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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Cリーグを僕たちは羨むべきか

2013-07-05 21:38:36 | 日記
 お金を弾んで獲得した外国籍選手と指揮官が、いずれも悪態をつきながら欧州へ舞い戻ってゆくCリーグの姿を見ると、
地味でもJの素晴らしさが見えてきます。

 「日本が恋しくて仕方が無かったよ。」

 そう答えてくれたのはエスパルスのバレーであり、ヴァンフォーレを経てアントラーズに加入したダヴィもそうですね。

 ダヴィは移籍当初、どう贔屓目にみてもオーバーウエイトであり、関係者をやきもきさせたと聞きましたが、今では彼
が加入してくれたことを有難いと感じるファンの方が多いと思います。

 中国はオーナーが資本注入で一種の

 「成り上がり」

 のような形でクラブの価値を上昇させようとします。

 その一方で中国は国土は広い為、ヴェトナム国境に近い広州、首都の北京、そして上海や瀋陽など都市に応じてサッカー
に取り組む熱、ファンが好むスタイルに隔たりがあるそうです。

 サッカー批評で宇都宮徹壱氏が取材したCリーグに関する記事を読むと、この地域性が中国代表にも足かせになっている
印象を受けます。

 カマーチョも中国から去る形になりましたしね。

 米国スポーツで用いられるフランチャイズは、どこか利益を追求することを念頭に置いている感があり、実際バスケットで
は移転した後に新しい土地で熱心な応援が得られる例があります。

 オクラホマシティ・サンダーはシアトル・スーパーソニックスという名前でシアトルに本拠地を構えていましたが、スタジ
アム問題を含めて埒があかず、オクラホマを新しい本拠地に選定したのです。

 確かに降格はどのクラブも避けたいものです。

 しかし逆に言えば

 「君は下でやり直してきなさい」

 と告げられただけであり、クラブの膿を吐きだすことで財政の健全化と新規スポンサーの獲得があり得るかもしれません。

 どの世界でも富裕層はごくわずかで、残りは毎日汗を流すことで生きているわけですから。

 
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FIFA,カメルーンサッカー協会にお灸をすえる

2013-07-05 19:16:02 | 日記
 昨日FIFAがカメルーンサッカー協会に対し、暫定的ではありますが資格停止処分を下しました。

 同国政府の介入が理由とされ、詳しい内容は専門サイト「ゴール」に掲載されています。

 カメルーン代表は幾度も日本に遠征し、親善試合をおこなっていますしサミュエル・エトー、パトリック・エムボマは日本
のファンにもお馴染みです。

 その一方でエトーは杜撰なサッカー協会のやり方に幾度となく異議を唱えており、身辺にボディガードを配置していること
を告白しています。

 2010年ワールドカップ、協会のマネージメントとル・グエンとの諍いがなければ、日本代表は勝ち点3を奪えなかった
ように思えます。

 「不屈のライオン」

 の名前が看板倒れになっているのは残念ですが。

 日本の森永製菓は自社の生産するチョコレートの売り上げで、ガーナとカメルーンを支援しています。

 そのキャンペーン名は

 「1チョコ For 1スマイル」

 というもので、NPO法人のプランジャパンとエースを通じて、両国の子供たちのために役立てられています。

 この運動の内容は僕が購入した「カレ・ド・ショコラ」に封入していたしおりに記されており、皆さんも購入すれば集まった
寄付金の額がすぐにわかります。

 ロッテ、明治製菓も同じように地域社会貢献を行っており、後者のフォレスト・アグリーに関する支援は、ブラジルの熱帯雨
林を含む土壌整備に費やされています。

 ブラジルにしてもこの両国にしても、サッカーが盛んであることが共通ですが、どこかマネージメントで不備があるようです
ね。

 日本が支援していることは僕にとって大きな喜びですが、現地の方がどのように思っているかも聞いてみたいですし、カメル
ーンの解除が一日でも早く解けることを希望します。
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役者に見られるハマリ役、サッカーではどうか

2013-07-05 19:05:33 | 日記
 役者ならば「ハマリ役」を持ちたいと思う反面、演技を重ねていくうちに演じた人物と自分自身が合致して、周囲から認め
られることもあるでしょう。

 今最も観客動員があるであろう映画「真夏の方程式」

 福山雅治さんがテレビ・ドラマ「ガリレオ」で湯川学を演じ、そしてその風貌と言葉遣いはファンの多くが認知しています。

 「実に面白い」

 という湯川が放つ台詞を福山さんが呟くことも、既に劇中では決め台詞になっていますし、時代劇の水戸黄門で言えば、葵
の印籠と同じ効果があるわけです。

 サッカーでもこのハマリ役はありますね。

 その代表格が先日代表キャップ100に到達したアンドレア・ピルロです。

 レジスタとしてこれほど優れた人材、今後現れることは無いかもしれませんし、ヴェラッティもピルロと比較されるのは嫌
でしょうから。

 バッジョの後継者と目された彼は、本家同様体の線が細い上にインテルで常に控えに回ることでさえ共通点になっていた過
去があります。

 レッジアーナでもブレシアのいずれでも活躍ができたのは、ロベルト・バローニオという友人の存在の他に、選手層が薄い
という例がありました。
 
 「私をレジスタで使ってください!」

 彼がミラン時代、アンチェロッティに直談判したことも有名ですが、指揮官が聞く耳を持つ人物であったことも大きかった
ですね。

 これがリッピならば

 「何を言っている」

 とすぐさま断ったような印象を抱くためです。

 アントニオ・コンテ就任以前にユヴェントス移籍が確定していたピルロを、新監督は無下に扱うこともなく3-3-2-2
を導き出して軸に添えました。

 2006年アズーリが世界王者に輝いて一番得をしたのは、ピルロのコンバートが成功した時点で監督であったリッピのよ
うに思えるのです。
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チェルシーと長野パルセイロ、愛する指揮官の帰還

2013-07-05 00:32:53 | 日記
 「今日の私はハッピー・ワン」

 レアル時代とは打って変わり、その柔和なの表情でチェルシーでの記者会見に臨んだジョゼ・モウリーニョですが、周辺に
漂う空気は2004年の夏と何ら変わらないのでしょうか。

 あの夏、スタンフォード・ブリッジに降り立ったポルトガル人は少なくとも3人いました。

 リカルド・カルバーリョ、パウロ・フェレイラ、そしてスペシャル・ワン

 この中で今でもチェルシーから望まれているのは後者のみですが、少なくとも彼がモイーズのようにひとつの椅子に長時間
掛けているわけではないことを招致して再招聘したのか。

 この点はよくよく留意せねばなりません。

 実は7月13日、長野パルセイロもチェルシーと同様の形が生まれます。

 FC琉球が南長野にやってくるためで、小湊コーチとDFの寺田、そして薩川監督がビジターとしてベンチから戦況を見守
ルカたちになります。

 観戦したいのはやまやまですが、当日はどうしても仕事に参加しなくてはいけないため、休日申請を行うことはありません
でした。

 観戦する方は敵陣に座る小湊さんと薩川氏に注目して欲しいと思います。

 モウリーニョがインテルの監督としてスタンフォード・ブリッジに帰還した際、チェルシー・ファンは何の苛立ちを見せる
ことなく、彼への敬慕を現しました。

 レアル在籍時も彼の脳裏から、ファンの拍手が消えることはなかったのでしょう。

 アレックス・ファーガソン退団時にモイーズと共に後任監督として名指しされた際も、彼の腹は既にマンチェスターではなく
ロンドンに戻ることを決めていたように感じます。

 パルセイロファンが薩川監督に拍手でこたえるのか、それとも異なる形で迎えるのかはわかりません。

 しかし観客動員という形でははっきりとした形で見える事でしょう。
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