塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

私の履歴書、今月はあの方が担当中です

2018-04-03 01:15:21 | 日記
 今、日本で最も日本経済新聞が読まれている地域は長崎県、かもしれません。

 それも今月一ヵ月の期間限定ではありますが。

 実は最終面で掲載されるコラム「私の履歴書」は、Ⅴ・ファーレン長崎の社長を務める高田明社長が今月分を担当しており、昨日掲載分では奥様との出会いと結婚までの様子が描かれています。

 Ⅴ・ファーレンの選手、ファンは熱心に読んでいると思いますよ。

 初回、2回分と高田社長のコラムを読んで思ったことは

 「人間、誰もが簡単に成功を得られるわけではない」
 「痛い思いを幾度も感じて勉強してゆく」

 という当たり前の出来事から、逃れることは出来ないという点です。

 僕はジャパネットのテレビ・コマーシャルを見たことはあっても、実際に商品を購入したことはありませんし、今後も問い合わせることは無いと思います。

 一方で僕のような関心を抱かないよう消費者でも

 ジャパネットのテーマソング
 ジャパネットの番組構成

 は簡単に連想することができます。

 これだけでも高田社長の手腕がわかるといえませんか。

 高田社長が就任する直前に、ジャパネットの旧経営陣の運営が問題視されましたが、東芝やシャープのように頭領がかじ取りを間違えると、舟は簡単に難破、沈没してしまいます。

 Ⅴ・ファーレンは旧経営陣の時代から、高木監督の下で戦っているわけですが、高田社長が安易な監督交代をしなかったことは、クラブに安心感を与えたに違いありません。

 クラブ史上はじめてJ1を戦う今季は、FC東京から徳永を獲得し、基礎となるシーズンになるべく奮闘しています。

 「うちのクラブの社長も、高田さんのような人物ならば」

 という声が聞こえてくるのも、Ⅴ・ファーレンにとっては大きな強み言えるでしょうね。
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レッズ、遂に監督交代を決断する

2018-04-03 00:56:57 | 日記
 開幕5試合勝ちから見放されているレッズは堀監督を解任しました。

 ゆくゆくはネルシーニョ氏が指揮官に指名されるとも囁かれる今回の監督問題は、功労者という難しい問題が絡んでいました。

 過去、大分トリニータが2008年ヤマザキ・ナビスコカップ(現ルヴァン・カップ)優勝に導いたシャムスカ監督を、翌年の成績低迷痔に引っ張りすぎたことが注目を集めました。

 ファンの多くは

 「もっと早く、後任のランコ・ポポビッチにバトン・タッチできていれば」
 「功労者を大切にしすぎた」

 と交代の遅さを嘆いたものです。

 そう、サッカーにおける人事は、時に優勝監督でさえ立場は安定ではない、というシビアな問題を伝えます。

 レッズの監督交代の余波は、ガンバにも通じるかもしれません。

 ただガンバの場合は

 1・主力に故障者が多い
 2・フロントが選手売却のタイミングを見誤った

 という側面が見え隠れします。

 2017年はフローニンヘンに堂安を、レオネサ(保有権はリーズ・ユナイテッド)に井手口を売却したわけですが、ここにきてクルピ監督の求める選手層、言い換えれば軸となる選手欠けていることに繋がってしまいました。

 新指揮官は盛んに「コンノ・イデグチ」と両選手の不在を投げているようですが、中村敬斗の抜擢、そして活躍は本当にすごい事なのですが、一方で

 主力に怪我人が多いための穴埋め

 という穿った見方が可能かもしれません。

 ガンバもレッズもJ2降格は2度と経験したくないでしょうし、監督交代の余波がどうなるか気になります。

 一方でアントラーズの揺るがない強靭さには、両クラブの熱心なファンも脱帽しているのではないでしょうか。
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