塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ステレオタイプの見解は危険ではないでしょうか

2023-09-14 22:20:51 | 日記

 渡辺剛 ヘント

 林大地 ニュルンベルク

 

 のように、東京夏季五輪代表、A代表招集経験者でも、現在の日本代表入りが困難になるほど、選手層は充実しています。

 

 今の日本代表ならば、世界王者のアルゼンチン代表、準優勝のフランス代表から見ても、恰好のスパーリング・パートナーかもしれません。

 

 これまでの日本は

 

 キリンカップ、キリンチャレンジカップのように、各国を招待してきた

 しかし、今後はお金をもらい状態される側

 

 に変化しつつあります。

 

 僕はヒップホップという言葉を「最先端」と訳しますが、僕たちの印象では

 

 ラップは生活が貧しく、警察官からア抑圧されている黒人の代名詞

 過激な歌詞と険悪な雰囲気のジャケット

 

 と思いがちです。

 

 しかしラップはもともと、パーティーでどのような音楽をかければ皆が盛り上がれるかが焦点でしたし、日本人だってラップをします。

 

 米国では中西部にいくと貧しい白人家庭も多く

 

 エムネム。サイプレス・ヒルにビースティ・ボーイズに代表される、白人ラップもあります。

 

 黒人トラップがステレオタイプとすれば

 

 日本人はサッカーが下手だ

 彼らがワールドカップで勝利、ましてや優勝などお門違いだ

 

 という見解も同様にステレオタイプではないでしょうか。

 

 今ラグビー・ワールドカップのフランス大会でチリ代表が初出場しているように、新顔はこの殻を打ち破れる恰好の形ではないでしょうか。

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素敵な時間を与えてくれる存在

2023-09-14 21:51:23 | 日記

 翻訳家として知られた常盤新平。

 

 ご存命の間、常盤さんは

 

 「読者は僕が剣客商売の開設者として認識している」

 

 と語っていましたが、それは嬉しい時間だったでしょうね。

 

 常盤さんが池波正太郎先生と幾度も対談し、自ら文庫の解説を執筆し

 

 「池波先生の小説から元気を頂いた」

 「まあ、何とかなるのではないか」

 

 と安堵と勇気を頂いていることを告白しています。

 

 人間社会における融通の色 

 悪人を知らない人間が悪人を取り締まれるのか

 

 サッカーでいえば、フーリガン対策の責任者にフーリガンを充てるような形でしょうか。

 

 僕は東京12チャンネルとダイヤモンド・サッカーとは縁のない世代です。

 

 でも先日お亡くなりになった金子勝彦氏の実況を聞いて

 

 「今日も素敵な時間を頂けた」

 「サッカーは楽しいな」

 

 と思う方、大勢いたのでしょうね。

 

 金子さんと岡野俊一郎氏の名コンビは、多くのサッカーファンを生み、岡野さんとアディダスが懇意だつたこそ、ナイキとの競合から、

 

 アディダスとの長期的スポンサー契約

 日本サッカーへの惜しみない強化

 

 が生まれたと聞きます。

 

 実況と解説は、それだけファンを夢中にさせる大切な存在、そして先駆者でした。

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クラブへの愛情がゆがむ時

2023-09-14 21:41:33 | 日記

 浦和レッドダイヤモンズのファンが、天皇杯の直也グランパスエイト戦で働いたとされる暴力行為について、厳しい意見がよせらっれています。

 

 レッドダイヤモンズ首脳陣の責任問題にまだ発展している今回の案件ですが、まず当事者たちの声が聞こえてきません。

 

 ここで問題なのは

 

 暴力行為を働いていないファン

 レッズを支援するスポンサー

 

 たちも、「ああ、レッズファンだからね」「何であんなクラブのスポンサーなのかな」と偏見で語られることもありますよ。

 

 それ以上に露呈したのは

 

 レッズに限らずファンは、選手たちに強烈なブーイングを浴びせる

 時には居残りで監督解任や説明責任を社長に求める

 しかし、自分たちが不祥事を起こし、クラブと選手たちに「無駄」な心配をかけても、ファンが名乗りでない、責任を取る様子がない

 

 という「自己矛盾」がある。

 

 そんな気がしませんか。

 

 彼らに限らず、多くのクラブで座り込みや拡声器で、フロントを威圧し説明をしろと命令します。

 

 ならば選手と球団職員が逆に、試合終了後拡声器で

 

 帰らないでください

 どうしてこんなバカげた行為で、クラブの評判を落とすのか

 責任はあなたたちがとるんですよね

 

 と尋ねたらよいと思います。

 

 レッズの事例だけを見ても、ファンと選手、スポンサーとクラブは等しい関係ではないという姿が見えてきました。

 

 これはやはり歪ではないでしょうか。

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