目覚め」を経験することができました。

そして、僕の人格は一変してしまったんです。

僕に起こった「記憶喪失」は、重大な問題であると同時に、僕の人生を根底から作り直してしまう「リフォームの匠」でもあったのです。

ほんと、昔の僕をご存知の方から見たら、とてつもない性格の変わりよう。

所ジョージさんもびっくりの劇的ビフォア→アフターですよ。

そんな事があってですね、「MR.BRAIN」に登場する、九十九龍介という人物設定に大変興味があるんです。


で。

実は今、その「九十九龍介」以上に共感している人物がおります。

九十九龍介が「MR.BRAIN」と呼ばれるならば、この方はさしずめ「MISS.BRAIN」。

ドラマではなく、実在の人物です。

その人の名は「ジル・ボルト・テイラー」。

この方は、タイム誌の「2008年 世界で最も影響力のある100人」の一人として選出された女性脳科学者・神経解剖学者です。

先日コメント欄でもメッセージを頂きましたが、5月7日にNHKでこの方のドキュメンタリー番組が放映されていました。

博士はトップクラスの脳科学者という肩書きを持ちながらも、37歳の時、自分が脳卒中で倒れてしまいます。

そして、その脳内での出血は、博士の左脳を襲い、言語や時間・空間認識能力(思考)をつかさどる左脳機能を停止させてしまいます。

そして…

目覚めてしまうんです。



その後8年に渡るリハビリを通して、驚異的な回復を遂げた博士は、自身の経験を通した、脳についての専門知識と「目覚め(涅槃・ニルバーナ)」との関連性を発信しておられます。

ご興味のある方はぜひ、博士の著書をご一読ください。

エックハルト・トールさんの「ニュー・アース」と同じぐらい、熱烈にお勧めします。

これをごらんいただければ、なぜこの「目覚め」という感覚・経験を、言葉で伝えることができないのか、また、なぜその境地に思考によって辿り着く事が出来ないのか、という明確な意味がつかめると思います。


ジル・ボルト・テイラー著『奇跡の脳(My Stroke of Insight)』(新潮社/定価:1700円)


この本の和訳を担当したのは、竹内薫さん。

以前ご紹介したことのある書籍『99.9%は仮説』を書いたサイエンスライターさんです。

脳科学者の書いた本と言うと、なんだかものすごく難しい内容であるように思えてしまうかもしれませんが、博士の優しさに竹内さんの和訳も相まって、非常に読みやすいものになっています。



←ご紹介の本を読むと、このボタンをクリックする、ということだけでも「凄いことなんだ!」と再認識できます。

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