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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田の移籍話と給料問題

2013-07-21 23:19:14 | 日記
 アディダスとエミレーツ航空

 ミランのスポンサーと言えばだれでもこの2社をすぐに連想できますが、ミランは本田獲得の為に必要であろう4億円を
まだ捻出できない様子です。

 CSKAモスクワもミラン同様アディダスから支援されており、ガッリアーニが語る

 「スポンサーの協力次第」

 というのは、それだけミランの財政事情が思わしくないという事なのでしょうか?

 ミランに限らず近年サッカー界で指摘されている問題が

 「選手に必要以上の給料を支払いすぎている」
 「中堅選手にお金を投資しすぎているのでは?」

 というものです。

 つまりクラブ側が代理人に屈し、本来ならば廉価で済むであろう給料を格段に高い金額で解約し、支払っているという疑
念です。

 確かに代表選手やクラブが救われたと思う選手は、報酬を高く設定する必要があるでしょう。

 しかし、それ以下の選手に同様の保護を加えていては、どんなに潤沢な資金が手許にあったとしても、枯渇してしまうの
は当然です。

 例えばローマはDFマルキーニョスをPSGに35億円で売却します。

 フィオレンティーナもヨベテッチをシティに30億円で売却することを公表しましたが、市場価格よりも明らかに高い価
格設定でも彼らが困らないのは、単に金庫に金がある為でその行為が市場を荒らしています。

 特にマルキーニョス入団の際にローマが用意した金額は5億円と聞いています。

 単純に30億円儲けがあるならば、やはり選手の成長よりも金を得たいと思うのは当然です。

 青田買いも近年より顕著になりましたが、例えばあれほど騒がれたブラジル出身のケイリソンは、今どこにいるのでしょう?

 チャンピオンズ・リーグで活躍したネリー・カスティージョは、今どんな暮らしをしているのでしょうか?

 適切な給料、適切な移籍金であれば選手が未来を反故にされる危険性も少なくなり、解雇ではなく継続という選択肢が今よ
りも増える気がします。
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ライセンスか法人設立か、それが問題だ

2013-07-21 23:07:29 | 日記
 「ライセンス契約」

 この契約がブランドと消費者に対して与える影響力は、無視できないものがあります。

 例えば僕のスーパーでも、バルセロナとユナイテッドのライセンス製品であるショルダーバッグを販売していますが、逆に見れ
ばどこでも手に入る「安物」という見方をする方もいるでしょう。

 メガストアや専門店はともかく、流通を幅広く展開するためには商品の値下げも含めて、スーパーの店頭に並べるリスクを負う
必要があるのでしょう。

 ナイキが創業当時

 「ブルーリボン・スポーツ」

 と言う名前でオニツカタイガー、今のアシックスを販売する代理店だったことをどれくらいの方がご存知でしょうか?

 今やナイキの影響力は全世界規模に拡大し、本家アシックスからすれば最高のライバルと捉えてもおかしくないくらいの、多角
的戦略を行っています。

 つまり、ライセンス契約を結ぶことで

 「自社の知名度向上と信頼」

 を得る機会を、ナイキは最大限に活用したのです。

 現在では兼松繊維がイタリアの老舗、ロットとライセンス契約を結んでおり、双方が満足のいく契約となっています。

 逆にライセンス契約を終了し、日本に法人を設立したブランドもあります。

 90年代中期デサントはアディダスの代理店であり、プーマもコサ・リーベルマンを窓口にしていましたが、今はそれぞれアディ
ダス・ジャパンとプーマ・ジャパンが販促を行っています。

 コンバースも月星、フィラがカネボウという体裁でしたが、恐らく今は法人設立の方が資金と時間を無駄なく使えるようになって
いるのでしょうか。

 今後日本で展開するスポーツ・ブランドがどのような形で販売経路を得るのか、注目したいところです。

 
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選手と契約ブランドの関係を探る

2013-07-21 22:57:17 | 日記
 もし皆さんのお手元に2006年当時の専門誌があるならば、リオネル・メッシとティエリ・アンリがそれぞれナイキの靴
を履いている事を訝しげに思うでしょう。

 同時に中田英寿がナイキ、フランチェスコ・トッティがディアドラを愛用していることに、時に流れを感じるかもしれませ
ん。

 選手がブランドを指名するのか。
 ブランドが選手を指名するのか。

 先日バイエルン・ミュンヘンの入団会見でマリオ・ゲッツェがナイキのTシャツを着て臨んだことに対して、アディダスが
相当不愉快な気分を味わう形になりました。

 個人スポンサーよりもクラブ・スポンサー。

 入団会見ではごく当たり前の約束事を、どうしてゲッツェが守らなかったのか、僕にはさっぱりわかりかねますが、それく
らいブランドが選手、クラブと契約することは大変なんですね。

 人間には2種類の感情があり、それは

 1・皆と同じでありたいと思う気持ち
 2・皆と異なった選択でも構わないと思う気持ち

 になります。

 例えば周囲がプーマやアシックスという大手を選択する中で、自分はアドラーやウォリアー、アンダーアーマーなど別の視
点でスパイクを選ぶ。

 こんな姿勢があっても良いはずです。

 今ランニングが非常に盛んですが、サッカニーやブルックスの愛用者はさほど多くないと思いますが、品質に問題があるわけ
ではなく、単に選択の問題と言えます。

 サッカー解説者、そして実況の方は選手のスパイクの色、デザインを参考にして見極める事があると聞きます。

 「本田は紫色のミズノを履いている」
 「香川はアディダスと契約していたな。」

 海外の記者たちも案外足下を注視しているかもしれません。

 それは日本人が基本黒髪で判別がしにくいと言う面もあるでしょうし、用具に関しては各ブランドが様々な形で開発していま
すから、その進化を探る楽しみもあります。
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改めて考えるサッカー選手のプライバシー

2013-07-21 00:16:03 | 日記
 内田篤人が「嵐にしやがれ」に2度目の出演を果たしました。

 代表戦では女性ファンの多くが彼の動きを注視しているようですが、実際の内田は秘めた思いを胸に留めておくことが
多いそうで、はにかむ彼の表情も又魅力なのでしょう。

 男なら誰だって

 「人生1度は女から歓声を浴びたい物だ!」

 と思うでしょうし、それは僕も変わりません。

 一方で選手が恋人を歩いていると、すぐにパパラッチが動いてスクープ合戦を開始しますが、今選手の敵はメディアだ
けではありません。

 そう、携帯電話とツイッターを駆使する一般人です。

 僕はツイッターを使ったことはありませんし、使用したいとも思いません。

 中にはどうしてそういう考えが浮かんだのかはわかりませんが、俳優になりすました輩がウソの情報を発信する、もしく
はホテルや店の従業員が、面白おかしくツイッターで書き立てる騒動も目立ってきました。

 稲本潤一が妻の田中美保とまだ交際中の頃、ふたりがお揃いで来店したことを従業員が勝手に公表してしまい、大問題に
なったことがありましたね。

 普通従業員研修で与えられる項目は

 「挨拶の仕方と適切なレジの打ち方」
 「お客様のご案内方法と贈り物の承り方」

 など、店頭業務が中心なのですが、今後はサッカー選手を含むアスリート、俳優など著名人が訪れた際の応対という項目
が追加されるのでしょうか。

 メディアがスクープを追及するのは、他社を蹴落とすためと金を得る為です。

 しかし一般人は金ではなく、むしろ自分の好奇心を防ぎきれない、今の気持ちを誰かに伝えたいという興奮から発信して
いると思われます。

 一度大きく息を吸って、落着きを得た方が良いでしょうし、こんなことで両者が揉めても仕方がありませんから。
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