塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

V・ファーレン、遂にJ1で初勝利

2018-04-12 01:29:15 | 日記
 V・ファーレン長崎が遂にJ1で初勝利を挙げたのですね。

 ファンにはかけがえのないい一日になったことでしょう。

 日本経済新聞の私の履歴書で自身の半生を語られている高田朗社長も、クラブ買収から今日までの道のりは、その半生に匹敵するものだったのではないでしょうか。

 長崎県には国見高校という強豪校がありますし、プロクラブが人々から支えられる土壌は当初からあったと感じます。

 しかし、祖の土壌を活用し、最適な運営を行える船頭がいなかった、そして遂に高田社長という人物がかじ取りを始めたというわけです。

 長崎の過去を思えば、人道的支援で知られるヒュンメルとの契約は至極当然とも思えますし、何より高木監督を信頼し続けるクラブの方向も見逃してはいけません。

 僕は九州に出かけたことは無いのですが、恐らく

 「福岡ソフトバンクホークス」

 の影響力は、鹿児島や熊本でも凄く大きいと思います。

 九州にはサガン、ロアッソ、ギラヴァンツ、アビスパとリーグのカテゴリーを問わず多くのJクラブがありますよね。

 しかし、現状日本一に一番近いのは、やはりソフトバンク・ホークスと言わざるを得ません。

 それでもV・ファーレンを含む九州のクラブがお互いに競い合い、集客の知恵を絞ることでより大きなうねりを作ることは充分に可能だと思うのです。

 松本から移籍した鈴木武蔵が溌剌としたプレイを見せているように、現在のV・ファーレンが補強策が当たっていますし、今後勢いが増すことも予想されます。
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ローマとリバプール、チャンピオンズ・リーグをかき混ぜる

2018-04-12 01:12:24 | 日記
 面白くなってきましたねえ、チャンピオンズ・リーグ。

 近年はどうしても同じ顔触れが優勝争いをしており、どこか硬直化した印象でした。

 シティやパリ・サンジェルマン、アトレティコなどが上位進出を目指すのは当然ですが、それ以上にリバプールやローマという新顔が4強に進出したことは凄く興味深いですね。

 ローマとリバプールは1984年の決勝で戦っています。

 しかもローマは決勝をホームである「ローマ・オリンピコ」で戦えたにも拘らず、当時全盛期のリバプールに敗れてしまい、絶対的な影響力を持っていたファルカンの力がこの敗戦を堺に急下降したことでも有名です。

 バルセロナ・ファンは苦渋を飲んだことは当然でしょうが、宿敵が欧州の舞台で喝采を叫ぶ姿を見たラツイオのファンは、それ以上に苦痛な瞬間だったでしょうし、エバートンも同様でしょうか。

 ディ・フランチェスコが24時間サッカーの事を考えているファンがいるローマでうまく立ち回れていること。

 これは本当にすごい事ですが、それは彼が

 1・2001年のスクデット獲得に貢献した選手であった
 2・つまりローマにおけるカルチョの意味合いを知っている
 3・彼はトンマージやエメルソンのような、バイプレイヤーの価値を認識している

 この3点が非常に大きいと思います。

 リバプールのモハメド・サラーはローマにも在籍していましたが、マージーサイドに活躍の場を求めて以降、凄みが増しましたね。

 リバプールは2005年の優勝、2007年の準優勝以来、チャンピオンズ・リーグでの影響力を失っていたように見えますが、クロップの本領が発揮されてきたとみてよいと思います。

 勝利ボーナスで来季は更なる補強を行うでしょうし、仮に噂される香川がエバートンに加入すれば日本でもマージーサイド・ダービーが話題になりそうですね。
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