塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2018なでしこリーグ選手名鑑を眺めながら

2018-04-20 00:40:29 | 日記
 ぴあから毎年発売されているなでしこリーグの選手名鑑を店頭でめくってみました。

 巻頭ではパルセイロ・レディースの本田監督のインタビューが掲載されており、リーグ創設から30年にわたり運営にかかわってきた方の存在感と言葉の重みが確認できましたね。

 また選手達がえらぶ「憧れのなでしこ」では、澤さんは当然第1位の選出でしたが、5位では現在ヨルダンで奮闘している岩淵真奈選手が挙げられているのが印象的でした。

 「リトル・マナ」

 の名前で世界中で親しまれ、バイエルン・ミュンヘンに在籍した彼女の存在は、同世代から見ても敬意に値するのでしょうね。

 さて、日本代表がアジアカップ2連覇をかけて、オーストラリア代表と再戦します。

 2連覇を果たせば次回も、金の盾を胸に抱いて戦うことができます。

 既にワールドカップ本大会出場を果たしている彼女たちは、フランスに遠征することも決定しており、高倉監督の下で強化策がより明確化してきた印象を持ちます。

 一方で今後、なでしこリーグの集客をどうすべきかも考える必要があります。

 多くのクラブが

 「選手が企画したお弁当を販売します」

 と訴えており、今季からはパルセイロ・レディースも同様の試みをしています。

 パルセイロは春先に

 「春のパル祭り」
 「パルナンデス」

 という、ファンがこんなもじった名称を使って大丈夫かねえと苦笑いする企画がありまして、今年は滝川結女選手がほほ笑んでいます。

 クラブが選手を媒体に用いるのは当然ですが、プロ契約が少なく、勤務先、大学、練習場、試合を繰り返す彼女たちからすれば、弁当の企画は案外負担ではないかと心配になります。

 僕らができることは限られていますが、選手たちにより良い報酬と環境が与えられるように模索したいものです。
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マスコットという擬人を通じて

2018-04-20 00:26:09 | 日記
 久々にドンキホーテ長野川中島店で買い物をしました。

 いつも思いますが、よくできた店舗運営ですよね。

 例えばブランド品コーナーでは、上の棚に中古品のエルメスが置かれている、衣料品のコーナーも「エンド」(棚の両脇です)にも注目品がいっぱいと、その陳列量には驚かされます。

 また、カミソリコーナーでは、シック、ジレット、フェザーに貝印と大手4社のお得パックが1000円引きで売られていました。

 この「お得パック」は、カミソリ本体に通常では考えられないほどの替え刃がつく形で、通常の交換よりはるかに安くすみます。

 大手のドラッグストアでも見られない、圧倒的なボリュームと価格は、なるほどドンキホーテだなと感じましたね。

 ドンキホーテを利用して「なるほど」と思うのは、商品と価格だけではありません。

 名前はわからないのですが、ドンキホーテにはペンギンのマスコットが存在します。

 Jリーグでも「マスコット総選挙」が行われるように、マスコットの存在は

 1・クラブとファンの潤滑油である
 2・スタジアムに来訪する楽しみ

 でありますが、マスコットを通じて訴える訴求力もあります。

 川中島店のトイレにはこのマスコットを通じて、

 「トイレでタバコを吸わないように」
 「便器にガムを吐かないように」

 と通達をしています。

 こんなお願いをしなければならないほど、僕たちのマナーが悪いのかと恥ずかしくて申し訳ないと思いますが、このマスコットを通じてというのは大きなポイントです。

 従業員や清掃員が直接

 「何やってんだ」

 と注意しても、相手は自分が馬鹿野郎だと思っても反発する可能性が高いわけです。

 しかし、マスコットという擬人を用いると、「ああ、そうだな」と訴えを聞きやすくなりますよね。

 長野パルセイロもライオーだけでなく、そろそろ「ぱるる」をマスコット化したらよいのに、とも感じた次第です。
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