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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

繰り返される軽率な行為

2013-07-22 23:37:10 | 日記
 ファミリーマートのアルバイト従業員が、防犯カメラに映し出された香川真司らしいお客の映像を投稿し、大問題になりました
が、本人は自分の行動が波紋を呼ぶことを想像できなかったのでしょうか?

 僕は読んでいませんが、ファミリーマートが公式ホームページでこの件を謝罪したと聞きました。

 あまりに残念なのは、ファミリーマートが日本代表を支援していること、そして香川が代表の10番を背負っているという現実
です。

 こんなことで香川も騒がれたくないでしょうし、何より

 「モイーズ政権」

 発足後は補強の進展が無い上に、ルーニーがもはやユナイテッドに留まらない気配が濃厚だからです。

 つまり、ファン・ペルシの1トップに香川、アシュリー・ヤングにウイルベックという形で攻撃を構築するであろう確率が高ま
り、香川には集中する環境が必要なのです。

 ローソンのアルバイト従業員が、理由はまったくわかりませんが

 「冷凍庫に横たわる」

 という映像を投稿して彼は解雇され、その店舗もローソン本社からフランチャイズ契約を打ち切られるというお灸を据えられま
した。

 アルバイト従業員を雇った店舗の責任というわけなのでしょう。

 今このアルバイト従業員は、自分が犯したアホな行為をどのように感じているのでしょうか?

 自分の行動で店舗は閉鎖され、従業員とオーナーが仕事を失うという大きな損害は、金銭以上に心に大きな負担を残すだけの形
となりました。

 サッカーファンは、選手の軽率がファウルやプレイに厳しく罵声を浴びせますが、案外自分たちの方が罵声を浴びせられてもお
かしくない行為をしているものかもしれません。
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才能はある。それは確かに間違いないが

2013-07-22 02:03:25 | 日記
 皆さんも卒業アルバムに寄せ書きやアンケートを記した経験があるはずです。

 僕が中学校を卒業する際、「出世しそうな人」「出来の良い父親になりそうな人」という項目がありましたが、当然僕はその
中にランク入りはしませんでした。

 その中でアンケート通り出世して、海外で大活躍している人間がいるのですから、やはり外見と実力は時に正比例するもので
すね。

 彼は長野県に本拠地を置く、緑のジャージを纏ったクラブのスポンサー会社で有望人物と評価され、今はマレーシアで事業を
手掛けていると聞きました。

 「○○君は凄いね。」
 「○○君に子供が生まれたと聞いたな。」

 両親がそう話しているのを見ると、つくづく自分が嫌になりますし、もし彼らのような人生を歩んでいたら、僕も両親も気持
ちは満たされているのだろうか。

 そう思う事もしばしばです。

 サッカーも同様でユース、ジュニアユースで桁外れの活躍を見せ

 「将来A代表入りは間違いなしだな!」

 と評価される選手が案外代表とは疎遠になり、むしろ学校を卒業しても何らプロから誘いがかからない選手の方が、代表と密
接な関係を持つこともあります。

 日本代表で言えば長友がそうですね。

 イングランドならばリー・シャープやフランシス・ジェファーズ、イタリアならドメニコ・モルフェオ、スペインならばデ・ラ
ペーニャなどがそうでしょうか。

 彼らが必要以上にもてはやされた面はあるでしょうが、だからといって彼らが有頂天になったというわけでもありません。

 共通点としては

 1・移籍がとにかく多かった事
 2・なまじ能力があるために、便利屋的に様々なポジションをあてがわれる、もしくは監督との折り合いが良くなかった

 という面はあります。

 僕は以前にも書いたように、レンタルを繰り返している家長の存在を思い出すたびに、彼を何とかうまいこと代表でもクラブ
でも使えないものだろうか。

 そうう思うのです。
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外見上の数字に騙されない為に

2013-07-22 01:51:28 | 日記
 3-3の引き分けに終わった中国戦の映像をダイジェストで見てみました。

 最終ラインはやはり2日だけの練習では、お互いの意図と特徴を掴むには短すぎたのでしょう。 

 ザッケローニ監督は工藤、原口、そして齋藤を途中出場で起用しましたが、1トップに豊田を置いて彼をターゲットマン
としてボールを預けても良かったと思います。

 豊田にボールを預け彼が中国代表の最終ラインを牽制している間に、日本は改めてラインの整理と押上げができたと感じ
た為です。

 ニュースでは

 「柿谷が1ゴール、1アシストと結果を残しました。」

 と伝えました。

 中国が世界ランク100位という随分下に位置することを踏まえても、それはやはり素晴らしい事ですし、工藤も柿と同
様にこの中国戦が初めてのA代表と言う点を踏まえても同様ですね。

 ただ逆に言いますと、この

 「数字マジック」

 は僕たち読む側が相当注意しなくてはいけません。

 例えばFWがどんな形でゴールを奪っても1ゴールは1ゴールです。

 しかしそのシュートが自分で放ったものなのか、相手DFとの駆け引きで生まれたものなのか、それともリバウンドを首
尾よく詰めて押し込んだものなのか。

 その内容は吟味せねばなりません。

 また2部降格のクラブからゴールを奪うよりも、ダービーや首位攻防戦で奪うゴールの方が、同じ1ゴールでもその重み
が全く異なります。

 現役時代イタリア代表のモンテッラがローマ・ダービーで頗る活躍し、オリンピコのローマファンから喝采を受けたのも、

 「ダービーでの勝利は絶対!」

 という不文律に忠実であったためです。

 柿谷も工藤もゴールを得たことは本当に良かった出来事です。

 そして今後はより強敵と戦った際に価値あるゴールを奪い、自身の価値も同様に引き揚げなくてはいけませんし、特に後
者はレイソルがアジア王者に輝くには、その存在が不可欠ですから。
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