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マーヤー

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(  ̄Д ̄) 『さて、ここでさらに「マトリックス」について話していこう。

前回までに話した「時間」の図。



この「縦軸(時の流れ)」と「横軸(意識の存在次元)」にもう一つ、「奥行きの軸」を描き加えてみよう。

この新たな軸は、人間の成長と共に積み重なっていく「定義(言葉・観念)の蓄積」を表す。

人は、思考の次元において、「時間」と「定義」を紡ぎ合わせて「世界(マトリックス)」を構築する。

「時間」という仮想空間の中に、さまざまな「はじまり」や「おわり」、「原因」や「結果」などといった意味を与え、「過去」と「未来」を矛盾なく繋ぐストーリーを書こうとする。

さまざまな「定義」と「時間」という感覚が組み合わさり、

「この原因(現状)がある以上、このような結果(未来)になるだろう」という様な想定や、「理想の結果(未来)を迎えるためには、相応の原因(過去)が必要だ」といった逆算がなされる、言葉によって描き出された世界。

おまえが「世界とはこういうもの」と定めた時、それはすべて「(おまえが認識できる範囲内での)定義の集積」によって形成されている』





(  ̄Д ̄) 『「定義」と「時間」によって紡がれたこの1枚のスクリーン(現象界)が、おまえたちが「世界」と呼ぶものだ。

この次元は、古代インドでは「マーヤー」と呼ばれた。(映画「マトリックス」が公開される3500年以上も前の話だ)

「マトリックス」と同様、「幻影」という意味を持つ』


( ̄д ̄;) 「ちょ、ちょっと待って。“時間は幻想”という話の中においてなお、“3500年前”なんて言葉が出てきておりますが……。それは“時間が存在する”ということでは?」


(  ̄Д ̄) 『おいおい、ちゃんと話を聞いていたのか?

私は「時間は、思考の世界において定義(言葉・観念)とともに積み重なっている。その積み重ねが“世界”という“スクリーン(現象界)”を形成している」と言っているじゃないか。

その話の中において、3500年前という“観念(定義・言葉・記憶・記録)”が出てくることに、どこに矛盾があるというんだ』


( ̄д ̄;) 「……あ、あれ?」


(  ̄Д ̄) 『話を続けよう。

古代インド哲学において「マーヤー」は「幻影」であるとともに、「娯楽」であると説かれた。

「マーヤー」は、神によって創造された幻影次元。その次元に神自身が降り立ち、遊ぶことを「リーラ」と呼んだ。

つまり「この世(マトリックス)」は、神の手によって創造された、神のための遊戯場だ。

人間を貶めるための場でも、また、育成するための場、更正させるための場、罰をあたえるための場でもない』

( ̄д ̄;) 「娯楽? 遊戯場? で、でも……。お釈迦さまはその人生を『苦以外の何ものでもない』と説いていましたよね?」

(  ̄Д ̄) 『その通り』

( ̄д ̄;) 「??? じゃあ結局この世は『苦』なんですか?『娯楽』なんですか?」

(  ̄Д ̄) 『その「どちらか」なのではない。「苦が娯楽」なんだ』

ヾ(`⌒´メ)ノ 「人間を苦しめることを娯楽としているだなんて!なんて神だ!」

(  ̄Д ̄) 『だから、「その次元に神自身が降り立ち」といっているだろう。神は自分以外の者に苦悩を追わせているのではない。神自らが経験しているんだよ』

( ̄д ̄;) 「???」

(  ̄Д ̄) 『神はこの「マーヤー」で遊ぶために自らの意志で記憶を断ち、自身が神であることを忘れた。その究極の忘却状態が「人間」なんだ。

これについては、キリスト教の教えを借りるとわかりやすくなるだろう』



つづく。



【トークライブ・インフォメーション】

7月開催分の受付を開始いたしました!

平日のお話会『月イチ☆』

【東京(三鷹)】2013年7月29日(月)19:30スタート
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マッキーと黒斎の『ライフ・イズ・マジック』

【東京会場】2013年7月13日(土)

・第一部「Life is Magic ~僕らの奇跡の種明かし~」 14:00スタート
 [詳細・お申し込み](完売御礼)現在キャンセル待ち対応です

・第二部「Soul of Money ~お金とあなたの新しい関係~」 17:30スタート
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【大阪会場】2013年7月14日(日)

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テラと黒斎の『言いたい放題』

【松山会場】2013年7月21日(日)14:00スタート
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雲 黒斎 ソロライブ

【福岡会場】2013年7月27日(土)14:00スタート
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←皆さまからいただいている、日々の積み重ねで成り立っております。
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奴隷

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想像以上にたくさんの方から「去年はTENGAがあったのに…」という名残惜しそうなメッセージを頂戴しているのですが……

何百円かで売ってるんですから、自分で買えばいいぢゃない(笑)


とにもかくにも、「7周年記念プレゼント」に、たくさんのご応募ありがとうございます!

受付は今月末日まで。まだまだ受付しておりますので、どしどしご応募ください。


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ではでは、こないだからの続きでございます。


精神世界で目にすることの多い「思考は現実化する」というこのフレーズ。

これは、様々な角度からの解釈が可能な言葉ですが、これまでのお話の流れに沿い、「思考」を「言葉(定義)」という意味でとらえるならば、

僕たちは、『思考を現実としてとらえている』と言い換えることができると思います。

目の前にある事象に対して、意味や価値を与えているのが僕たち自身ですから、そこに見える「世界」が、「思考(自分で付けた定義)によって現実化している」のは至極当たり前のこと。

が、自分の思考(意味づけや価値付け)によって世界を見いだしているにも関わらず、その自覚を見失ってしまっているのが、自我の世界「マトリックス」です。


先日のエントリの最後に付けたこの動画。

以前もマトリックスの解説をしたことがありましたが、ここで改めてそのセリフを振り返ってみましょう。

黒が「日本語字幕」、ピンクが「雲さんによる補足変換」です。





それ(マトリックス)が何であるか知りたいか?

マトリックスは、至る所に存在する。(“言葉”“定義”は至る所に存在する)

この部屋の中にもある。

窓の外を見た時も、テレビをつけた時も、仕事場でも感じる。

教会でも、税金を支払う時も。

真実を隠すため、目の前に下ろされた虚像(個人的解釈)の世界。


アンダーソン(ネオ)「真実って?」


君が(思考の)奴隷だということだ。

(という分離意識)は捕らわれの身として匂いも味覚もない世界(思考の次元)に生まれた。



心の牢獄(ハートが閉じている状態)だ。

………。

マトリックスの正体は人に教わるものではない。

(なぜなら、それまで“教わってきた”定義の全てを、一度手放さねばならないのだから)

自分で見るしかない。


やめるなら今だ。後ではもう遅い。

青を飲めば、ここで終わる。ベッドで目が覚め、後は好きに。

赤を飲めば、このまま不思議の国の正体をのぞかせてやろう。


忘れるな、見せるのはあくまでも真実だ。



*****



さて、ここは重要なポイントの一つです。

僕たちが抱えている問題は、「思考の次元」が存在しているという、そのことにあるのではなく、その次元の「奴隷になっている」ということ。

それは、「思考(過去と未来)」に人生の主導権を奪われ、心をかき乱されている状態にある、ということです。


「いまにある」ということの重要性は、まさにここにあります。

まずは、「定義」の世界から一度離れ、思考の次元を俯瞰できるゾーンに入り、「思考から人生の主導権を取り戻す」ということが、可能であることを知ること。

いわゆる「考えない練習」は、そのための一歩です。


1.思考に使われる状態 (無意識による自動反応)

   ↓

2.思考を動かさない練習 

   ↓

3.思考を使う状態 (意識的選択)


それを、阿部敏郎さんや賢者テラさんは、「“反応”に気づき“選択”へ切り替えることの大切さ」としてお話されています。

阿部さんのブログより『禅定力』

テラさんのブログより『反応ではなく応答』


普段お読みになられていない方も、この機会に是非ご一読ください。


次回、これに続いて「人生(世界)」の構造について、もう少し踏み込んでお話してまいります。



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さぁ、パーティーだ!

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ハッピー・バースデー♪

ハッピー・バースデー♪

お・め・で・と・う、じぶんに~~~♪


つーことで、本日、6月23日は「あの世に聞いた、この世の仕組み」のお誕生日。

おかげさまで当ブログも、とうとう7周年を迎えてしまったのでございます!いえい!


この歳月が何を物語っているかわかりますか?

(  ̄Д ̄) 『そう、完全に「やめ時」を見失ってしまっているのです』

ゴ━━━(# ゜Д゜)━━━ルァ!! 「そういう言い方はないだろう!」


とにもかくにも、ラッキー・セブンなわけでして、日々の皆様からのあつい応援に感謝して、今年もやりますっ!


(* ̄∇ ̄)/゜・:*【7周年記念プレゼント】*:・゜\( ̄∇ ̄*)


ブログ開設以来、本当にたくさんのご縁をいただきました。

そんなわけで今年は、ここ数年でご縁をいただいた盟友・諸先輩方のご著書をプレゼント賞品として開催したいと思います。


【プレゼント・その1】

まずは、こちらから。
僕同様、最近地味~にブログ更新を再開された、(自称)ヘミシンク界の貴公子、とみなが夢駆さんの『体外離脱するサラリーマン』。

この本に書かれているのは、いわゆる特別な霊能者による体験ではありません。
ごく普通の、どこにでもいる一サラリーマンの体験です。
この体験をするのに、必要な資格や能力などは何もありません……。
この本を手に取ったあなたにも、彼と同じような体験ができる可能性があるのです!
(帯コピーより)




【プレゼント・その2】

続きまして、チャリティーイベントでも、大変お世話になりました。
同じくヘミシンク界から、まるの日圭さんの『誰でもヘミシンク』。

朝ご飯を食べるように、ヘミシンクで超感覚に一日のエネルギー補給。
メールと携帯電話で遠くの人と情報交換するように、ヘミシンクで異次元に住む人とコミュニケーション……は可能なのだ。
自己の内面世界を、爆発的に開発したい人は、必読!
(帯コピーより)




【プレゼント・その3】

魂と肉体、それを医療の現場から語れるのはこの方。
東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授(なんて長い肩書き!)、矢作直樹さんの『魂と肉体のゆくえ』。

ベストセラー『人は死なない』の著者の最新刊!
この世で生きるとは、どういうことか。
救急医療に携わる著者が、「命」について考える。
魂と対峙する一冊。
(帯コピーより)




【プレゼント・その4】

そして、いつもお世話になっております。
皆様お馴染み、阿部敏郎さん&向令孝さんの『みんながブッダ』。

ここにあるのは「いつか訪れる幸せ」を叶える方法ではありません。
「いまここ」で幸せに導いてくれる、リアルな禅です。
人気ブロガーと禅僧が、禅とスピリチュアルの両面から、悟りを語ってみた!
(帯コピーより)




【プレゼント・その5】

「いまここ」つながりといえばこの方。
やまがみてるおさんの『「いまここ」にさとりを選択する生き方』。

「さとり」とは、思考からはなれた自分を発見し、そこから人生を生きる状態。
本書を通して、実際に「さとり体験」が起こりえます!
「さとり」の状態を生きるための方法をわかりやすく解説!
(帯コピーより)




【プレゼント・その6】

最新刊での対談でもお世話になりました。
透視チャネラー真名(Mana)さんのご著書から『深・古事記 神ながらの道』。

空シリーズで人気のMana氏が描く古事記。神々を通して私たちの本当の道を問い、いのちの本質を教えます。
(Amazon内容紹介より)




【プレゼント・その7】

「命」について、「人生」について、こんな物語を通して考えて見るのはいかがでしょう?
泉ウタマロさんの『人生逆戻りツアー』。

読書のすすめ店主(本のソムリエ)清水克衛さんに、日テレ「DON!」で紹介され大反響!
自分を変えたい人へ……
読んだから景色が変わる、愛と笑いと真実の物語。
(帯コピーより)




【プレゼント・その8】

『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとする多くのベストセラーを通して、お金と幸せ、またライフワークについてのアドバイスを惜しみなく提供してくれる、本田健さんのご著書から『大好きなことをやって生きよう!』。

お金はあとからついてくる!
大好きなことをやって楽しく生きるのに、
「お金」「才能」「時間」「自信」「勇気」はいらない!
必要なものは、たった1つ……答えは、本書の中で
(帯コピーより)




【プレゼント・その9】

「お金」といえば……。
そう、これからコラボライブでも徹底的にお話してもらいたいと思っています。
ホームレスから一転、敏腕コンサルタントに奇跡の変身を遂げた、日本版ニール・D・ウォルシュのようなこの方(笑)
牧野内大史さん翻訳・監修による『ソウル・オブ・マネー』

世界をまるっきり変えてしまう《お金とあなたとの関係》。
消費されることなく、枯渇することなく、永遠に役立ち続けるお金の使い方。
お金とあなたの関係を次元シフトする、かつてない最高にエキサイティングな本。
(帯コピーより)




【プレゼント・その10】

お金つながりで、もうひとかた。
スピリチュアルから自己啓発、占いまで、縦横無尽に駆け回るミリオンセラー作家、はづき虹映さんのご著書から『貯めなくたって、大丈夫!』

貯めたがるから貧しくなる!
本当の幸せを教えてくれる新常識。
(帯コピーより)




【プレゼント・その11】

これからの時代、特に僕たち日本人は、「お金」と共に「性」の誤解を超えていかなければならないと、僕は思っています。
本田健さんや牧野内大史さん、はづき虹映さんを「お金のマスター」とするならば、「性のマスター」はやっぱりこの方。
アダム徳永さんのご著書から『スローセックスの教科書』




【プレゼント・その12】

アマゾンのレビューの質の高さが、全てを物語っています。
それもそのはず、この方も“ザイオン”にいるのですから。
人は、何のために生まれてきたのか。愛とは何か。完成度の高い小説で、魂を揺さぶられます。
ドリアン助川さんの『あん』

誰にも生まれてきた意味がある。
どら焼き店の軒先から始まる、限りなく優しい魂の物語。
(帯コピーより)




【プレゼント・その13】

この方のパワーは、やっぱり凄い。
ブログをこのテンションで継続できる、そのモチベーションの高さは、僕も見習わなくてはなりません(苦笑)
「ミスターQ」こと、石田久二さんの『宇宙となかよし』

人は誰もが、宇宙から与えられた「天命」を持って生きています。
「天命」はにつながる、つまり「本当の自分」を知ることは、人生における最重要テーマであり、この物語には、そのきっかけとなるシンプルな法則がちりばめられています。
物語は筆者の実体験をもとに再構成した一遍のストーリーであり、語られていることはすべて「実話」です。
(カバー見返しコピーより)




【プレゼント・その14】

比叡山延暦寺で行われた「釈の会」。
今回講師に招かれた僕を、何かと勇気づけてくれたのが、この先生です。
阿部さんとのコラボライブなどでご存じのかたも多いかな?
「国の理想」ネットワーク、野村昇平さんの『(増補)国の理想と憲法』

地球上での戦争と、世界をおおう経済危機を解決していく鍵は、私たち一人ひとりの手の中にあることを気づかせてくれる本書を推薦します。by日野原重明
(帯コピーより)




プレゼントは以上。上記の中からお好きな賞品を選んでご応募ください。

ご応募頂いた方の中から抽選で、それぞれ1名様にプレゼント!

受付は2013年6月30日(日)まで。

当選の発表は、後日このブログ内で行います。


ご応募は【こちら】の特設フォームから!

(ご応募の受付は、お一人さま一回限りとさせていただきます)


たくさんのご応募、お待ちしています!!



←お祝い、絶賛受け取り中!
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ザイオン

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今日のお話は、少し難解かもしれません。

そう長くはない文章なので、わからないときは、何度か読み直していただけると幸いです。

とりあえず、ついてこれる方だけ、どうぞ。



(  ̄Д ̄) 『今日は「世界」について話そう』

( ̄д ̄ ) 「世界、ですか?」

(  ̄Д ̄) 『そう。以前、映画「マトリックス」の話をしたことを覚えているかい?』

( ̄д ̄ ) 「もちろん」

(  ̄Д ̄) 『前回までの「時間」の話と、「マトリックス」を関連づけてみよう。

「いま」という体感の次元、そして「時の流れ(過去→未来)」という思考の次元。

この2つの違いがそのまま「ザイオン(リアリティの世界)」と「マトリックス(バーチャルな世界)」なんだ』

( ̄д ̄ ) 「なるほど。なんとなくわかる気がします」



(  ̄Д ̄) 『この図の左側、「いま」には、「意味」や「価値」が存在しない。

図の右側、「思考の次元」にはそれが存在する』

( ̄д ̄;) 「すみませんでした。やっぱりわからないや……。どういうことです?」

(  ̄Д ̄) 『「バーチャル(仮想現実)」はあくまで「仮想」であり、本当の現実ではない。

この「仮想現実」という言葉の意味を、「判断後の世界」という風に解釈するとわかりやすくなるだろう』

( ̄д ̄;) 「え? いや、わかりやすいかなぁ?」

(  ̄Д ̄) 『「いま」は「あるがままの世界」であるのに対し、「思考の次元」は、そこに「意味や価値」が与えられた世界だ。

おまえが感じた「フィーリング」を「判断」したとき(言葉にしたとき)(思考に置き換えたとき)、そこに「マトリックス」がつくられる。

あの映画の描写では、文字(プログラム)が徐々に世界に置き換わっていくだろ?』

( ̄д ̄ ) 「ええ。そうですね」

(  ̄Д ̄) 『あれは、意識が「体感の次元」から「思考の次元」にスライドしていく過程を描写したものだ。

「あるがまま」に、「言葉(定義)」が与えられて「世界(マトリックス)」となる。

これを逆手にとって、目の前にあるものから、あらゆる「言葉(定義)」を落としてしまえば、そこには、意味や価値を持たない「あるがまま」だけが残る。

(この「世界から、定義を落とす」ということを徹底的に体系化したのが「奇跡のコース」だ。)

そして、世界から全ての定義が落ちきった状態が「今に在る」というもの。

意識が「解釈後」という思考の次元から、「在る」という側にシフトする。

だから、ネオがプラグ(常識)を抜かれた後に見た世界が、「在ON(ザイオン)」なんだ』





つづく。


【トークライブ・インフォメーション】


テラと黒斎の『言いたい放題』

札幌開催は、いよいよ明日(22日・土曜日)!

主催のぴよ♪さんが、会場(かでる2・7)までの道のりを記載してくれました。

コチラをご参照ください。

それでは、ご参加くださいます皆様、会場でお会いいたしましょう!


【札幌会場】2013年6月22日(土)18:00スタート
 [詳細・お申し込み]

【松山会場】2013年7月21日(日)14:00スタート
 [詳細・お申し込み]


*****


マッキーと黒斎の『ライフ・イズ・マジック』

【東京会場】2013年7月13日(土)

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・第二部「Soul of Money ~お金とあなたの新しい関係~」 17:30スタート
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【大阪会場】2013年7月14日(日)

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雲 黒斎 ソロライブ

【福岡会場】2013年7月27日(土)14:00スタート
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←Welcome to Real World!(←モーフィアスっぽく)
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「誘い」と「本質」

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このブログで何度も掲載しているこの言葉。

「Don't think, Feel!(考えるな、感じろ!)」

ブルース・リー主演『萌えよドラゴン』の冒頭シーンにおける有名なセリフです。

……なんだよ『萌えよドラゴン』って。

「萌えよ」でもって「考えるな、感じろ!」って、なんかちょっとエロい。あぁんっ。


ヾ( ̄Д ̄;≡; ̄Д ̄)ツ いや、待って!今日はそんな事を話したかったワケじゃないんですよ。


今日お話したいのは「言葉」について。

そして「精神世界」に関わる際、重要になる姿勢について、です。


「考えるな、感じろ」

これは、文字通り“考えること”から“感じること”へ、意識を切り替えることの重要性を示した言葉です。

その理由は、昨日図解したとおり、

「思考」が「過去・未来(バーチャル)」に属し、「体感」が「いま(リアル)」に属しているから。

考えることから感じることへと意識を切り替えるだけで、「リアリティの世界」へと戻ることができるからです。




と、ここで一つ注意していただきたい点があります。

それは、「言葉」は、「思考の次元」に属しているものだということ。

言葉は、本質そのものではないんです。

捉えて頂きたいのは、言葉(思考の次元にあるもの)ではなく、本質(「いま」にあるもの)の側。

ですから、ここにある言葉に限らず、精神世界分野における情報においては特に、言葉に囚われすぎないで欲しいのです。


前回のエントリに、こんな質問を頂きました。


*****

ごめんなさい。「体感」という言葉に引っかかってしまいました。

『光のなかに全てがあった。全てがあったはずなのに自分さへいなかった。』

あれ? 自分さえいなかったのに、なんで体があるの?

「今ここ」に 体がある?

申し訳ありませんが 教えてください

*****



もし「体感の次元」という単語が飲み込めないのなら、例えば「経験の次元」など、別な言葉に置き換えていただいても構いません。

といいますのも、僕は、言葉そのものではなく、その言葉が指している方を探してみて欲しい、と思っているからです。

言葉を追って理解しようと思わないでください。

言葉は本質ではなく、その本質への「誘い」に過ぎません。


理解は意識が「思考の次元」から離れた時に訪れるものです。

あなたが書き込んでくれたその質問の答えは、あなた自身が「いま」に帰った時に見つかります。

「いま」に帰るコツは「Don't think, Feel!」です。^^

計算や判断にエネルギーを費やすことよりも、五感を研ぎ澄ますことに意識を向けてみてください。



さて、ブルース・リーの「Don't think, Feel!」の言葉の後には、このようなセリフが続きます。

「月を指差すのと似たようなものだ。指に集中するんじゃない。その先の栄光が得られんぞ」




これを、昨日の図に置き換えてみると、このようになります。




僕に限らず、精神世界系の発信をされている方々のメッセージは、すべて「月を示す指先」です。

「あの人の指は太くて嫌だ」とか、「あの人の指は毛だらけで気持ち悪い」とか、「あの人の指は華奢で頼りない」とか、そんな風にメッセージを捉えている限りは、その先にあるものを取り損ねてしまいます。

僕も、的確に月を指し示すことができるよう出来るだけ工夫しているつもりではありますが、それでも十分ではないでしょう。


なにせ、ここにある言葉は、指というより、これ、ですから。






つづく。


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