和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

オートクチュール

2024年09月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『オートクチュール』
---Haute couture---
2021年(フランス)

監督:シルビー・オハヨン
出演:ナタリー・バイ、リナ・クードリ、パスカル・アルビロ

フランスのラグジュアリーブランド「ディオール」のアトリエを舞台に、世代も境遇も異なる2人の女性の人生が交差する様子を描いたヒューマンドラマ。

ディオールのオートクチュール部門でアトリエ責任者を務める孤高のお針子エステルは、次のコレクションを最後に引退することを決めていた。
準備に追われていたある朝、エステルは地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられる。
その犯人ジャドの滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感したエステルは、彼女を警察へ突き出す代わりに見習いとしてアトリエに迎え入れる。
反発しあいながらも、時には母娘のように、そして親友のように、美を生み出す繊細な技術をジャドに授けていくエステルだったが……。
 
「たかが世界の終わり」のナタリー・バイがエステル、「パピチャ 未来へのランウェイ」のリナ・クードリがジャドを演じた。
ディオール専属クチュリエール監修のもと、ディオール・ヘリテージに保管されていた幻のドレスや貴重なスケッチ画などが登場。(映画.comより)
 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
オートクチュールのアトリエが再現されてるという事に興味惹かれて鑑賞。
 
ハンドバッグをひったくったという若い子の手を見て、お針子の才能を見たという設定にちょっと違和感。
スリのような巧妙に指先を使う女の子と出会ったのかと思ったら、バッグをひったくった子の相棒でギターを弾いていただけの女の子でした。
でも、偶然その子の手が奇麗でお針子に向いてたって訳です。
 
手を見ただけで、あのディオールのアトリエに入れてしまう設定も、映画ならでは?かな。
でも緊張感と、嫉妬の目溢れるアトリエの雰囲気を見られて、私は面白かったです。
貴重なディオールのデッサンや、モデルさんの着る洋服も見てて楽しめました。
 
オートクチュールのお店はパリの目抜き通りにありますが、工房は貧しい人々の住む地区にあることが多いそうです。
その移民たちの住む地区の希望になればという監督の意図もあったとか・・・。
パリの華やかな部分を支える人々の暮らしなどが垣間見られました。
 
 
 

 
 
 
 

 

 

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大統領の理髪師

2024年09月18日 | こんな映画見ました~(アジア・他)
『大統領の理髪師』
---孝子洞理髪師---
2004年(韓国)

監督:イム・チャンサン
出演:ソン・ガンホ、ムン・ソリ


1960年代の韓国。
大統領官邸“青瓦台”のある町、孝子洞で理髪店を営むごく普通の男、ソン・ハンモ。
彼は、近所の人々同様、大統領のお膝元であることを誇りに思い、時の政府を妄信的に支持し、熱烈さのあまり町ぐるみの不正選挙にも加担するほどだった。
新米助手のキムを無理やり口説いて結婚し、やがてはかわいい息子ナガンも生まれ幸せな毎日を送るソンに、ある時大きな転機が訪れる。
ふとした事件をきっかけに、彼は大統領の理髪師に選ばれるのだった。
これによって、ソンは思いがけず、権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。(allcinemaより)

-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
ソン・ガンホ主演映画は一応見たいと思っています。
見始めはソン・ガンホらしさは思ったほど強調されてない感じがしましたが・・・。

1960~70年代の韓国社会で起きた事件がことごとく出てくるのには少々びっくりしました。
コメディなのが社会風刺なのか、または家族愛なのか、ソン・ガンホに引っ張られながら最後まで狐につままれたような感じで引っ張られました。これがソン・ガンホの力なのかもしれません。
映画に出てくる大統領は韓国の過去の大統領をモデルとしてるのですが、これがハッキリ分かるように描かれてることにドキッなんですよね。
 
まず、ソン・ガンホ扮するソン・ハンモが大統領の理髪師として仕えた大統領は朴 正煕(パク・チョンヒ)をモデルとした大統領です。
これが本人そっくりなんですね。このパク・チョンヒ大統領は後の朴槿恵(パク・クネ)大統領の父親です。
パク・クネ氏は随分報道されましたので、そのお父さんか~みたいに思いました。

以下、パク・チョンヒ大統領についてのWikipediaを貼ります。

1961年5月の軍事クーデターで第二共和国体制を崩壊させて国家再建最高会議議長に就任し、民政移管後の1963年から1979年まで大統領(第5代から第9代)を務めた。彼の時代から約30年間にわたって『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長が実現され、韓国は世界最貧国の層から脱したと評価される。
一方、1972年の自己クーデター及び憲法改正(十月維新)で大統領任期と重任制限を撤廃することで永久執権を図ろうとし、また民主化運動をスパイ操作や司法殺人などで弾圧したとして「独裁者」との批判的評価も受けていた。

この映画には、不正選挙に反発する学生たちの大規模なデモ(4.19革命.1960年)に始まって、10.26事件(パク・チョンヒ暗殺事件.1979年)まで、韓国の社会の流れが凝縮されてる所が凄いと思いました。
その社会に翻弄される姿をサラリと演じてしまうソン・ガンホはやはり素晴らしいです。

 

 


 

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生きる LIVING

2024年09月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『生きる LIVING』
---Living---
2022年(イギリス)

監督:オリバー・ハーマナス
出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

1953年、第2次世界大戦後のロンドン。
仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。
手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。
ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。

「ラブ・アクチュアリー」などの名優ビル・ナイが主演を務め、ドラマ「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッドがマーガレットを演じる。(映画.comより)

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

黒澤明監督作品のリメイクということで公開当初から興味がありましたが、やっと見ました。
黒澤明作品見ているはずなのですが、記事が見当たりません。もう一度見てから記事にしたいと思っていましたが、なかな再見出来ずにいます。
 
主人公のビル・ナイは好演してたと思います。
こちらのイギリス映画の方がやっぱりお洒落!
役場の人たちも、陳情に来た小母さんたちも垢抜けてます。

私にはやっぱり黒澤映画の方が感情移入出来たように思いました。
黒澤作品の方は、同居するお嫁さんももっと意地悪だったし、ラストのブランコに揺れながら歌う「命短し~恋せよおとめ~」のメロディが哀しかった。。。
鑑賞後の感動はちょっと違いましたね。
 
 

 

『生きる 』

1952年(日本)

監督:黒澤明
出演:志村喬、日守新一、田中春男、千秋実、小田切みき、左卜全
 
 

市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。
ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。
絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。
自分の人生とは一体何だったのか……。

渡辺は人間が本当に生きるということの意味を考え始め、そして、初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった。
この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。(映画.comより)

 

 

 


 

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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者

2024年09月03日 | こんな映画見ました~(洋画)
『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』
---Il testimone invisibile---
2018年(イタリア)

監督:ステファノ・モルディーニ
出演:リッカルド・スカマルチョ、ミリアム・レオーネ、ファブリッツィオ・ベンティボリオ

2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」を、イタリアの新鋭ステファノ・モルディーニがリメイクしたサスペンスドラマ。
殺人容疑をかけられた実業家アドリアーノは、これまで敗訴したことのない敏腕弁護士ヴァージニアに弁護を依頼する。
圧倒的に不利な状況にも関わらず、ヴァージニアはアドリアーノを無実にしてみせると話す。
しかし、彼女は驚くべき手法でアドリアーノに事件の真相を語らせ……。

主演は「ジョン・ウィック チャプター2」のリッカルド・スカマルチョ。
ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
(映画.comより)

-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

スペイン映画をイタリアでリメイク、という作品。
知らない俳優さんたち、もちろんオリジナル映画も未見というのに何故が惹かれて鑑賞しました。
う~ん! 始めから終わりまで緊張感が続くサスペンスものでした。
久し振りに、手に汗握るサスペンス映画を見た~!という感想です。
 
面白い映画でした!
 
 

 
 
 
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8月あれこれ---8/27---

2024年08月27日 | 暮らしの記

---2024年8月27日(火)---

今年の夏はとりわけ暑さが厳しかったですね。
それでも先週あたりから、庭から虫の音が聞こえて来ています。
近くの小学校は昨日から2学期が始まりました。

季節は動き始めていますね~。

 

---8/9---

九州の知り合いの方から新米が届きました。

今、店頭からお米が姿を消しています。
新米が届いたときは、そんなことになるなんて思っていませんでしたが、、、。
このお米を食べ切ってしまったら、我が家の米櫃は空っぽです・・・。
しばらくはパンとパスタで凌ぐしかないかも・・・。

 

---8/11---

所属している市の美術連盟開催の人物画の会(着衣固定)に参加しました。
日中は35℃まで上がった気温ですが、9時30分から16時30分まで冷房が効いた部屋でゆっくり楽しんできました。
今回は男性のモデルさん。お笑い系の舞台に出てるとかいう方でした。

 

---8/14---

実は7/31にブルーベリー摘みに行って来ました。


自治会恒例のブルーベリー摘みのに参加した後、続けてその農園でブルーベリーを摘みました。
全部で約2.5㎏。

そのまま食べたり、ヨーグルトやアイスクリームに入れて楽しんだ後、全て冷凍にしておいて時間のある時にジャムにしました。
これが8月14日の写真です。

 

2.2㎏をジャムにしました。
これで冷凍庫のスペースが空いてホッとしました。

 

---8/24---

町田で行われてるクロッキー会に参加しました。
会場は建物のメンテナンスでしばらくクロッキー会はお休みです。

長く続いてる会ですが、私は今年からの参加でした。短い期間でしたがとても勉強になりました。
再開したらまた参加したいと思っているところです。

 

 

 

最後に3年程前ですが、うちの2階から見えた雲を描いたのでアップします。
今年の夏はこうして夏を描く元気はありませんでした・・・。

 

今夏は暑かった・・・デス。
まだ続きそうですが・・・。

 

 

 


 

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ビリーブ 未来への大逆転

2024年08月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ビリーブ 未来への大逆転』
---On the Basis of Sex---
2019年(アメリカ)

監督:ミミ・レダー
出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、 ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツ

「博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ主演で、実話をもとに史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いたドラマ。

のちにアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。
夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。
やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。
やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。

ルース役をジョーンズが演じるほか、彼女を支え続ける夫役を「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマー、伝説の弁護士役を「ミザリー」のキャシー・ベイツがそれぞれ演じる。監督は「ディープ・インパクト」のミミ・レダー。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
実社会において性差による働く場の違いの是正に挑んだ女性裁判官の実話です。
 
女性の地位向上のために数多くの女性達が活躍して来ています。
その凄まじい努力の裏を支えている男性陣にも本当に頭が下がります。

ルースは大学院を首席で卒業するも、女性という事で弁護士として就職が出来ず、大学で教授として働く一方で弁護士として働く機会を待っています。
やがてある訴訟記録を目にします。誰も受けようとしない訴訟で自分がやらねばならないと立ち上がります。
その訴訟というのがです。(ネタバレ)
 
---Wikipediaより---
1970年のある日、マーティンが持ち込んできた案件の一つがルースの関心を引いた。
その案件はチャールズ・モリッツという名前の男性に関するものだった。
モリッツは働きながら母親を介護するために、看護師を雇うことにしたのだが、未婚の男性であるという理由でその分の所得控除が受けられない状態にあったのである。
その根拠となる法律の条文には「介護に関する所得控除は、女性、妻と死別した男性、離婚した男性、妻が障害を抱えている男性、妻が入院している男性に限られる」とあった。
ルースは法律の中に潜む性差別を是正する機会を窺っていたが、モリッツの一件はその第一歩に最適だと思った。
「法律における男性の性差別が是正されたという前例ができれば、法律における女性の性差別の是正を目指す際に大きな助けとなるに違いない。また、高等裁判所の裁判官は男性ばかりだから、男性の性差別の方が共感しやすいはずだ」と考えたからである。
 

つまり男性であるがゆえに法の擁護を受けられないことに対しての性差別を訴えたのです。
男性が性差別を受けたことで裁判に勝つことが出来れば、法律に性差別が生じていることになり性差別が是正されると信じたのです。裁判は見事勝訴しました。

その後、
クリントン大統領時代1993年ギンズバーグは連邦最高裁判事に就任(オコナー判事に次いで女性として二人)。トランプ大統領時代の2020年9月まで連邦最高裁判事を務めた。ギンズバーグ死後わずか1か月ですぐにトランプ大統領は保守派の判事を任命している。

その辺りのニュースは微かに記憶があります。トランプ大統領が何か選挙後に異議申し立てをしたときに有利なように、、、とかニュースで騒いでいたのは、このギンズバーグ女史が亡くなったからなのですね~、と今になって繋がりました。。。

 

 

 


 

 

 

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空白

2024年08月20日 | こんな映画見ました~(邦画)
『空白』

2021年(日本)

監督:吉田恵輔
出演:古田新太、松坂桃李、田畑智子、趣里、伊東蒼、寺島しのぶ、藤原季節
 

「ヒメアノ~ル」「愛しのアイリーン」の吉田恵輔監督が古田新太を主演に迎えて贈る衝撃のヒューマン・サスペンス。
 
交通事故で娘を失った父親が、事故の原因となったスーパーの店長を追い詰めるべく、マスコミやSNSを巻き込み激しい憎悪をエスカレートさせていく暴走の顛末を力強い筆致で描き出す。
共演は松坂桃李、田畑智子、寺島しのぶ。

ある日、スーパーで中学生の花音が店長の青柳に万引きを見咎められ、逃げて車道に飛び出した末、凄惨な事故に巻き込まれて命を落としてしまう。
シングルファーザーの添田充は、変わり果てた娘を前に泣き崩れる。
日頃、娘の気持ちなど気にもかけてこなかった添田は、せめて彼女の濡れ衣を晴らそうと、青柳を激しく責め立て始めるのだったが…。(allcinemaより)

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
ずっリストアップしてあったのですが、なかなか無料にならないのでレンタルしました(笑)。
 
これは古田新太の好演につきますね。
松坂桃李も素晴らしかったです。
松坂くんは私の好みとは違うイケメンなのですが、こういう冴えない男の役もきっちりこなすのですね~。
古田新太のモンスター振りが見事でした。
子供を失うって事はモンスターになっても仕方がないのかも、、、と思ったりしました。
寺島しのぶのしつこい小母さんも流石でした。
 
とても良い映画でした。
 
 
 

 
 
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ワイルド・リベンジ

2024年08月17日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ワイルド・リベンジ』
---Wash Me in the River---
2022年(アメリカ)

監督:ランドール・エメット
出演:ジャック・ヒューストン、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・マルコビッチ

ジャック・ヒューストン、ロバート・デニーロ、ジョン・マルコヴィッチ共演によるリベンジアクション。
保安官のチャーチは薬物に侵された町の若者を救う活動をしていた。
薬物中毒のシェルビーとルビーは婚約し、薬物と縁を切ることを決意するが…。(キネマ旬報)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
ロバート・デニーロ、ジョン・マルコヴィッチ共演とあれば見なくちゃ~ですよね。
 
お話は愛しい人を殺害された男の復讐劇です。ベタな展開ですが安心して見ていられます💦
 
ベテラン俳優の名前を羅列して、ちょこっと出演というケースの映画でした。
デニーロはさすが年取りましたが、マルコヴィッチは変わらないですね~。
マルコヴィッチもこういう使い方されるのかな、、、って思っていたらラストさすがマルコヴィッチです(笑)。
主演のジャック・ヒューストンは何かの作品で見てるかもしれませんが、私としては「初めまして」でした。
 
オススメではありませんが、見て損した感じではありませんでした。
 
 
 

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ティル

2024年08月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ティル』
---Till---
2022年(アメリカ)

監督:シノニエ・チュクウ
出演:ダニエル・デッドワイラー、ウーピー・ゴールドバーグ、ジェイリン・ホール

1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけとなった実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を劇映画化。

1955年、イリノイ州シカゴ。
夫を戦争で亡くしたメイミー・ティルは、空軍で唯一の黒人女性職員として働きながら、14歳の息子エメットと平穏に暮らしていた。
ある日、エメットは初めて生まれ故郷を離れ、ミシシッピ州マネーの親戚宅を訪れる。
しかし彼は飲食雑貨店で白人女性キャロリンに向けて口笛を吹いたことで白人の怒りを買い、8月28日、白人集団に拉致されて凄惨なリンチの末に殺されてしまう。
息子の変わり果てた姿と対面したメイミーは、この陰惨な事件を世間に知らしめるべく、ある大胆な行動を起こす。

「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野」のダニエル・デッドワイラーが主人公メイミーを熱演し、ゴッサム・インディペンデント映画賞など数々の女優賞を受賞。
名優ウーピー・ゴールドバーグが共演し、製作にも名を連ねる。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
ウーピー・ゴールドバーグが共演、製作にも名を連ねる、ということに惹かれての鑑賞です。
 
公民権運動は、アメリカ映画では歴史上欠かせない出来事としていろいろな場面に出てきます。
その公民権運動に大きく繋がったとされる「エメット・ティル殺害事件」を映画を通して知ることが出来て良かったと思いました。
 
この映画の主人公、メイミー・ティルは空軍で働いていたという事ですが、その当時のエリートだったのかな、と思います。かなり気丈な女性だったようです。
自分の息子が惨殺され、アメリカの人種差別問題を自分の事として受け止め立ち上がったのです。
 
ウーピーを久し振りで見ることが出来ました。もう少し出番が多くても良かったのでは・・・?
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
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ブラックバード 家族が家族であるうちに

2024年08月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ブラックバード 家族が家族であるうちに』
---Blackbird---
2019年(アメリカ・イギリス)

監督:ロジャー・ミッシェル
出演:スーザン・サランドン、 ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、リンゼイ・ダンカン、サム・ニール

「デッドマン・ウォーキング」のスーザン・サランドンと「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットという、ともにオスカーを受賞している2人が初共演し、2014年製作のデンマーク映画「サイレント・ハート」をリメイクしたヒューマンドラマ。
同作の脚本家クリスチャン・トープが自ら脚色を手がけ、「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督がメガホンをとった。

ある週末、リリーは夫ポールと暮らす海辺の邸宅に、娘のジェニファー、アンナとその家族、そしてリリーの学生時代からの大親友リズを集める。
それは、ある理由によって死を覚悟したリリーが、“家族が家族であるうちに”過ごすために自ら用意した最後の時間だった。
それぞれ平静を装いながらリリーの願いである最後の晩餐を共にする彼らだったが、あることをきっかけに緊張感が弾け、それぞれの秘密が明かされていく。

リリーをサランドン、ジェニファーをウィンストレットが演じ、リリーの夫ポール役で「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール、次女アンナ役で「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカが共演。(映画.comより)


        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
好きな女優のスーザン・サランドン主演ということに惹かれての鑑賞。
まずはサランドンの持つ美しい世界が変わらないことが嬉しかったです。
 
オリジナル作品「サイレント・ハート」は未見です。
 
話の展開は、安楽死を実行することに決めたリリー(スーザン・サランドン)とそれを見守る家族のある1日の物語。
リリーは日々身体が動かなくなる病気で、自分で自分の人生を終わらせたいと家族を集めます。
その最後の日に家族が今まで言えなかったことが顕わになり、ぶつかり合いますが最後皆でリリーを見送ることになるという展開。
 
最後の最後になってからではないと、本当の気持ちを出せないということも少々淋しい気もします。でもリリーの潔い決断が家族を救ったことにもなるのかな、と思いました。
 
 ケイト・ウィンスレット、私は少々苦手としていますが、この映画では良かったと思います。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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アメリカン・フィクション

2024年08月10日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アメリカン・フィクション』
---American Fiction---
2023年(アメリカ)

監督:コード・ジェファーソン
出演:ジェフリー・ライト、トレイシー・エリス・ロス、エリカ・アレクサンダー

日本ではAmazonのPrime Videoで独占配信中、オスカーの作品賞、主演男優賞(ジェフリー・ライト)など5部門にノミネートされているコメディ・ドラマ。
人生の岐路に差し掛かった黒人作家が、気まぐれからペンネームで書いた本が思わぬ騒動を巻き起こす。

中堅作家セロニアス・エリソン(ライト)は、教員をしている大学での言動が問題視され、休暇を命じられる。
これを機に新刊の宣伝も兼ね、故郷ボストンでのブックフェアに参加するが、逆に会場で自分の不人気を痛感するハメに。
足が遠のいていた実家に行くと、母の介護や兄弟の離婚など、さまざまな現実が待っていた。
金も必要になり、半ばヤケになったエリソンは、貧困下層の黒人ギャングが赤裸々に告白する半生という、いかにも白人ウケしそうな実録風犯罪小説をでっち上げる。
冗談で書いたこの著作は思わぬ人気を呼び、ミリオンセラーになってしまう。(映画.comより)

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
Amazonプライムの解説を見て興味引かれ鑑賞しました。
面白い映画でした!!
鑑賞後ネット検索してみると、この作品はいろいろな皮肉やメッセージが込められていることが分かります。
 
ブラックコメディというカテゴリーなんですが、鑑賞後は笑うに笑えない、何とも心がくすぐられるような不思議な感覚でした。
 
 
 

 
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丘の上の本屋さん

2024年08月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『丘の上の本屋さん』
---Il diritto alla felicita---
2021年(イタリア)

監督:クラウディオ・ロッシ・マッシミ
出演:レモ・ジローネ、コッラード・フォルトゥーナ、ディディー・ローレンツ・チュンブ

「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、本を通して老人と少年が交流する姿を描いたハートウォーミングストーリー。

イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上にある、小さな古書店。
店主のリベロはある日、店の外で本を眺めていた移民の少年エシエンに声を掛ける。
好奇心旺盛なエシエンを気に入ったリベロは次々と店の本を貸し与え、エシエンは、リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾ける。
本の感想を語り合ううちに、2人は年齢や国籍を超えた友情を築いていく。

店主リベロ役は「フォードvsフェラーリ」「我が名はヴェンデッタ」のレモ・ジローネ。

 

-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
まず美しい村の風景に魅せられます。
テラスが素敵なカフェのお隣にある古本屋さん。古本屋さんの主人は頑固そうなお爺さん。
それだけで物語の展開を期待してしまいます。
その古本屋さんに出入りするちょっと個性的なお客とのやり取りの中で物語は進みます。
その中でも軸になるのは本屋の前で立ち止まった少年とのやり取り。
ブルキナソファからの移民の少年で本に少しだけ興味があります。
そんな少年に読んでご覧、と1冊ずつ本を貸していくうちに心が通じていきます。
読んでごらん、と貸し与えた本は「ピノッキオの冒険」「イソップ寓話集」「星の王子さま」「白鯨」「アンクル・トムの小屋」「ロビンソン・クルーソー」「ドン・キホーテ」。
 
自分が病気で先がない事を悟ったお爺さんが、最後に少年に与えた本が「世界人権宣言」が書かれた本でした。
何気ないやり取りで進んだ物語でしたが、ラストに示されたのは「世界人権宣言」。
オリジナルタイトルのIl diritto alla felicitaは、google翻訳で幸福への権利でした。なんか邦題だけで内容を把握してた気になってた私は、え?そういう話でしたか・・・と思いました。
最後の本の前までは楽しかったです。
オススメします。難しいことは抜きにして、楽しみましょう。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
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7月あれこれ---7/26---

2024年07月26日 | 暮らしの記

---2024年7月26日(金)---

暑中お見舞い申し上げます。

---7/1---

人と会う約束があって御茶ノ水駅まで凜のパパと出かけました。
待ち合わせ時間までに少し時間があったので、ニコライ堂を見に行きました。
7~8年前になると思いますがお教室でスケッチに来たことがあります。

---7/6---

凜のパパの写真展(会社OB会)があり、参宮橋近くまで出かけました。
会場の食堂でランチ。

--7/11---

我が家の藤の二度咲きです。
この暑い中、藤の花が結構咲きました。
春とは違って、葉は茂ってるし、蔓は伸びてきてるし・・・。
それでも懸命に咲いてくれたので、写真アップします。

---7/17---

梅ジャムを作りました。
冷凍庫保存してあった梅1㎏をジャムにしました。

---7/23---

頼んでおいた桃が山梨から届きました~。
今年は例年より大粒です。

---7/24---

この暑さに負けてられない!!とばかりに紫蘇漬けにした梅を干しました。
まぁ、乾く乾く~。
梅漬けに使った赤紫蘇もカリカリになるまで干し、ミキサーにかけて紫にしました。

梅を取り出して干した後の赤紫蘇と梅酢に新生姜を漬け込んで紅生姜にします。

つまり今年の梅酢は紅生姜を漬け、昨年の赤紫蘇を干して紫にします。

 

毎日暑いです。

皆さま、体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
私はオリンピックなどをTV観戦しながら、ブラブラ過ごすことと致します。

 

 


 

 

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TAR / ター

2024年07月25日 | こんな映画見ました~(洋画)
『TAR / ター』
---Tar---
2022年(アメリカ)

監督:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、 ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス

「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド監督が16年ぶりに手がけた長編作品で、ケイト・ブランシェットを主演に、天才的な才能を持った女性指揮者の苦悩を描いたドラマ。

ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命されたリディア・ター。天才的能力とたぐいまれなプロデュース力で、その地位を築いた彼女だったが、いまはマーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。
そんなある時、かつて彼女が指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは追い詰められていく。

「アビエイター」「ブルージャスミン」でアカデミー賞を2度受賞しているケイト・ブランシェットが主人公リディア・ターを熱演。

2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ブランシェットが「アイム・ノット・ゼア」に続き自身2度目のポルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。
また、第80回ゴールデングローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、ブランシェットにとってはゴールデングローブ賞通算4度目の受賞となった第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか計6部門でノミネート。

   
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
ケイト・ブランシェット主演で評判だったこの映画、やっとお家鑑賞しました。
ネット解説にあったように、この映画私には難しかったです・・・。
始めのうちは専門的な音楽言葉が飛び交い、ええ~?こういう映画だったの?と少々引き気味・・・。
そのうちにドロドロ感が溢れてきて、最後はえ~?どういう事・・・?みたいに終わりました。
 
公開当初は事実の映画化でサクセスストーリーなのかと思っていましたが、監督がケイト主演に当てて脚本を書いた作品だったのですね。
ドロドロのラストでもケイトは美しかったですけど・・・。
ケイトの演技の素晴らしさは分かりましたが、映画の内容は私には合わなかったです・・・。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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ナイトメア・アリー

2024年07月08日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ナイトメア・アリー』
---Nightmare Alley---
2021年(アメリカ)

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ブラッドリー・クーパー、 ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ

「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、ブラッドリー・クーパーはじめ豪華キャストを迎えて送り出すサスペンススリラー。
過去にも映画化されたことのある、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、野心にあふれ、ショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わせていく様を描く。
ショービジネスでの成功を夢みる野心にあふれた青年スタンは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座とめぐり合う。そこで読心術の技を学んだスタンは、人をひきつける天性の才能とカリスマ性を武器に、トップの興行師となる。
しかし、その先には思いがけない闇が待ち受けていた。

スタン役を「アリー スター誕生」「アメリカン・スナイパー」などで4度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパーが務め、2度のアカデミー賞受賞歴をもつケイト・ブランシェットほか、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラらが共演した。
2022・第94回アカデミー賞では作品賞に加え撮影、美術、衣装デザインの計4部門にノミネート。(映画.comより) 

    
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞。(Amazonプライム)
 
この豪華キャストですからね~。
予想通り楽しめました。
 
ブラッドリー・クーパーVSケイト・ブランシェット!
やっぱりケイト・ブランシェットには敵わないブラッドリー・クーパーでした。役柄もケイトの勝ちなので、尚更クーパーのしてやられた感じが半端でなかったです。
 
劇場鑑賞ではありませんが、今年の印象に残る作品です。
 
 
 

 
 
 
 
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