健康診断(やっぱり飲み過ぎだ)

2006年02月23日 09時25分13秒 | 日記
○Triglycerides(中性脂肪)111(基準範囲0-149)

 中性脂肪または、トリグリセライド、TGというこの項目。数値が高ければ高いほど、肥満の危険性があります。

 この中性脂肪の特徴は、体には絶対に必要であるということである。エネルギーを体内に貯蓄する役割を持ち、皮下脂肪は、ほとんどがこの中性脂肪です。体温を保ったり、外部からの衝撃を吸収したり、体を動かすエネルギー源として働きます。

 さて、カロリーと言う言葉をよく聞きますが、このカロリーこそが私たちにとって必要なエネルギーなのです。一日に動かすエネルギー以上のカロリーをとってしまうと、カロリーオーバーになり、中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。毎日毎日カロリーオーバーしていると、すぐに肥満になってしまうので気をつけてくださいね。



○HDL cholesterol(善玉コレステロール)65(基準範囲40-59)
○LDL cholesterol(悪玉コレステロール)139(基準範囲0-99)

 私たちが普段使っているコレステロール(T-CHO)の検査には、トータルコレステロール(コレステロール、T-CHO)、HDLコレステロール(以下HDL)とLDLコレステロール(以下LDL)の3種類があります。

 HDLとは、善玉コレステロールの事で、体の隅々のコレステロールを肝臓に運んでくれるので動脈硬化の予防になります。逆にLDLは悪玉コレステロールといわれ、体の隅々までコレステロールを運んでしまい
動脈硬化を促進します。この二つの相反するコレステロールが体内には存在してます。

 一般的にLDLが140mg以上あると動脈硬化の危険性があると言われています。逆にHDLが40mg以下ですとやっぱり危険です。




○AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
    35(基準範囲0-40)
○ALT(アラニン・アミノトランスフェラーゼ)
    46(基準範囲0-55)
○ GGT(γ[ガンマ]グルタミントランスペプチターゼ)
    92(基準範囲0-65)

AST(GOT)は、正式にはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)と呼ばれる検査です。

 アミノ酸やエネルギーの代謝に関係する細胞内の酵素です。この酵素の活性を測定します。肝臓、心筋、骨格筋などに病気があると高い値になるので、これらの検出に用いますよ。高いときは、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、多発性筋炎、筋ジストロフィー症、溶血性疾患などが考えられます。

 ALT(GPT)は、アラニン・アミノトランスフェラーゼ(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)と呼ばれる検査です。アミノ酸やエネルギーの代謝に関係する細胞内の酵素です。肝臓、心筋、骨格筋などに病気があると高い値になるので、これらの検出に用いますよ。高いときは、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、多発性筋炎、筋ジストロフィー症、溶血性疾患などが考えられます。

 γ-GTPは、アミノ酸代謝に関連する酵素です。肝障害があると高い値になるので、肝障害の検出に用います。高いときは、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害、急性肝炎、慢性肝炎、閉塞性黄疸、肝硬変、胆汁性肝硬変、肝がんなどが考えられます。

 以上3項目が肝機能の代表的な検査項目です。
特にγ-GTPは、お酒をよく飲む人で、数値が高い人は気を付けてくださいね。肝臓が悲鳴を上げてますよ。
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