『未来を花束にして』
---SUFFRAGETTE---
2015年(イギリス )
監督: セーラ・ガヴロン
出演: キャリー・マリガン、 ヘレナ・ボナム・カーター、 ブレンダン・グリーソン 、 アンヌ=マリー・ダフ 、 ベン・ウィショー 、 メリル・ストリープ
---SUFFRAGETTE---
2015年(イギリス )
監督: セーラ・ガヴロン
出演: キャリー・マリガン、 ヘレナ・ボナム・カーター、 ブレンダン・グリーソン 、 アンヌ=マリー・ダフ 、 ベン・ウィショー 、 メリル・ストリープ
100年前の英国で女性の参政権を獲得するために立ち上がった名も無き女性たちの勇気ある行動を「17歳の肖像」「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガン主演で映画化した社会派ドラマ。
それまで社会に対して無頓着だった一人の若い女性労働者が、“サフラジェット”と呼ばれるラジカルな運動を展開した女性闘士たちとの出会いを通じて政治に目覚め、過激な女性参政権運動へと身を投じていくさまを描く。
共演はヘレナ・ボナム・カーター、メリル・ストリープ。
監督は長編劇映画2作目となる女性監督のセーラ・ガヴロン。
1912年、ロンドン。夫と同じ洗濯工場で働く24歳の女性モード(キャリー・マリガン)。
幼い息子を抱え、劣悪な環境の中、男性よりも安い賃金でより長時間の労働を強いられる過酷な仕事にもかかわらず、この職場しか知らない彼女にとっては、それが当たり前のことだった。
そんなある日、街で女性の参政権を求めるWSPU(女性社会政治同盟)の過激な抗議活動に遭遇する。
この“サフラジェット”との出会いが、のちに自分の運命を大きく変えることになるとは、この時はまだ思いもしなかったモードだったが…。
(allcinemaより)
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なかなか興味深い作品でした。
キャストも魅力的。
キャリー・マリガンはごく普通の生き方をしてると思っていたモードが次第に目覚めていくさまを、とても説得力のある演技で好演してました。
ヘレナ・ボナム・カーターはあのキャラですから、言うまでもなく“サフラジェット”(非合法的手段の使用も辞さない闘争的な女性参政権活動家)を演じると迫力がありました。
メリル・ストリープは出番は少ないのですが、サフラジェットの第一人者であるエメリン・パンクハーストをさすがのオーラで見せてくれました。
女優さんたちの演技はそれぞれに素晴らしく、楽しめました。
女性参政権について、ちょこっと検索してみました。
映画のエンドロールにもありましたね。
女性参政権の獲得は1893年 英領 ニュージーランドをから始まり、20世紀初頭に西欧に広がる。
イギリスでは1918年に女性参政権(30歳以上)が認められ、28年に男女平等(21歳以上)となる。
アメリカは、第一次世界大戦が終わって1920年に。(州によっては国政選挙を含めてそれ以前より)。
1945年の第二次世界大戦後は 日本、フランス(運動は早くから起こっていたが、、、)、 ハンガリー、 イタリア、 ベトナム、ユーゴスラビアで。
そして2015年 にサウジアラビアで認められたことは記憶に新しいですね。
イギリスでは1918年に女性参政権(30歳以上)が認められ、28年に男女平等(21歳以上)となる。
アメリカは、第一次世界大戦が終わって1920年に。(州によっては国政選挙を含めてそれ以前より)。
1945年の第二次世界大戦後は 日本、フランス(運動は早くから起こっていたが、、、)、 ハンガリー、 イタリア、 ベトナム、ユーゴスラビアで。
そして2015年 にサウジアラビアで認められたことは記憶に新しいですね。
これだけの思いをして勝ち得た女性参政権。
もちろん普通選挙が行われるまでも、もっともっと大変な戦いがあったわけで、昨今の日本の投票率の低さには、ちょっと情けない気がします。
18才の若者を迎える大人たち、もう少し頑張らなくちゃ・・・。