塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

伝統の品をプロが愛用すること

2023-09-01 19:07:45 | 日記
 ナイキのバッシュにおいて「エアーフォース1」は、エアー・ジョーダンやズーム・レブロンとは異なる、普遍的な価値があります。


 ハイカットにおけるストラップ
 ローカーっとでも現在の製品よりもはるかに重量がある


 というように、機能性と重量のいずれも現代性とはかけ離れています。


 1982年の誕生ということもありますが、ナイキ契約選手でも一般のファンでもこのバッシュは今でも贔屓にされており、2000年代書記には、ワシントン・ウイザーズ在籍のラシード・ウオレスが履いていたほどです。


 この例えをスパイクに当てはめた際、ミズノの「モレリア2ジャパン」が当てはまる気がします。


 1986年の誕生以来、基本的な外観に変化なし
 常に日本生産
 一貫して変わらない素足感覚という方針


 は、今でもミズノ契約選手から大きな支持得ています。


 1980年代のバッシュ開発派、いかに選手をねん挫から守るから最重要課題だったようで、エアーフォース1のハイカットにつけられたストラップは、保護の目的と履き心地の調節の意味合いがあるんです。


 ナイキがエアレイド、コンバースがバックジャム2で採用したクロス・ストラップも、履き心地を求める選手の声を反映させましたが、重量はその分重くなります。


 ナイキとアディダスはその課題をインナーブーツで快勝し、リーボックはポンプを搭載することで、デザイン面でもより発展します。


 モレリアに限らずスパイクは、ポンプもストラップも搭載できませんから、履き心地という観点が重要だったのではないでしょうか。


 さすがに2023年の現在、エアーフォース1を履いて出場する選手はいませんが、モレリア2ジャパンンは違います。


 タウンユース、プロ関係なく、名品の製造が終わりにならないことに勝ちがあるのは、どちらにしてもすごい事ですけどね。
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塩野七生の文庫本を購入して

2023-09-01 18:07:48 | 日記
 新潮文庫から「ギリシア人の物語」の1巻と2巻が発売中の塩野七生、.


 僕は同じく新潮文庫から刊行の「皇帝フリードリッヒ2世の生涯」を購入していないので、今日、まず上巻を購入しました


 先日、FIFAアンダー20ワールドカップの開催国が、開催直前にインドネシアからアルゼンチンに変更となりました。


 インドネシアとマレーシア、そしてパキスタンと南アジアと東南アジアにはイスラム教の国が多く、彼らはゆユダヤ教徒との折り合いが悪いようです。


 そのため、アンダー20イスラエル代表の出場が決定してから議論は紛糾し、結局開催国返上ということになりました。


 本家のワールドカップでは、1986年の開催国はコロンビアでしたが、準備が到底間に合わないということで、1970年開催国で距離的に近いメキシコが開催国として指名されたわけです。


 皇帝フリードリッヒは


 教皇の意図とは関係なく自分の意志で十字軍を派遣しない
 まずは対話と行う
 イエルサレムにおけるキリスト教徒とイスラム教徒の安住


 を模索したとされます。


 実際、サッカーとラグビー、アメリカン・フットボールの源流が同じように、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教も源流は変わりません。


 アヴェ・マリアと聖母マリアを祝福した大天使ガブリエル
 預言者ムハンマドを訪問した大天使ガブリエル


 は同じ存在ですから。


 皇帝フリードリッヒはラテン語でいう「クレメンティア」、日本ですと融和、寛容という名の指針を生み出しました。


 イタリアにおける黒人選手の代表選考
 関東大震災における朝鮮半島出身者への懐疑


 クレメンティアが必要と思える場面は、サッカーでも歴史でも思いのほか多いのではないでしょうか。
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市場占有率は確かに大切ですが

2023-09-01 11:06:58 | 日記
 1997年、コンバースがナイキからデニス・ロドマンを引き抜いた際、それだけ有力選手を渇望しているのだと指摘されました。


 1980年代、コンバースは極端な話何をしなくとも、選手から指名される人気銘柄でした。


 そこにナイキとリーボックが参入し、老舗でも自分から動く必要性が生じ、リアクトに代表される新技術の開発が不可欠になったわけです。


 では契約選手と市場占有率が1990年代と比較した際、完全に下落しているディアドラやアンブロ、ロットもコンバースの真似をすべきでしょうか。


 コンバースは現在、ナイキの傘下企業ですが、彼らが過去のアンブロのような形になると(アンブロも過去はナイキの傘下でしたね)むしろ製薬が多く、難しいのではないでしょうか。


 僕はまず有力選手を無理な契約年数と支度金で獲得するよりも


 細部まで丁寧に作られたスパイクを作成
 そのスパイクをアマチュア、プロになりたての選手に支給する
 そして少しずつ契約選手を増やす


 という形が一番ではないかと思います。


 簡単に言えば、宝くじの高額当選ではなく、地道に働くことを目指す、というわけですね。


 これまでスケッチャーズが新規参入するとは考えもしませんでした。


 今後はケイパはKスイス、コンバースなど、米国の有力企業がもしかすればサッカーに参入するかもしれません。


 その際、市場は今以上に激戦区になるわけですが、やはり回り道になるかもしれませんが「地道」に手を打っておくべきではないでしょうか。


 毎日何かしておけば、いざという場合の「楔」になるはずですよ。
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アジア各国代表がワールドカップで8強を目指すために

2023-09-01 10:45:46 | 日記
 今回のバスケットボール・ワールドカップでも


 「NBA選手がこれだけ在籍」


 という話が多いですね。


 それだけNBAという世界最高峰に在籍していることが凄いことなのかがわかります。


 僕は過去、FIFAワールドカップにおいて


 「各国代表にとって欧州主要リーグに何人在籍しているかは確かに大事だ」
 「しかし国内リーグも含めて、一番大切なのは調和ではないか」
 「2010年のフランスのように、空中分解しては何の意味合いもないから」


 と記しました。


 ただ、バスケットボールの事例を考慮しますと、とくにアジア代表がFIFAワールドカップで8強以上を目指す際は


 やはり自国リーグの選手よりも海外リーグの選手が重用される
 とくにスペイン、イングランドにどれだけの選手がいるか
 主要5大リーグではなく2大リーグ


 になる気がします。


 2018年にロナウドがレアル・マドリードからユヴェントスに移籍した際、環境の変化はともかくスペインよりも格段に力が落ちるイタリアにきたことに、非常に戸惑ったといいます。


 ASローマがベルギー代表のロメル・ルカクを、チェルシーからレンタルで1年間在籍させましが、


 プレミアよりもセリエAの方がレベルが低い
 ルカクはイタリア向け


 という意味合いがあるようにも感じます。


 少なくともインテル・ミラノとユヴェントス線に出場した際は、多くの罵声と批判に耐えねばなりません。


 今はブンデスリーガとリーグ1も、プレミアとラ・リーガへ移籍するための予備動作になりつつあります。


 アジアではJリーグを目指し、自国リーグで研鑽を積む、そして移籍という形の中に、どこかで「ワンクッション」を置く必要がまだない、のが現状でしょうか。
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自前か買うのか、難しい問題です

2023-09-01 10:30:14 | 日記
 かつては日本、米国と中国、そして現在のサウジアラビア。


 結果的にサッカーは高額報酬との引き換えに、新しい市場が形成されてきました。


 その根底には、有力選手の移籍が


 リーグのレベルを引き上げる
 観客動員に貢献
 リーグの良い宣伝


 二なると思われています。


 昨日のFIBAバスケットボール・ワールドカップ、日本代表がベネズエラ代表に逆転勝利しましたが、サッカー同様バスケットボールも歴史的に、ワールドカップと夏季五輪のアジア代表の戦績は、芳しくない様子です。


 オーストラリア代表は、NBA在籍の9選手を招集し、世界ランキング3位と聞きました。

 
 彼らがオージーフットボールとラグビーフットボールが贔屓であり、そこに野球とサッカーが加わる形と歯思いますが、


 選手を最高峰に輸出するか
 自国に選手を招くのか
 招くことよりも育成か


 という点は、BリーグもJリーグも同じ観点かも知れませんね。


 NBAのドラフト枠と、サッカーの移籍は後者の方が圧倒的に融通が利きますが、外国籍選手の獲得には資金が必要ですから、スタジアムも含めて「自前」という観点になるのでしょうか。


 バスケットボール日本代表は、過去アンダーアーマーが契約先でしたが、現在はジョーダン・ブランドですね。


 過去、日本代表が韓日ワールドカップの際にアディダスとナイキが獲得合戦を行いましたが、ジョーダン・ブランドとの契約は、日本がバスケットボールの市場として、今後有意義である、


 という意味合いではないでしょうか。

 
 ハンドボールもプロ化しますが、さすがにすぐに選手の力量が向上しない、この点んは少し我慢すべきでしょうか。
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