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家族の庭

2012年08月24日 | こんな映画見ました~(洋画)
『家族の庭』
---ANOTHER YEAR---
2010年(イギリス)

監督マイク・リー 
出演:ジム・ブロードベント、 レスリー・マンヴィル 、 ルース・シーン、 ピーター・ワイト 、 オリヴァー・モルトマン

「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」の英国の名匠マイク・リー監督が、一組の初老夫婦の日常を静かに見つめたヒューマン・ドラマ。

家庭菜園が趣味の夫婦と、彼らのもとを訪ねてくる家族や友人たちが織りなす穏やかにして愛情溢れる触れあいを、四季折々の風景と共に丁寧な筆致で紡いでいく。

地質学者の夫トム(ジム・ブロードベント)と医学カウンセラーのジェリー( ルース・シーン)は長年連れ添ってきた初老の夫婦。

それぞれ現役で働きながらも、休日は市民菜園での畑仕事に精を出し、穏やかで満ち足りた日々を送っていた。

 

唯一の気がかりは、弁護士をしている息子ジョー(オリヴァー・モルトマン )が、30歳を過ぎてもいまだに結婚できずにいることくらい。

そんな夫婦のもとを足繁く通うジェリーの同僚メアリー(レスリー・マンヴィル)は、男運のなさを嘆いてばかりの大酒飲みで、ちょっとしたトラブルメーカー。

どうやら、小さい頃から知っているジョーのことが気になり出したらしい。ところがある日、ジョーが恋人を連れてやって来た。気だてのいい彼女にトムとジェリーも大喜びだったが…。
(allcinemaより)


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初老夫婦の日常を静か見つめた、、、という解説に心ひかれた作品です。最近初老夫婦を描いた映画が気になるのです・・・(笑)。

確かに静かなタッチで丁寧な感じはありました。

穏やかというより、友達のトラブルを受け止めている心の広さを感じました。派手ではなくしっかり生きてきたという初老夫婦が描かれていました。

トラブルメーカーのメアリーが少し前面に出過ぎて、穏やかとか、心温まるという映画ではなかった、というのが正直な感じです。

つまり現実を見つめている、、、と感じました。

もう少し、心にふわっと降りてくるような映画を期待したのですが、違いました。それがちょっと意外で、少し残念。

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