和やか-散歩

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私のオススメ---2006年9月6日---

2006年09月06日 | 私のオススメ映画

私のオススメ!

映画をDVDで楽しむようになってから、たくさんの感激を味わいました。
人の心模様って不思議です。そのとき流した涙が、
何故だったのか自分でも分からなくなったり、
何度同じ映画を見ても、同じシーンで同じ涙が流れたり・・・。
そんな映画のリストをここにあげたいと思っています。





先日、映画のお友達サイトで勧められて「オシムの言葉」「悪者見参」を読みました。
私はサッカーは、ワールドカップ、オリンピックなどの全日本だけをテレビ観戦するだけの興味くらいしかありませんが、それでも、やっぱり日の丸を熱く応援します。

オシムジャパンはすでに活動を始めています。
評判の「オシムの言葉」を読んで見ようかな~、と思っていたとき、「悪者見参」という本を紹介されました。旧ユーゴスラビアのサッカー選手について書かれた本ですが、ユーゴ解体が背景になっています。

「オシムの言葉」(木村元彦著)はオシム監督について書かれた本です。
イビチャ・オシムはサラエボ出身、ユーゴスラビア代表選手として東京オリンピックに参加してます。その後選手として活躍したのちユーゴスラビアの最後の監督となります。
戦火のサラエボに残った夫人とは2年半も会えなかったという体験もあったそうです。

本を読んで、ボスニア紛争を描いた映画を思い出していました。
ここに、その映画を上げて見たいと思います。








戦場に消えたカメラマン/戦場のジャーナリスト(2000年フランス)

セイヴィア(1998年アメリカ)

ウェルカム・トゥ・サラエボ(1997年イギリス) 



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戦場に消えたカメラマン/戦場のジャーナリスト

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『戦場に消えたカメラマン/戦場のジャーナリスト』
---HARRISON'S FLOWERS---
2000年(フランス)

監督:エリ・シュラキ 
出演:アンディ・マクダウェル、エイドリアン・ブロディ、スコット・アントン 


日本未公開で、WOWOWで見ました。
旧ユーゴスラビアの紛争で取材をしていた夫(スコット・アントン )の死亡通知が信じられず、サラ( アンディ・マクダウェル)はユーゴに夫を捜しに単身乗り込む。そこで見たものは・・・。


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ユーゴの実情も顧みず、無謀に乗り込むサラを助けることになった、現地でたまたま出会ったカメラマンをエイドリアン・ブロディが好演していました。
日本では未公開でした。こういう映画こそが公開されるべきだとも思いましたが、こういう映画だからTV放送の方が意味があるのかもしれません。
クレジットには「1991~1995年旧ユーゴで命を落とした48人のジャーナリストに捧ぐ」とありました。
コメント (2)
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セイヴィア

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『セイヴィア』
---SAVIOR---
1998年(アメリカ)

監督:ピーター・アントニエヴィッチ 
出演: デニス・クエイド、ナスターシャ・キンスキー


1990年初頭、外人部隊の兵士としてボスニア・ヘルツェゴビナに配属されたギイ(デニス・クエイド)は、以前パリでイスラム原理主義者のテロにより妻(ナスターシャ・キンスキー)と子を失っている。その怒りの余りにイスラム寺院を襲撃、罪のないモスリム人を多数殺害した過去を持つ。
セルビア側に配属になったギイは捕虜の一人であるヴェラ(ナタサ・ニンコヴィッチ)を実家に送り届けることになったのだが、ヴェラは敵軍にレイプされ妊娠していたのだった。



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この映画はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(旧ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いた内戦。)のさ中の出来事として描かれています。
戦争を鋭く描くオリバー・ストーンが製作に携わっています。
「ユーゴスラビア」は誕生も、解体も激しい紛争から逃れられない運命の国です。
民族、宗教の争い・・・。その概要すら、私には理解しがたいです。
この地の戦争に心痛めた方には、見て頂いていいと思いました。
コメント (2)
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ウェルカム・トゥ・サラエボ

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ウェルカム・トゥ・サラエボ』
---WELCOME TO SARAJEVO ---
1997年(イギリス)

監督:マイケル・ウィンターボトム 
出演:スティーヴン・ディレイン、ウディ・ハレルソン、マリサ・トメイ、ケリー・フォックス


紛争の真っ只中のサラエボでスクープをものにしようとしていたイギリス人ジャーナリストのマイケル(スティーヴン・ディレイン )とアメリカ人のフリン(ウディ・ハレルソン )は前線にある孤児院を取材する。
そこで見た子供たちの悲惨な情況を、報道すべくカメラを回すマイケルであったが世界は手を差し伸べてくれない・・・。
そんな中でマイケルはエミラという少女に出会う。


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ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を世に訴えた映画です。
イギリスの海外特派員マイケル・ニコルソンの執筆ノンフィクションを基に映画化されました。
エミラという名で登場した少女を救うため、マイケルはイギリスに連れ帰り養女にしています。
サラエボオリンピックが行なわれたメインスタジアムは、紛争で亡くなった人々の墓地になっているということの事実がとても悲しいです。
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