WIPE OUT 霞ケ丘不動産XVI

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コンピューター化

2011年02月04日 19時25分07秒 | 日記
久しぶりに須磨法務局に調査に行きました。数か月前までは、調査用のテーブルがひとでいっぱいだったり、駐車場が溢れて路上駐車になったり、電車を利用してくるひともいるぐらい賑やかでした。今は、調査ができなくなってしまいガラガラです。コンピューター化がどこの法務局でもすすみ、昔のように自分達で登記簿の閲覧や、測量図などのコピーができなくなってしまったからです。数時間、法務局で考え込んだことが何回もありました。現在は、公図・測量図・建物図面などの閲覧ができません。私達が、窓口で申請した地番の土地や家屋番号の建物のコピー(紙)を窓口で受け取るだけです。申請して受け取るだけですから、数分で終わってしまいます。私達の仕事としては、楽になりました。でも、古くからの資料が封印され、過去のダータや履歴も永遠に封印されました。私達が調査して、事実や錯誤や履歴が明らかになることがありましたが、これからはもうありません。これで不動産のトラブルが増えるのか減るのか、私達にはわかりません。トラブルが起こらないように、数時間をかけ納得いくまで調査していましたが、調査できなく調査しない方がトラブルが減るのかもしれません。なぜなら、間違い探しができないからです。これからは、全てデータベース化され、数十年もすれば、不動産も整備されやっかいな話はなくなると思います。
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