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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

外見上の数字に騙されない為に

2013-07-22 01:51:28 | 日記
 3-3の引き分けに終わった中国戦の映像をダイジェストで見てみました。

 最終ラインはやはり2日だけの練習では、お互いの意図と特徴を掴むには短すぎたのでしょう。 

 ザッケローニ監督は工藤、原口、そして齋藤を途中出場で起用しましたが、1トップに豊田を置いて彼をターゲットマン
としてボールを預けても良かったと思います。

 豊田にボールを預け彼が中国代表の最終ラインを牽制している間に、日本は改めてラインの整理と押上げができたと感じ
た為です。

 ニュースでは

 「柿谷が1ゴール、1アシストと結果を残しました。」

 と伝えました。

 中国が世界ランク100位という随分下に位置することを踏まえても、それはやはり素晴らしい事ですし、工藤も柿と同
様にこの中国戦が初めてのA代表と言う点を踏まえても同様ですね。

 ただ逆に言いますと、この

 「数字マジック」

 は僕たち読む側が相当注意しなくてはいけません。

 例えばFWがどんな形でゴールを奪っても1ゴールは1ゴールです。

 しかしそのシュートが自分で放ったものなのか、相手DFとの駆け引きで生まれたものなのか、それともリバウンドを首
尾よく詰めて押し込んだものなのか。

 その内容は吟味せねばなりません。

 また2部降格のクラブからゴールを奪うよりも、ダービーや首位攻防戦で奪うゴールの方が、同じ1ゴールでもその重み
が全く異なります。

 現役時代イタリア代表のモンテッラがローマ・ダービーで頗る活躍し、オリンピコのローマファンから喝采を受けたのも、

 「ダービーでの勝利は絶対!」

 という不文律に忠実であったためです。

 柿谷も工藤もゴールを得たことは本当に良かった出来事です。

 そして今後はより強敵と戦った際に価値あるゴールを奪い、自身の価値も同様に引き揚げなくてはいけませんし、特に後
者はレイソルがアジア王者に輝くには、その存在が不可欠ですから。
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