精神年齢をアップさせる5つのレッスン

2006年02月23日 12時15分11秒 | Weblog
オトナになりきれない人は
意外に多い
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人を押しのけてでも、いちばん「おいしい」ところを取りたいと思うのは子ども
見かけは立派でも、付き合ってみると「この人、意外に子どもだな」と思うことって、多くありませんか?そんな「子どもなオトナ」ってどんな人でしょう?

たとえば、何人かで大皿料理を囲んだとします。そのとき、真っ先にいちばんおいしそうなところに手を出してしまう人はいませんか?

「ここおいしそうだからどうぞ」と勧めたり、取り分けたりはできなくても、オトナならせめて「おいしそうだね、さあ食べよう」などといって、一呼吸おいてから手を出したいものです。

食事だけに限らず、万事において「自分が」「自分が」と主張したり、周りを考えずに我を通そうとする人は、まだオトナになりきれていない人です。本当の子どもならそれで許されますが、せめて20代も半ばを過ぎた頃から先は、他人に配慮しながら「オトナ」な行動を心がけるようにしたいものです。


「子どもなオトナ」度チェック
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大人になりきれない「子どもなオトナ」は意外に多い
「自分は大丈夫」と思っていても、あなたも「子どもなオトナ」になっているかもしれません。以下の項目のなかで、大半にチェックがつけば、その危険性大です。

● 気がつけば、何かにつけ親や夫(妻)、上司、会社などのせいにしている
● 理想の異性の第一条件は、自分を包み込んでくれる包容力や癒し
● 見返りもないのに、他人に施しをするのはイヤ
● 気がつけば、自分のペースで話しているか、逆に聞き役に徹していることが多い
● 遊びや仕事の計画を、自分主導で進めたことはほとんどない
● 挨拶やお礼、おわびをいうのは苦手

上のチェックでわかるように、「子どもなオトナ」は、いつも人に頼りたい人、誰かに甘えていたい人、責任をとりたくない人、また他人への配慮ができない人に多いのです。心当たりのある人は、多いのではないでしょうか?

では、次のページでは身心ともにオトナになるにはどうしたらいいのか、具体的に見ていきましょう。


では、オトナになるには、どんなポイントに注意したらよいのでしょうか?まず最初に心がけておきたいことを5つご紹介します。あせらずに、ひとつずつクリアしていきましょう。

レッスン 1) ムッとすることがあっても、すぐにキレない
嫉妬心などでムカムカしても、とっさにキレたりしないこと。些細なことは、ぐっと腹に据えましょう。そして、許しがたい侮辱にあったときには、効果的に怒りを伝えましょう。
 ★具体的な手法はこちらを参考に⇒キレずに「怒り」を伝える方法

レッスン 2) 「~してほしい」と期待しない
「守ってほしい」「楽しませてほしい」など、いつも「ほしい」だけで心がいっぱいなのは、まだまだ成長しきれていない証拠。もらう愛情ばかり、期待しないように心がけてみましょう。

レッスン 3) 許すこと、あきらめること
「~してほしかった」といつも過去に縛られているのも、まだまだオトナになりきれていないから。過去にあったことは水に流し、これから人生をよくすることを考えましょう。

レッスン 4) 人の話を聞き、自分も素直に主張する
人の話を最後まで聞かずに主張したり、逆に言いたいことを言えなかったりしていませんか?他人も自分も尊重したコミュニケーションを身に着けましょう。
 ★具体的な手法はこちらを参考に⇒人間関係を長続きさせる会話術

レッスン 5) 見返りを期待せずに、人のことを思う
他人に施しをして見返りがなくても、「~してあげたのに」と思わないこと。自分を忘れて、自然に自分以外の人のためを思うことができたら、立派なオトナです。


オトナは年下に人気がある
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「年下が苦手」という人は、大人になりきれていない可能性大!
このように、「オトナな心」というのは、ちょっとしたムカつきやねたみなどをぐっとこらえ、他人や過去を許すことができる心です。また、いつも「ほしい、ほしい」と心が飢餓状態ではなく、人に与えることが自然にできるような心です。

でも、自分では本当にオトナになれているのかどうか、なかなか見分けられませんよね。そのポイントは、いつも年下、後輩に慕われているかどうかにあります。甘え上手であれば、年上の人を喜ばせるのはたやすいものです。しかし「与える心」をもったオトナでなければ、年下の信頼を得ることはできません。

欲望をコントロールして、施しができる人の周りには、自然に年下の人が集まってきます。子を持つ親がそうであるように、他人に対しても「オトナ」な態度で接することができる人が増えれば、もっと多くの人が生きやすい世の中になるのではないでしょうか。
http://allabout.co.jp/health/stressmanage/closeup/CU20051215A/index.htm

ピンハネ社会、何かおかしい

2006年02月23日 11時20分26秒 | Weblog
◇ピンハネ社会、何かおかしい

 35年前、ルポライターの鎌田慧さん(67)は八幡製鉄所(北九州市)の東田高炉で働いた。ベルトコンベヤーからこぼれ落ちた鉄鉱粉をシャベルで拾い集め、コンベヤーに戻す。「ベルト下」と呼ばれる仕事。コンベヤーが動き続ける限り、高炉が燃え続ける限り終わることがなかった。危険と隣り合わせの、日給1500円の仕事は「本工の防波堤」とも呼ばれた。「鉄と繁栄」が遠い記憶となった06年、北九州市を再訪した鎌田さんに改めて「働くことの意味」を聞いた。<文・戸嶋誠司/写真・上入来尚>

 薄茶色のジャケットに細縁メガネの鎌田さん。小倉北区のホテルで、まずは八幡の思い出を尋ねた。「洞海湾の公害が大問題になりましてね、ダイヤモンド社の依頼で70年に取材に来た。そのとき知り合った沖仲士の組合の書記に『新日鉄で働きたい』と持ちかけたら、八幡の『労働下宿』を紹介してくれたんです」

 労働下宿とは、宿と飯と日雇い仕事を提供するタコ部屋だ。当時は若松や戸畑など各地に下宿街があり、その多くを暴力団が経営していたという。6畳部屋に何人も詰め込まれ、一つ布団に男と二人寝する。前貸しと宿代飯代天引きと給与ピンハネで、やがて身動きが取れなくなる。

 鎌田さんは早々に逃げ出したが、ひそかに開いた座談会で、ある男が10年も下宿に住み続けていると聞いて驚いた。給料は安酒に消え、借金は減らず、結局離れる機会を失ったという。周囲にはそんな人間がたくさんいた。

 「いわゆるピンハネ労働。いまの派遣・請負労働の原型です。戦後GHQ(連合国軍総司令部)は暴力支配の温床だとして労働者派遣事業を禁止したのに、しぶとく生き残った。いま、それが復活しています。人材バンクとかアウトソーシングとか美しい名前で。供給源は昔は失業者、現代はフリーターでしょう」

 八幡の労働現場の様子は「死に絶えた風景」(講談社文庫)や「ぼくが世の中に学んだこと」(筑摩書房)に詳しく描かれている。自動車産業の最下層に位置する季節工の目と肉体を通して、産業労働者の現実を世に問うたルポルタージュ「自動車絶望工場」(講談社文庫)からも、すでに33年がたった。洞海湾や八幡の高炉、往時のトヨタから現代日本まで、話は連綿とつながる。

  ■ ■ ■

 「大企業と中小零細下請けとの二重構造の解消は、長く戦後日本の課題でした。ところがいまや、階層は三重にも四重にもなっている」--とつとつとした口調のまま、話題は現代日本の労働事情に移っていく。

 「『貸し工』という古い労働用語があります。『人夫出し』とも言う。工場に労働力だけを提供する仕事。工場が直接雇うべきなのに、中間業者に仕事を請け負わせ、労働者を間接的に働かせる。八幡の労働下宿と同じことをいま、人材派遣会社や請負業者がやっているんです」

 人材派遣業界の市場規模は約3兆円。派遣や請負、パート、アルバイトなど身分不安定な労働者はどんどん増えている。身分保障はなく、多くはボーナスもない。グローバル化の名のもとに、競争力強化のために、低賃金労働者が再び増え始めている。

 「ピンハネで利益を上げることが良しとされる風潮。これはおかしい。将来の希望を持てず、低賃金で結婚もできず、たいした生活を築けない若者を社会が大量生産している。私たちが戦後獲得した価値観が、どんどん崩れようとしている」

 「好きでフリーターをやっているというイメージは間違い。多くの人は『将来は正社員に』『登用制度あり』というニンジンを目の前にぶら下げられて働いているんです。いつかは上に上れるかもしれないと、『蜘蛛(くも)の糸』の下でがんばってる。対等な雇用関係ではないんです」

 企業が人材を育てることをやめ、安価な労働力を使い捨てる社会とは何か。そんな企業と人間が増えて、いったい日本はどうなるのかと、鎌田さんは本気で心配している。怒っている。企業だけが栄え、そこで働く人が疲弊する--そんな社会は間違っていると、今も問い続けている。

  ■ ■ ■

 青森県生まれの鎌田さんは1957(昭和32)年、高校卒業と同時に上京した。板橋区で機械工見習いを始め、3カ月で退社。60年安保闘争の波に洗われながら21歳で大学に入った。

 労働運動を経験し、その後ルポルタージュを発表し続けてきたのも、世の中は良くなるはずだという将来への希望を持てたからだ。ところが、希望とともに生きたはずの60年安保世代に元気がないのだという。

 「敗北感というか、脱力感というのかな。今になって『こんなはずじゃなかった』という気持ちが強い。『働けば報われる』とか『時代はいい方向に向かう』と信じて生きてきたのに、『最近はひどいなあ』という話ばかり(笑)。このままだとおかしな方向に行っちゃうんじゃないかとね。それは、僕らが戦争の暗い時代を経て、戦後民主主義の時代を生きてきたからです」

 ふと気づくと、鎌田さんと同年代の人たちの眼前には、若者に仕事がなく、希望もないという荒涼とした風景が広がっていた。

 「かつてはあり得なかったですよ。若い人を安い賃金で抱えて、修業をさせて、一人前になったら稼いでもらうのが企業の方針だった。ところがいまは、10年修業したら何とかなるという時代じゃなくなってしまった。労組も政党もそれに抵抗できない」

 競争、効率、査定、勝ち組負け組、小泉改革、ホリエモン--この気分は何なのか。思わず問うた。鎌田さん、日本はどこに向かうんでしょうか。

 「ユートピアだろうけど、人間を大事にする国、人の足を引っ張らない国、人の悪口を言わない国、他国を攻撃しない国、私は、そんな国になってほしいと思っています」

 人生の先達は、そう言い残して小倉のネオンの中に消えていった。

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 ■人物略歴

 ◇かまた・さとし

 1938年青森県弘前市生まれ。早大卒。業界紙記者を経てルポライターに。「六ヶ所村の記録」(毎日出版文化賞)「大杉栄-自由への疾走-」「反骨-鈴木東民の生涯」など多数の著書がある。近著は「痛憤の現場を歩く」(金曜日)。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年1月31日http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20060131ddlk40040660000c.html

健康診断(やっぱり飲み過ぎだ)

2006年02月23日 09時25分13秒 | 日記
○Triglycerides(中性脂肪)111(基準範囲0-149)

 中性脂肪または、トリグリセライド、TGというこの項目。数値が高ければ高いほど、肥満の危険性があります。

 この中性脂肪の特徴は、体には絶対に必要であるということである。エネルギーを体内に貯蓄する役割を持ち、皮下脂肪は、ほとんどがこの中性脂肪です。体温を保ったり、外部からの衝撃を吸収したり、体を動かすエネルギー源として働きます。

 さて、カロリーと言う言葉をよく聞きますが、このカロリーこそが私たちにとって必要なエネルギーなのです。一日に動かすエネルギー以上のカロリーをとってしまうと、カロリーオーバーになり、中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。毎日毎日カロリーオーバーしていると、すぐに肥満になってしまうので気をつけてくださいね。



○HDL cholesterol(善玉コレステロール)65(基準範囲40-59)
○LDL cholesterol(悪玉コレステロール)139(基準範囲0-99)

 私たちが普段使っているコレステロール(T-CHO)の検査には、トータルコレステロール(コレステロール、T-CHO)、HDLコレステロール(以下HDL)とLDLコレステロール(以下LDL)の3種類があります。

 HDLとは、善玉コレステロールの事で、体の隅々のコレステロールを肝臓に運んでくれるので動脈硬化の予防になります。逆にLDLは悪玉コレステロールといわれ、体の隅々までコレステロールを運んでしまい
動脈硬化を促進します。この二つの相反するコレステロールが体内には存在してます。

 一般的にLDLが140mg以上あると動脈硬化の危険性があると言われています。逆にHDLが40mg以下ですとやっぱり危険です。




○AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
    35(基準範囲0-40)
○ALT(アラニン・アミノトランスフェラーゼ)
    46(基準範囲0-55)
○ GGT(γ[ガンマ]グルタミントランスペプチターゼ)
    92(基準範囲0-65)

AST(GOT)は、正式にはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)と呼ばれる検査です。

 アミノ酸やエネルギーの代謝に関係する細胞内の酵素です。この酵素の活性を測定します。肝臓、心筋、骨格筋などに病気があると高い値になるので、これらの検出に用いますよ。高いときは、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、多発性筋炎、筋ジストロフィー症、溶血性疾患などが考えられます。

 ALT(GPT)は、アラニン・アミノトランスフェラーゼ(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)と呼ばれる検査です。アミノ酸やエネルギーの代謝に関係する細胞内の酵素です。肝臓、心筋、骨格筋などに病気があると高い値になるので、これらの検出に用いますよ。高いときは、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、多発性筋炎、筋ジストロフィー症、溶血性疾患などが考えられます。

 γ-GTPは、アミノ酸代謝に関連する酵素です。肝障害があると高い値になるので、肝障害の検出に用います。高いときは、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害、急性肝炎、慢性肝炎、閉塞性黄疸、肝硬変、胆汁性肝硬変、肝がんなどが考えられます。

 以上3項目が肝機能の代表的な検査項目です。
特にγ-GTPは、お酒をよく飲む人で、数値が高い人は気を付けてくださいね。肝臓が悲鳴を上げてますよ。
http://yuuta.seesaa.net/